男澤惠一・家系と先祖のBLOG

「先祖を知れば未来が見える」著者、日本家系調査会の男澤惠一が読者様の幸福を願って書いております。

家系譜新聞5月号 特集:家系譜の癒し効果

2024年04月29日 | 家系鑑定とアドバイスなど
医療で用いられる家系図
医療で用いられる家系図をジェノグラムといいます。普通の家系図と違うところは、受け入れる関係を二重線で、反発する関係を並線で描きます。
父方、母方をジェノグラムに書き出してみると、家系に流れる歿年齢の傾向や、親子関係の連鎖、性格や病気の遺伝的傾向などが良くわかります。
それらを理解することで、発症予防にもつながり、疾患の正しい理解ができるようになります。実際の医療の現場では、精神病や癌の予防などにもつながっています。

昔のことを思い出すと脳が活性化
 昔のことを思い出して懐かしさに浸ることは、誰でも多少はあると思います。思い出にはネガティブなものも有りますが、人間の脳には忘却機能のようなものが有って、嫌な思い出とか、苦しい思い出はフィルターにかけられるように、消えてなくなる傾向があるようです。たしかに、「昔は良かった」と思うことが多いと思います。
 ですから、昔のことを思い出すのは、決して後ろ向きなことではないのです。脳医学の瀧靖之さんという人も語っていますが、「脳の健康を維持するさまざまな効果があることがわかってきました」といいます。
「新しいことを知りたい、学びたい」という知的好奇心もありますが、昔のことを思い出すことも脳のさまざまな領域を使うため、かなりの刺激になるようです。
まず、過去を懐かしく思い返すことで得られる効果のひとつが「ストレス解消」です。理屈抜きに楽しい、幸せと思う感情は「主観的幸福感」と呼ばれていますが、脳にも心身にもよい影響を与えてくれます。この主観的幸福感が高くなるほど心身へのストレスレベルが下がり、生活習慣病のリスク低減につながるそうです。
さらに脳の中でも中枢機能の海馬の神経細胞が新たに生まれる「神経新生」を促し、脳を健康に保つことを裏付ける研究も多く報告されています。

懐かしさが脳に与える効果
ストレスが和らぎ、気分転換ができる。
幸福感が高まり、脳の健康が維持できる。
未来の自分に対してポジティブになれる。

家系譜ヒーリング
 家系譜は最高の癒し(ヒーリング)につながるといいます。家系譜を通して、親や先祖の存在はもちろんの事、昔、面倒を見てもらったこと、かけてくれたあたたかい言葉、思い出に残るものを頂いたことなど、昔のことが回想され、あたたかい気持ちにしてくれます。家系譜は親から子に代々伝わるか愛の記録といっても良いでしょう。
そのような家系譜を見て育った子供たちは、家系を守ってきた親や先祖の存在を知り、「この名字を大事にしよう」とか「家系に恥じない生き方をしよう」と、人生をプラス的に見つめるようになるでしょう。
 最近、家系譜を作られたお客様から感謝のお手紙が寄せられてきました。「家出した娘が帰ってきた」とか「息子に嫁が来るようになった」等など。
それは、家系譜を通して、作られたお客様の気持ちに変化が有り、その気持ちの変化が引き寄せた結果ではないかと思います。

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