男澤惠一・家系と先祖のBLOG

「先祖を知れば未来が見える」著者、日本家系調査会の男澤惠一が読者様の幸福を願って書いております。

新井さん今井さん古井さん

2011年02月28日 | この名字のルーツは?
新しく土地を開墾し新居を構えたのが新井さん。今現在、居住していれば今井さん。

新井の地名で一番多いのが埼玉県。新井とともに新田の地名も多い。

新井さんは新田の開拓者だったわけだ。

新井さんは埼玉県下では8位にランキングし56,700人おられる。しかし、全国レベルではランキング100位。いかに埼玉県に多いかがわかる。

荒井、荒居を合わせると全国20万人以上となる。関東、中部、東北に多い。

古い住居が古井さんや古居さんだが、移動して今井さんや新井さんになったわけだ。

今井さんは全国約10万人。関西に比較的多い。

著名な新井さんのルーツは、清和源氏新田氏流。上野國新田郡新井村発祥。新井白石を出した。家紋は花菱。

岩代國(福島県)の荒井氏は桓武平氏、家紋は五三桐や釘抜紋。

今井氏のルーツは、信濃國筑摩郡今井村発祥で中原氏流。今井四郎兼平を出している。木曽四天王のひとり、木曽義仲に従った勇猛な武士である。家紋は片喰紋。

武蔵國児玉郡今井村発祥の族は児玉党で軍配団扇紋を用いる。

甲斐國西山梨郡山城村今井発祥の族は清和源氏武田氏流である。割菱紋を使っている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家相 家は大宇宙の中の小宇宙

2011年02月28日 | 夢占い、ジンクスなど
毎日の生活圏なので住む人の運勢を左右する。

三所三備が重要:三所とは湿気のある場所、不潔になる場所、陰気になる場所を示す。三備はトイレ、台所、井戸(水道)の三設備を示す。住む人の内外共の健康を左右する。

単純に言うと、家相で吉なのは長方形の形です。正方形は神社仏閣のみ吉。三角形は家相的には非常に悪い相です。

鬼門は表鬼門(男鬼門・北東)と裏鬼門(女鬼門・南西)があり、どちらも台所やトイレを嫌う方位です。北東は太陽が差し込まないので、暗くて湿気が多く悪い気が充満します。南西は逆に西日が照りつけ食べ物が腐りやすく臭気が立ち込めます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

美袋さん

2011年02月27日 | この名字のルーツは?
「みなぎ」さんだ。ミナギは御梛で霊木の生えている地の意味。

また、水が激しく流れるところの意味から。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

茗荷紋

2011年02月27日 | 家紋いろいろ
昨日会った人の実家もこの家紋だった。茗荷紋を用いる家系は少なくない。

最澄や空海らが、唐から持ち帰ったとき、加護してくれたと伝える、インドの摩多羅神の神紋で、摩多羅神を信仰した人たちが家紋にしたという説がある。

また茗荷は、神仏の加護、冥加に通じるので家紋として用いたという説がある。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家相学 起源

2011年02月26日 | 夢占い、ジンクスなど
家相の起源は、中国にある。紀元前21世紀頃、伏羲(ふっぎ)が易を創始したのが占いの始まりとされる。

中国は古代から最も占いや運命学に関心の深い国でした。

過去の出来事を整理し、そこに法則を発見し未来を予測する運命学を誕生させた。

国家にも取り入れられ、保護の下に運命学が発達してきた。

紀元前6世紀頃に孔子によって集大成された相学というものがあって、住居についての知識、いかに安全に快適に住みよい環境を作るかという内容が基本になっている。家相学の起源とされる。

日本に於ては、推古天皇の時代に伝来し聖徳太子も臣下に学ばせたと言われる。

はじめは、平安時代に宮廷建築に用いられ、平安京は家相学、地相学に基づいて作られたといわれる。

比叡山は京の北東に位置するのは、鬼門のおさえとして建立されていると言われる。

その後も、貴族や武士の家にも採用される。

桃山時代あたりから、家相学は日本的なものにアレンジされる。(つづく)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ソンディ・テストとは?

2011年02月26日 | 家系鑑定とアドバイスなど
ソンディ博士は、家系的な遺伝圏、遺伝趨性(結婚、職業、友人関係、疾患、死亡など)、先祖の欲求と先祖像、その自演などを測定し記号化する「ソンディ・テスト」を考案しました。

多くの精神科医や心理療法家によって精神診断法の一つとして用いられてきました。

テストの手順はパネルの中の八枚の人物の顔写真の中から、最も嫌いな(共感できない)顔を二枚選びます。

次に、八枚の中では、比較的共感できる顔を二枚選び、記録欄に記入していきます。これを第六組のパネルまでくり返し行います。

これによって適職、理想のパートナー、病気の傾向などが分かります。被験者は知らされていませんが、用いられている写真は、犯罪者、病人、精神的疾患を持つ人などを含めさまざまな人の写真を使います。

「類は友を呼ぶ」という言葉があるように、似たもの同士が引き合うわけですから、初めて見る顔写真に反応し何度行っても、はっきりとした傾向が現れます(実際の診断では何回か行った平均値を取ります)。自分の精神診断と先祖からどのような特質を受け継いだかが分かるようです。

私自身も当初、写真だけでどうして分かるのか、神秘主義のようで信憑性はあるのか、と思う節もありました。

しかし、実際にやってみると、あまりにも自分に当てはまる結果が出てくるので驚きます。

まさに、人の顔の好き嫌いは、無意識の中で先祖から受け継ぎ、先祖と同様な選択をしていると感じました。

ソンディ・テストと家系図を合わせて考察すると、自分という人間像を深く理解することが可能で、そこから自分の未来や運命が見えてくると思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リポット・ソンディ博士の奇妙な体験

2011年02月25日 | 家系鑑定とアドバイスなど
一九一六年のことです。ソンディ氏は軍医中尉をしていましたが、ある時期、ウィーン大学で当時の著名な心理学者の講義を熱心に聴講していました。

彼はじつは、休暇をもう少し伸ばしたいと内心で画策していました。なぜなら、彼はウィーンで初恋の女性に出会っていたからです。

彼女は、語学教師をしていた美しい人で、特にブロンドの髪が魅力的。

出身地はザクセン・アーリアンでした。二人はお互いに夢中になりました。

ソンディ中尉は、彼女と結婚したいので、もう少し休暇を伸ばしたかったのです。

ところ彼はある日、奇妙な夢を見ました。彼の異母兄について両親が語り合っている夢でした。異母兄とは、三〇年ほど前、やはり彼と同様にウィーン大学で医学を勉強していた人です。そして、彼と同じように、ブロンドの髪でザクセン・アーリアンの出身の、語学教師の女性を愛してしまいました。

その女性は、当時彼が結婚したいと願った女性と、不思議なことにまったく同じでした。

そして、彼の異母兄はその女性と結婚し、しかし、結局は国家試験を断念させられ、結婚は惨めな失敗に終わりました。

この話は、耳にしたことはあっても思い出すこともなく、過ごしてきた事件です。

次の日ソンディは、夢を思い出しているときに、急激にショックを受けました。

異母兄の運命を、じつは自分が反復しようとしているのだと気がついたのです。

彼は運命の反復を恐れました。そこで、彼は愛着を断ち切って連隊に戻り、後に自分の学問のテーマとして、この体験を追求したのです。

彼は、先祖の結婚相手とよく似た女性が現れ、その先祖と同様に結婚しようとしていたことに気がつきました。

しかし、それはどう考えたらよいのでしょう。

それは、ソンディ博士が後に説いた先述の「或る特定の祖先の欲求が(中略)その個人の運命を決定する」ということの表れだったのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アイデアは朝生れる

2011年02月25日 | 自己啓発と引き寄せ
提案制度のギネス?記録は松下電器のある社員。

件数がなんと一年間で3895件に及ぶ。

さすが、松下、主体的社員が多い。

毎日、他人より一時間早く出勤して工場内を見回すという努力をしている。

一日10件以上の改善があるということになる。

毎日毎日、同じ工場内で何も変わっていないのに、こんなに良く気がつくものだ。

気がつかない人は何年いても気がつかない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

組織依存型企業の効率

2011年02月24日 | 自己啓発と引き寄せ
一人で売り上げを1000万円立ていた社長が、4人を雇って5000万円の売り上げを立てられるかというと、それは奇跡に近い。

良くて3000万、下手をすると2000万にも届かない。

なぜそうなってしまうのか?

会社経営は簡単ではない。

会社に入ったという安心感、人を雇ったという根拠無き安心感がある。

人は組織に安住を求める。

月末になると自分の口座に、何があっても給料が振り込まれると思っている。

会社の為に頑張ったのだから、給料を貰うのが当然と思っている。

自分よりも実績を出さない人が同じ額の給料を貰っていると不満に思う。

会社の事情がどうであれ・・・。

「これだけ社員がいるのだから、大丈夫だろう。」「誰かが頑張るだろう。」

しかし、これらの思いは、まずい事に本人の自覚が無い。一生懸命頑張っていると思っていることが多い。ほとんどの人がそうだ。

無意識の「組織依存意識」。寄らば大樹の影。これは人間の本質だ。

ビジネス意識のある人はちょっと違う。

頑張ったことを評価して欲しいとは思っていない。

残業しようがしまいが、結果が一番と思っている。

結果を出さなかったら、来月、社員でいるとは思っていない。

烏合の衆を雇っても仕方が無い。

会社に無くてはならない人、いてもいなくてもよい人、いてはならない人の比率が、2:6:2といわれる。

トップの2割の人で会社が持ちこたえている。

それでは、このトップの2割だけ残して、会社を再編成しても、その2割の中からいつの間にか、2:6:2に分かれてしまう。

これは法則なのか?

こういう問題を克服できれば会社が伸びる。

完全歩合制の会社もある。

そういう企業でも同じ悩みを抱えている。

「飴とムチ」「実績と報酬」というやり方を資本主義がはじまって以来、やってきたが、人のモチベーションを高めることに限界がある。

報酬が多ければ頑張ると考えがちだが、報酬を高く設定しすぎても、モチベーションが下がることが実験で証明されている。

高くすると、それに感覚が麻痺して、より高い報酬を与えられないと動かなくなる。

麻薬みたいなものだ。

計算高くなるとやる気が減退するのが早いのだ。

報酬以外のことにモチベーションを高める「何か」が必要だ。

ボランティア団体の中には無報酬にも関わらず伸びている団体が多い。

無報酬で、一円にもならないが、ヒトの為になっている、役立っているという喜びも、ヒトの本質の一つである。

実績主義や殺伐とした競争主義に走りすぎてもモチベーションは下がる。

何もしないで放っておいても確実に下がる。

答えは、人間の本質の研究結果に現われている。(いつの日か、つづく)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私たちは先祖の欲求に動かされていた!

2011年02月24日 | 家系鑑定とアドバイスなど
ハンガリーのリポット・ソンディ博士(1893~1986)は、近代心理学の開拓者であるジークムント・フロイト(1856~1939)やカール・グスタフ・ユング(1875~1961)に続いて、さらに新しい心理学の領域を開拓した人です。

それは、博士によってはじまった「運命分析」と呼ぶ深層心理学理論です。

彼の主張は、「個人の深層意識の中に抑圧されているある特定の祖先の欲求が、その個人の恋愛・友情・職業・疾病・および死亡における無意識的選択行動となって、その個人の運命を決定する」ということです。

さらに「個人が、自分の意志で人生を生きていると思っていても、結局は祖先の満たされない願望を満たすために、自らを演じているに過ぎない。

しかもそのことに気付いていない状態」という内容でした。

ソンディ博士によると私たちの人生そのものが「先祖像の自演」なのだというのです。

私たちが人生の方向を決断するとき、当然ながら自分で考え、自分で決断を下します。

しかし、自分も知らないうちに先祖が影響を与え、恋愛、友情、職業、病気、死に方まで決定してしまうというのです。

長い人生には分岐点がいくつもあって、右か左か、人生の選択が迫られることが度々あります。迷った末に、人生の決断は自分が行いますが、そこにしっかりと先祖が影響を与えているのです。

ソンディ博士は、その学説の論拠として数多くの実例を挙げました。その学説は学界に認知され、深層心理学における一つの大きな潮流を築いたと言えます。

この学説はスタート時点では、博士自身の奇妙な体験が動機となっていました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする