男澤惠一・家系と先祖のBLOG

「先祖を知れば未来が見える」著者、日本家系調査会の男澤惠一が読者様の幸福を願って書いております。

先祖をたどる方法 お墓、遺物、遺跡の調査

2011年03月31日 | 家系鑑定とアドバイスなど
 墓碑、記念碑、記念品、神社や寺の建造物、石灯篭、石棚、玉垣、鳥居、太鼓、棟札などに記されている、先祖の名字を求めて調査します。

 特に墓碑は先祖を知る有力な手がかりです。何百年も経つと石が風化して見えなくなってしまいますが、チョークや墨で塗ってみて陰影がはっきりしたら、必ず写真を撮っておきます。接写ができる高性能のものがよいですが、後々の編集のため、デジタルカメラが便利です。

 家系調査は最もプライバシーに関わることですから、調査すること自体に反対者が現れる可能性があります。そこで、まず手始めに、お墓に行くようにしています。お線香とお花を持参して、調査依頼者の先祖に挨拶することからはじめます。なぜなら、今までの経験からこうするとなぜか導かれるようにうまくいくのです

 家系の調査には、人間業を超えた神業的な体験が多くあります。後で考えると、なぜあれほど短時間で調査できたのか、不思議に思うことがあります。おそらく先祖は知ってほしいのでしょう。霊界があるか否かは証明できませんが、自分が先祖だったら、子孫に自分という存在を知ってほしいと思うに違いありません。
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先祖をたどる方法 戸籍だけで数代をさかのぼる

2011年03月30日 | 家系鑑定とアドバイスなど
 家系調査には専門的な知識と長い経験が必要で、初めての方がチャレンジしてもうまくいくものではありません。決して簡単ではありませんが、家系調査の仕方を、以下に簡単に紹介いたします。

戸籍だけで数代をさかのぼる
家系調査の出発は戸籍取りからはじめます。これにより身近な先祖や一族の分布が分かります。

戸籍は、明治五年に「壬申戸籍法」が実施され、日本全国で作成されるようになりました。その後、戸主世代交代とともに順次継続され、今日にいたっています。現在は、前戸主の除籍簿などを八〇年間保存するのみで、八〇年を経過したものは廃棄処分され、閲覧および交付を受けることはできません。

代数にすると数代しかさかのぼることができません。代数は本家、分家の違い、親子の年齢差など、家系による世代交代のサイクルによって個別差が生じます。年々処分されますので、家系調査は後になればなるほど困難になります。北海道や離島、大都会に住んでいる人は、戸籍調査時期のわずかな違いでまったく分からなくなってしまう場合がありました。古老の口伝などがあればたどれる場合もありますが……。また内の都市部等では、戦災や災害等の理由で役所の戸籍が消失している場合は、その上の先祖が判明しないこともありました。

 戸籍で何が分かるかといいますと、氏名、性別、続柄、生年月日、没年月日、享年、記事(相続に関する事項など)が記載されています。日本の戸籍は世界一の優秀性を誇ると言われています。戸籍のない国もありますから数代さかのぼれるだけでもありがたいことです。

先祖代々一箇所に住んでいれば、一箇所の役所で調べられますが、移動している場合は新しい住所から順番にたどっていきます。戸籍の請求先が違う場合は、注意が必要です。旧住所で記されている場合は、新住所との関わりを調べ、最寄りの役所に戸籍の請求をします。

 この場合、旧仮名使いを読める人は少ない昨今ですが、これも基礎知識として最低限必要なことです。
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妻鳥さん

2011年03月30日 | この名字のルーツは?
妻鳥と書いて「めんどり」と読む。

妻の鳥だから、めんどりだが、先祖は鳥とは関係ない。

「めんどり」は免取りの意味で租税を免除された田畑の意味。

妻鳥姓は約1,200人。伊予国宇摩郡妻鳥邑発祥、出自不詳。現在、愛媛県東予地域に多い。
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室生さん

2011年03月29日 | この名字のルーツは?
「室生」といえば、室生 犀星(むろう さいせい)、1889年(明治22年)8月1日 ~ 1962年(昭和37年)3月26日)が有名。石川県金沢市生まれの詩人・小説家。

「むろう」とは、ムロノキ(ネズ)の生えている土地の意味からきている。

室生氏は全国約110人で大和国宇陀郡室生庄発祥、出自不詳。現在、黒部市など富山県に多い。
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先祖を癒すことは、自分を癒すこと

2011年03月29日 | 家系譜紹介とお客様体験談
 ルーツヒーリングが叫ばれている時代ですが、前述したように人間の脳の中にある前頭連合野は「昔のことを思い出すとき、活性化する」と言われています。家系譜作成によって心身の健康を得た人は、家系譜を通し、昔の懐かしい思い出を回想することで、癒された結果といえるでしょう。
しかし、先祖によって自分が癒されるより、じつは本当の癒しは、先祖を癒してこそ自分が癒されるのです。先祖を癒すには情の持ち方が重要です。

今までの自分の立場は、自分の犯した問題ではないのに先祖からの影響を受けてしまう家系の、いわば被害者という意識だったかもしれません。なぜ、こんな家系に生まれたのだろうという意識を持っている限り、先祖の亡霊にとりつかれたようなもの。心はいつも暗く、マイナス感情のみ支配します。先祖に対して被害者意識を持ちながら、自分自身が先祖の情の限界を越えることができないでいる状態です。

先祖を癒したいという気持ちになった時点から、あなたは被害者ではなく愛情を持った親の立場に立ったことになります。そうすると今までとはまったく違った、一段も二段も高い次元から先祖や家系を見つめることができるようになります。

見えないマイナス財産しか残せなかった先祖に対して、なぜ、そうならざるを得なかったのかと考えながら家系譜を見ると、その時代の事情、先祖が置かれた状況等、やむを得ない事情があったことがよく分かります。つまり「事情圏」を理解してあげることからはじめます。

あの世(霊界)の存在を信じる人も信じない人も、「ああ、そうだったのですね。苦しかったでしょう!」と先祖に呼びかけるのです。昔は今の時代とは違い、飢饉や戦争、貧困など困難な問題がたくさんあったことでしょう。また幼い頃から親と死に別れ、愛されたい時期に愛を受けることができなかったこと、継母にいじめられたこと、親から虐待や暴力を受けてきたなど、家運を下げてしまった先祖にもいろいろな事情があったはずです。
家系譜を、情を中心に見ていくといろいろな過去の先祖の気持ちが、時間・空間を超越して伝わってきます。今まで誰一人、こういう見方をしてくれた子孫はいなかったかもしれません。

自分の中にも先祖の事情圏が重なっているはずです。先祖代々の課題が、同時に自分自身の課題であることがほとんどです。先祖を癒す行為は自分自身を癒すことにつながります。先祖へのマイナスイメージが変化し、感謝の気持ちが増えた分だけ、あなたの心は良い運気を引き寄せます。朝に夕に、先祖に「ありがとう」を唱えるのです。【イラスト5-8】仏壇の前で手を合わせている女性。「辛かったでしょう」「ありがとう」の文字を入れる)そして、先祖が越えられなかった要因や、情の限界、愛の限界を知って、自分の代で乗り越えてみせると先祖に誓うのです。

もちろん、変えるのは簡単ではありません。なぜかと言えば、先祖のマイナスの情が何代にもわたって、しつこく自分自身にも染み付いているからです。ちょっと油断すると、無意識のうちに先祖から影響を受けた元の情に、いつの間にか戻っていることもあります。変えていこうという強い決心が何度も何度も必要です。その努力を怠らないことです。
そうすると、背後に先祖のパワーを感じながら人生を歩むことができるでしょう。あなたが愛情を持って先祖に対し、先祖代々の負の連鎖を断ち切り、連綿と続いてきた家系の流れを変えるのです!

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稲紋

2011年03月29日 | 家紋いろいろ
穂積氏流の鈴木氏の先祖は、稲を熊野権現に奉ったことにより、その姓氏を賜った。

稲丸は鈴木氏の代表家紋。

後に稲荷大社の神紋になり、その関係者、信者が使用し家紋として普及した。

稲丸は五円玉の裏のデザインとしてなじみが深い。
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先祖からくる悪しき習慣性を排除する

2011年03月28日 | 家系鑑定とアドバイスなど
見えないマイナス財産を残した先祖は、愛の欠乏感を持っていた先祖です。

夫婦や親子間の愛に対する欠乏感があったので、慰めを求め、不倫の愛、夫婦や親子の断絶、あるいは金品に対する過剰な欲望などに走ってしまった結果、家庭が崩壊してしまったわけです。

遺伝子を通して先祖から子孫に、性格も体質も受け継がれていますので、愛の欠乏感を持つような環境が再現されたときに、感情や行動の現れ方も先祖と似てくる傾向があります。

前もって、家系(先祖)を通して自分自身をよく知っておかなければなりません。

私たちには日頃、無意識に行っている思考パターン、行動パターンがあります。良かれと思っていても、願う結果とは逆の思考や行動をしていることがよくあります。

それほど染み付いているのです。

私たちは、先祖からの課題をよく知って、先祖から知らないうちに受け継がれている、悪しき習慣性に流れる思考パターン、行動パターンを一つひとつ排除する必要があります。
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ミステリースポット 群馬県

2011年03月28日 | その他
群馬県渋川市中郷、子持総合運動場となりの大不尽魂神社は不思議な神社です。

ある信頼できる人からの情報ですが、鳥居付近(?)の空間に小石が浮かんでくるくる回っていたというのです。

物体が空中に浮かぶとしたら、考えられることは、強い空気の流れによって浮かぶか、磁気の反発によって浮かぶか、何らかの物理的現象で浮かんでいるのでしょうが、そのいかなる理由も存在しなかったと言う。

その石が磁鉄鉱であれば強い磁気に反応するが、石を支えているものがないわけだから、反発するより早くひっくり返ってS極、N極が逆転し、くっ付いてしまう。

強い風によって浮かんでいるとすれば、その付近に風の流れができているので、その場にいれば直ぐわかるはず。

にわかに信じがたいが、本当だとすれば、まさにミステリースポットだ。

思わずその場所に行ってしまいました。(笑)

長野県の皆神山でも、重力が他の土地と違うなどの話を聞いたことがある。

世界のどこにいようが平等に働くのが物理現象なのに、不思議な話しです。

あなたは信じられますか?
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「見えないマイナス財産」を残した先祖を探せ!

2011年03月27日 | 家系鑑定とアドバイスなど
家系を調べる動機は、犯人探しであってはいけません。

この先祖さえいなければ……などと思っていると、間違いなくあなたの心はマイナス運気を引き寄せてしまいます。

どういう先祖が目に「見えないマイナス財産」を残したかは、これまで十分に説明をしていますので、省略します。

要は、家族や先祖も含め社会の中でも他者との関係性が良くなかった先祖です。

こういう先祖こそ癒してあげる必要があります。

こういう先祖は死後もマイナスの波動を放っていますから、思い出すだけでも、あるいはお墓参りをしただけでも、その波動が伝わってきて重苦しくなりがちです。

家系図に名前を書いただけでも伝わってきた体験をお持ちの方もいることでしょう。

急に先祖供養をはじめたら、逆に良くないことが起こる人もいます。

しかし、だからといって止めたらもとのままです。

他の家系と比較して、かなり問題の大きい家系です。

それはちょうど一見澄んでいるように見える汚い水溜りに、石を投じた状態に似ています。

汚れが一気に立ち上がってきますが、その汚れをすくい出さない限りきれいにはなりません。ですから、こういう先祖こそ明確にしなければなりません。
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家相で気をつけたいこと(補足)

2011年03月27日 | 夢占い、ジンクスなど
吉方を考えると池を作るのは難しい。

原則的には凶。

強いてあげるならば卯方位を除く東側で軒下がかからない浅めの池。枯山水を作るほうが無難でしょう。

庭に大きな石、背の高い石灯篭、二基以上の石塔、数が多い飛び石なども良くない。

平屋に足して二階を組む「おかぐら」は、絶対に避けたいことで、家運が衰退し、病人が出やすい家相です。
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