男澤惠一・家系と先祖のBLOG

「先祖を知れば未来が見える」著者、日本家系調査会の男澤惠一が読者様の幸福を願って書いております。

苗字の地域性

2012年09月30日 | この名字のルーツは?
苗字の分布は地域性が強く出ます。

東日本と北海道は佐藤さん。

関東から静岡、愛知までは鈴木さん。

西日本は田中さん、山本さん。

県別に言うと群馬と愛媛が高橋さん。

佐賀と長崎が山口さん。

青森は工藤さん。

山梨は渡辺さん。

長野は小林さん。

岐阜は加藤さん。

三重は伊藤さん。

香川は大西さん。

宮崎は黒木さん。

鹿児島は中村さん。

沖縄は比嘉さん。

推理小説を読んだり映画を見たりすることが好きですが、出てくる登場人物の苗字に注目してしまいます。職業病みたいなものですね。

「○○市に、そんな苗字は無いよ!」と思うと急に冷めてしまうことがあります。

作家も一流になるとそのへんをよく心得ています。細部の細部まで手を抜きません。

さすが、よく研究しているなあ、気の入れ方が違うなあと思い、時々プロ魂に感動します。

その県や市らしい苗字がよく出てくると、リアリティーな世界に引き込んでくれます。

日本家系調査会
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秋のお彼岸が終わって

2012年09月29日 | 家系鑑定とアドバイスなど
秋のお彼岸が過ぎましたが、今年はしっかりとお墓参りができましたか?

私の実家は栃木市ですが、例年より彼岸花が少なく寂しい雰囲気でした。

田んぼの土手に真っ赤な彼岸花を見る頃になると、しみじみ「お彼岸だなぁ」と思うのです。

今年は少ないのは暑すぎた天候のせいでしょうか?

ところで、お盆やお彼岸になると先祖供養のために実家に帰ったり、お墓参りに行ったりしますが、お盆とお彼岸の供養はもともとは無縁仏の供養のためのものです。

私たちの先祖は無縁仏ではありませんので、お盆とお彼岸だけ供養するのは、先祖にたいへん失礼なことです。(全くしないよりは、ましですが)

生きた家族に挨拶したり、交流するのと同じくらいの基準が本来の基準です。

お墓との距離にもよりますが、最低月一回くらいはお墓参りしたいものです。

父方だけではだめですよ。父方も母方も、妻方も行きましょう。(あまりにも遠すぎると行きたくても行けませんが・・・)

家系譜があればいつでも何処にいても先祖に思いを向けることができます。

日本家系調査会
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小郷さん

2012年09月28日 | この名字のルーツは?
苗字を研究しているとホントに面白い。

珍しい苗字の人に出会うとご馳走に肖ったように嬉しいのです。

家系の歴史性、苗字の地域性など、日本地図が浮かんできて私の心はディープな世界に入り込む。時を越えて思いが駆け巡る。

昔、「時をかける少女」という薬師丸ひろ子さん主演の映画(リメイク版もあった)があったが、「時をかけるおっさん」では絵になりませんね。

はたから見るとへんなおじさんです。他人の家の表札を見るのが大好きですから。(笑)

小郷(おごう)さんという人とネットオークションで出会いました。このへん(関東)ではまったく見かけない苗字です。

やっぱり!岡山県の方でした。この苗字の方は倉敷市に集住しているのです。

日本家系調査会
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占いのわな 悪い時期の発想の仕方

2012年09月27日 | 夢占い、ジンクスなど
占いの凝る人は少なくありません。

占いに対して「当たるも八卦、当たらぬも八卦」的な考えや半信半疑の状態であれば、はまる事はありませんが、かなり深く学んでくると、的中することがだんだんわかるようになります。

特に四柱推命では、過去の自分に起こった事象に対して照らし合わせてみると、命運が正しく示されていることを理解します。

そうすると、占いをしてから動かないと不安になる人もいます。

良くない状況が起こると、なんでも運気のせいにしてしまう。運気が悪いときははじめからあきらめてかかる人も出てきます。

だんだんエスカレートしてくると弊害も考えられますね。

自分は結婚運が悪いからということで結婚をあきらめてしまって、結婚ができないなら愛人でいたいと不倫を正当化しているような女性がいました。

これでは逆効果といいましょうか、こういう発想では占いが人生にプラスにはなりません。

自分の意思や決断、決意というもので、たとえ悪い運気のときでも努力次第で改善されることが多いのです。

小さな努力でもうまくいくときもあれば、そうとうな努力をしてもあまり良い結果が出ないときもあるので、たしかに運気に左右される一面はおおいにありますが、あくまで「運気を切り開いていくのは自分である」という強さを持たなければなりません。

がんじがらめにならないように気をつけましょう。

今の時期はだめだと思うと、悪い運気を引き寄せてしまうことがあります。

この「引き寄せ」が怖いのです。占いに凝る人のわなです。

ですから、たとえ今の時期の運気が下がっていても、目の前に起こる事象に対して「今は下がっている時期だけど、これから後はあがるしかないんだ」と思い、未来に希望をつなぐような発想が必要です。

逆に運気の良いときは有頂天になる人もいます。

しかし、「調子の良いときは普通ではない。当たり前ではない。」と自分に言い聞かせなければなりません。

最高のときは、下がる道しかないからです。

一喜一憂しないことです。

調子の良い時期は苦しかった時期を思い出し、その土台があるから今があると思い、苦しい時期は落胆せず未来に希望をつなぎ、今やれることを着実にこなしていくことです。その積み重ねがあれば自信も出てくるでしょう。

日本家系調査会





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長男がいるのに婿養子を取る家系 その2

2012年09月25日 | 家系鑑定とアドバイスなど
先回に引き続いて、長男がいるのに婿養子を取る家系の話ですが、今日はネガティブ面ではなく、プラス面をお話いたします。

なぜそうしたか?理由があったからです。流通業者、一流百貨店、財閥と呼ばれるような家系は、あえて婿養子を取ったのです。

そういう家系に生まれた長男はボンボンで、苛烈なビジネス競争に生き残れる器がないケースが多いのです。

そこで、たたき上げてノウハウの全てを把握して番頭となった人を、婿としてビジネスの跡継ぎにしたわけです。

親は息子を選ぶことはできませんが、婿は選ぶことができます。

優秀な婿を選ぶことができたので、外から良い遺伝子を取り入れることができた結果、二百年も三百年も続くことができたわけです。

そういう婿さんは、ただ能力があるだけではなく、その家の両親にも親戚にも気配りができる人でなければならなかったため、結果としてお客様に対しても気配りやもてなしができる企業として発展する要素があったといえます。

時より、優秀な家系から婿を取ることが、弱りかけた家系を立て直す方法でもあるわけです。(良い嫁を迎えることで家系を発展させるケースも多く見受けます)

日本家系調査会
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不死川さん

2012年09月24日 | この名字のルーツは?
不死川さんという苗字がある。不死鳥みたいだけれど、藤川から来ているようです。

数はきわめて稀少。出自不詳。現在、大阪府羽曳野市と奈良県北葛城郡に見受けます。
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霊能者について思うこと

2012年09月23日 | 家系鑑定とアドバイスなど
霊的な先祖の影響があるかどうかという質問を時々受けます。つい先日もありました。

目に見えないことだけに信じる人もいれば、完全に否定してしょっぱなから馬鹿にする人もいます。そういう人は科学万能主義者ですかね。

科学万能主義などという言葉はとっくに死語になっていますが、「科学的」とは実験主義の中から培われてきたものだから、実験で証明できないものは全て否定する訳です。(もっとも今日、私たちが学校で学んでいる科学は400年以上も前の古い科学を押し付けられています。今日の科学はもっとスピリッチュアルな世界にまで入り込んでいます。時々テレビに登場し、ムキになって霊界を否定する某大学教授を見ていると滑稽というより哀れです。)

私はどっちかと聞かれたら、信じるというより、信じる信じないという段階を越えて実在すると思うほうです。

なぜかというと、実際に経験をしているからです。

なにかの霊的なものと思われる体験をしても、科学的な説明や解釈ができるものは、私は科学的解釈のほうを取ります。

しかし、どのように考えても、そういう解釈ができないことを何度も経験しています。

霊能者とか霊媒などと言いますが、そういう人が知り合いにいます。

私はもともは無神論の唯物思想者で、おまけに疑り深い性格なのですが、どうしても、こういう人たちがインチキと思わえないことを何度も経験しています。

しかし、聞いているとたまに変なことも言います。

言っていることが、客観的歴史の事実と時代が合わないことや、矛盾すると明らかに思えることもあります。

7代前の先祖が自分は戦国武将だと言ってきたこともありました。(嘘をつけ!)

「わたしは武者小路」というから、「武者小路・・・誰ですか?下の名前を教えてください。」と聞いたら、実篤ではなく「タネアツ」と聞いたときには、さすがにこけました。コテっ。(笑)

だからといって全て間違いだ、インチキだとは思いません。

霊界からのメッセージには雑音も入りませす。ラジオと同じです。

偽って邪魔に入る者もいます。

オレオレ詐欺みたいに嘘をつく者もいます。

つまり、この世と同じだということです。

真実を語る人もいれば、嘘しか言わない人もいるわけです。

では、それを見極めるにはどうしたらよいか?

結論は・・・難しいと言っておいたほうが正直かもしれません。

ゲストさんの中には、霊能者にこのように言われたと、全て鵜呑みにしている人をよく見かけます。

たしかに会ったこともない先祖のことなので、事実を確認することもできないわけです。

霊能者の啓示には雑音も妨害電波も入りますので、客観的事実、歴史的事実等と照らし合わせ、科学的解釈も十分にしながら参考にすることが大事ですね。相手の霊能者がどんなに教養のある人でも・・・。

家系に出てくる法則や原則等は、多くのデータからまとめた統計学的事実です。完全に100%その通りにならないまでも、それに限りなく近い客観的データがあれば、かなり參考になります。

日本家系調査会



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嫁に嫁としての自覚がない

2012年09月22日 | 家系鑑定とアドバイスなど
こういう相談が最近多くありました。(その日に相談に来る人は皆、だいたい同じ問題を抱えています。その日の運気に合った人がきます)

長男の嫁が嫁としての自覚が乏しいといった相談です。

例えば、舅姑とうまくやっていこうという気持ちがない。限りなくマイペース。

子供たちをおじいちゃんやおばあちゃんにつなごうとしない。避けている。

夫の親戚との付き合いをしない。

それとは反対に実家には入り浸りになっている。

嫁ぎ先の墓には行かないのに実家の墓参りはよく行く。

だいたいこういう話が多いでしょうか。

いろいろなケースはありますが、多いのは、嫁の実家が絶家になりそうな家系です。

長女で(長女でなくても)跡継ぎの立場であったのに嫁に来てしまった。姉妹皆、嫁に行ってしまって実家に両親を残しているといったケースです。

実家の両親が子離れしていないことが多いようです。

娘を嫁に出したなら、嫁ぎ先の人になったのだから嫁としてしっかり振舞うように教育しなければならないのが本来の両親の立場です。

残念ながらわかっていません。本来の両親の役割を全うしていないのです。

自分がさみしいものだから、実家に引っ張り、一緒になって嫁ぎ先の批判に調子を合わせている親たちがいます。

孫まで引っ張って跡継ぎにでもしてしまうような勢いです。

でもこんなことをさせていると、子供たちの運気が下がる一方です。お互いの家系のためによくありません!しかし当人たちはそんなこと、全くわかっていません。

長男がしっかりしていればなんとかなるでしょうが、大体、こういう家系の長男は青菜に塩をかけたようにヘナっとした長男で頼りになりません。その分、めっぽう嫁が強すぎるから全く太刀打ちできません。

代々、男子が弱わ~い家系の特徴ですね。

こういう家系の対応策は、当家の供養ももちろんですが嫁の実家の供養も大事ですね。

もともと、長男と長女(跡継ぎの立場)の結婚は最悪な結婚ですから、避けられるのでしたら避けるべきです。

避けられない、或いは手遅れの場合は嫁の実家を一生懸命に供養するしかありません。

それを血が繋がっていない長男や親たちがするのです。

自分の先祖以上に嫁の実家の先祖を大切にし、先祖を見方に付けるくらいに供養して上げるのです。

「そこまでしてくれるのですね。」と嫁の実家の先祖に感謝されるくらいにならなければなりません。

子供たちのこれからの運気がかかっています。

嫁を引っ張ってしまう実家の両親はさみしいからそんなことをしてしまうのですが、実はその両親の姿が先祖の姿そのものなのです。

絶家するような家系の先祖は供養させているはずがありません。

されていないから絶家になってしまったのです。

だから、嫁の実家のために考えてあげなければなりません。

一番の理想は、長男に何人か子供がいるならば、そのうちの一人は将来的には嫁の実家の跡継ぎにすることです。

日本家系調査会
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結婚したがらない長男

2012年09月21日 | 家系鑑定とアドバイスなど
今日は、結婚したがらない長男(男兄弟がいない場合は長女)というケースです。

近頃では、結婚に理想を置かない人たちが増えているようです。

朝の某番組が2日連続(?)で、同棲はお洒落な男女のかたちと主張する番組を放送していました。

これに対して賛否を云々するつもりはありませんが、責任を持たない立場で男女間の愛を楽しむ傾向にあるのかなぁと思いました。(いやならすぐ別れることは、余計なしがらみがないので簡単です)

しかし結婚となるとそうはいきませんね。

法的にも経済的にも責任が伴い、子供の養育義務、親たちとの関係、冠婚葬祭をはじめとして親戚との付き合い、地域との関係など・・・結婚はとても「重い」のです。

だから、結婚したくない。

結婚しても子供は欲しくない。

子供がいても一人でいい。

・・・というようなことになれば、家系も国も滅んでしまいますね。

こういう家系は先祖にいろいろありそうです。

先ず、もともと夫婦間の情の関係が薄い傾向にあることが考えられます。

親たちの夫婦関係が希薄なら息子は結婚に希望を感じません。

自分たちの姿を見られて「結婚してもなぁ~。たいしたことないよなぁ~。親たちを見ると結婚なんて希望ねぇよなぁ~。」と思われたら先ずダメですね。

息子が歳とともに周りがどんどん結婚していくので、少しずつその気になっても、「何が何でも」とはなりません。

「まぁ、世間体もあるし結婚しないよりはしたほうがいいんだろうなぁ~」という程度では、その息子に魅力を感じて一生を委ねたいと思う女性がいるでしょうか?

親たちが今になってあわてても、数十年の夫婦間の穴を埋めるのはたいへんです!!

実は、これも昨日、今日にこうなったのではなく、先祖代々からの傾向があります。(親たちの夫婦仲に特別、問題がなさそうである場合は、ほとんど先祖の問題ですね)

もともと先祖の夫婦間に穴があいているのです。

穴があいた理由は、ほとんどが離婚や再婚、あるいは不倫などで夫婦間に亀裂が生じています。

夫婦愛に絶望を味わった先祖がいて、子孫の遺伝子の中に受け継がれているのです。

比較的近い先祖にです!

月日の経つのは早いのです。ぼやぼやしているとあっという間に四十、五十になってしまいます。

親たちの十年、二十年よりも息子の十年、二十年は意味が違いますよ!!

歳だけは平等にとっていきます。

修正するにも時が重要です。

人間は草花とは違うのです。時が経てば花が咲き実が実るわけではありません。(人間には感情があるからです)

親たちの意識が一番問題ですよ。先ず、自分たちの関係を良くしなさいと言いたいですね。

良くするという基準はあなたが、今、思っているような基準ではないことだけは確かですよ。

親たちのカウンセリングを進めていく中で、息子が変わってきたということがほとんどです。

日本家系調査会

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長男がいるのに婿養子を取る家系

2012年09月20日 | 家系鑑定とアドバイスなど
これも最近の時代ではなく、数十年昔の時代に多いケースですが、長男がいるのに、なぜか婿養子を取るという家系です。

そのほとんどが、長男はいるが歳が若過ぎて兄弟の下のほうであるため、家庭の労働力としてはすぐには期待できないというケースです。

だから長女に婿を向かえて跡継ぎにさせるわけです。

長男が結婚すると分家をさせることも少なくありませんでした。

もうひとつのケースは、長男がもともと病弱や能力的に問題があるケースです。

親たちは長男に期待できないので、女子に婿をとって跡継ぎにするというケースです。

いずれにせよ長男が立ちにくい家系的特徴が、もともとあったと考えられます。(親たちの事情でこうなったというよりも)

「たまたまそうなった」と思う思考傾向では家系の流れをキャッチできません。物事にはすべて原因と結果があります。

このような家系の人たちを四柱推命でみると、「養」や「胎」などが出やすい傾向がほかの家系の人と比較して顕著です。

また、こういう家系は、父親と長男の仲がうまくいかないケースが多いです。(男子間に出てくる家系の課題)

なんとなく長男が外に出ていってしまうような傾向になりやすいです。

長男がいてもあまり期待できないかもしれません。

日本家系調査会

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