ガーデニングの夢は未だにくすぶったまま、と前の記事で書きました。
初孫のR君が生まれる前に突然思い立ち、庭のリフォームに取り掛かったのは二十年前の事。
緑と草花に囲まれた庭のテラスで、孫に絵本を読んで上げる。
そんな夢を描いた私です。
そのために素敵なガーデンチェアーとテーブルを置きましょう。
その前に目隠しになるトレリスも据えましょう。
私の手は、庭の図面を描くことに夢中になりました。
予算は、はじめ100万のつもりでしたが、夢がどんどん大きくなり、その額を遥かにオーバー。
私の気持ちが定まらないので、営業の方の判断で、工事が途中でストップ。
一月後からまた再開する、といった事もありました。
スケールはまるで違いましたが、マイホームの図面を描いた時と似た情熱が限りなく湧いてきたものです。
マイホームは、その図面を描き終わるのに3年くらいかかりましたけれど。
そのために、住宅雑誌は恐らく50冊くらい目を通したと思います。
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日中は家族みんな出かけて一人ぼっちになるので、家事室を少し広くした自分の部屋が欲しいと思い、
この部屋の図面を描きました。
これは大成功。ひとり暮らしの今、私が寂しさを感じないで暮らせるのは、この部屋のお陰です。
マイホームの施工に当たっては、娘達の中学受験が終わるまでは取り掛からない、が私の固い決意でした。
アメリカから帰国後のその数年間は、私には恵の期間。
熟慮できたからです。
最初は、住宅会社任せの所もありましたから。
将来、親を引き取った時、介護がしやすいように和室を隣に設置しました。
これも大正解でした。
介護用のベッドは、見える畳の所に置き、炊事をしながらいつでも母に声をかけることができました。
自分の気持ちは、月日が経過するにつれどんどん変化していきます。
マイホーム建築の時は、焦って安易に決めない方が、絶対にいいと思います。
私は二度契約を解除し、最後に決心したことは、自分の家なのだから人任せにするのは止そう。
自分が暮らしやすい家は、自分が一番よく分かっているはず。
そう思い、住宅会社の方から手渡された方眼の設計用紙百枚に、毎日自分の夢を追って、マイホームの図面を描き続けました。
その図面を、大手の施工会社の若手の優秀な設計士さんに見せたところ、とても感心され、
「素晴らしい図面です。このまま建てましょう」
とおっしゃって下さり、出来上がったのが今の家です。
「僕が考えたのは、屋根のかけ方と窓の大きさ位ですよ」
と後で言われました。
とはいっても、渋谷展示場のモデルハウスを設計されたYさんと、営業マンのIさんの温かなお人柄に支えられての、私のマイホームづくりでした。
今でも、設計士さんとは、年賀状の交換をしています。
ガーデニングがテーマの記事のはずでしたのに、すっかり脱線してしまいました。
また続く、とさせていただきますね。
次回では、最近購入予約した、ちょっと贅沢なガーデニング用品をご紹介いたします。
イギリスからの輸入品ですので、日本に到着するのはもう少し先。
ひと月近く迷い、購入を決意した物です。
とてもとても楽しみにしていますが・・・。
我が家の庭に調和してくれるのかが、少し不安。
でも、首を長くして心待ちにしています。
前の記事で虎屋の最中をご紹介したところ、数名の方が他の詰め合わせの物をお買い求めくださいました。
とても私は参考になりました。
娘達の嫁ぎ先への年始のご挨拶は、これにしようかしら。
PVポイントのみ参加しています.
お立ち寄りくださいまして、本当にありがとうございました。