男澤惠一・家系と先祖のBLOG

「先祖を知れば未来が見える」著者、日本家系調査会の男澤惠一が読者様の幸福を願って書いております。

家系学習会 家系図の描き方4

2016年05月31日 | 家系鑑定とアドバイスなど
家系図を描くことで家運の状態がわかってきます。次のポイントをチェックしてみましょう。

近親結婚の有無:昔はいとこ結婚など、近親間での結婚が少なくありませんでした。特に江戸時代は農民の移動禁止令等から村内での結婚が多く有りました。それらは遺伝学的には好ましいことではなく、疾病遺伝子や奇形などマイナス要素が出やすいのです。

早死や水子等で、真実が戸籍にも載っていないケースがあります。役所に届けていないことも有るからです。また、養子になっているが、実際は不倫の子だったりすることも有ります。知らないで家系分析しても正しい分析が出来ませんので、クライアントから事実をよく聞くことが大事です。

家運が衰退すると家系の男女比に偏りが見えるようになり、歿年齢も低くなりがちです。男子、特に長男が背負いやすいといえます。男子の数も少なくなりがちです。

家系の課題は嫁姑関係に出たり、父親と長男との間に出たりします。

家系が衰運に傾くと、父親や祖父母に対する子供の情が薄くなりがちです。

家系における女性の役割は重要です。女性は一生の間に娘として、妻として、母として、三段階の立場を経験しますが、子供の情的側面に対する影響力が大きいのです。親や夫に対してマイナス感情があると、子供に良い影響を与えられません。

家系において、どんな病気が特徴的に多いか?怪我や事故などは多いか?亡くなった年齢や死因も家系の元気度を知る手がかりになります。

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家系学習会 家系図の描き方3

2016年05月30日 | 家系鑑定とアドバイスなど
家系図を描く時にわかりやすいところから、先ず自分を中心に身近な親子兄弟関係から描いていきます。続いて配偶者の家族関係を描いていきます。

家系図を分析するに、家系に於ける長男の人生に注目してみます。それぞれの長男の健康状態、仕事、結婚の有無や回数、子宝に恵まれているかなど、良い状態なのか、そうでないか、共通点を看ます。

なぜならば長男は家系の後継者ゆえ、家系の歴史の影響を一番受けやすい立場にあり、また家系全体に与える影響も大きいからです。

続いて男兄弟の家庭状況は?結婚運、子宝運に恵まれているかどうか?家系全体が末広がりに繁栄しているのか?それとも尻すぼみ状態なのかを看ます。

夫婦仲も家系の栄枯盛衰に大きく影響します。離婚、再婚、不倫や別居などが多いと家系が衰運に向かっていることが多いです。離婚まで至らずとも妻の夫に対する評価にも家系の特徴が出てきます。

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家系学習会 家系図の描き方2

2016年05月29日 | 家系鑑定とアドバイスなど
家系図を見やすくする為に記号化します。

男性は□の記号で、女性は○で表現します。

跡継ぎの立場の人には▽をつけます。

死産や水子の場合は△をつけます。

家系分析をするクライアント(話しをする相手)には、□や○を塗りつぶすか、斜線を入れて区別します。

結婚の順番は、初婚、再婚、再再婚と順番どおり家から下に向けて書き込みます。

兄弟姉妹の順番は家系図の中央から、年の順に長男(長女)、二男(二女)、三男(三女)と描いていきます。

異母兄弟、異父兄弟の区別は、系線上に二重の波線を入れます。(記入例の図を参照)

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家系学習会 家系図の描き方1

2016年05月29日 | 家系鑑定とアドバイスなど
家系図の書き方には世界規格というものがあるそうです。調べてみたら当方が以前からやっていることと、ほぼ一緒でした。

ここで紹介するのは、当方の描き方ですが、上部に先祖、下に行くにしたがって子孫を描いていきます。また、離婚再婚なども上から下に向かい、時間差にしたがって順番に描いていきます。夫婦は横線で結ばれていますが、左側が夫、右側が妻になっています。

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家系学習会 ファミリーシークレットという本

2016年05月27日 | 家系鑑定とアドバイスなど
古い本ですが、ファミリーシークレット(ジョン・ブラッドショウ著 青春出版社 1995年8月発行)という本がアメリカのみならず全世界で大ヒットしました。

読み応えがあると言いますか、かなり重たい本です。

児童の性的虐待、大人のポルノグラフィーへの異常な嗜癖、アルコール依存症、家族の崩壊などを扱ったものですが、家系を調べると必ず、問題の根っこにあたる原因が存在する・・・。家系の問題が無意識に世代間伝達されていくことがよくわかります。

しかし、その事実を故意に隠すと、皮肉な事に何度も何度も繰り返されるというのです。

むしろ、悪いことも良いこともオープンにして、先祖の暗い部分を掘り起こすことで、改善されていくと言われています。

家系調査が家系の負の連鎖を修正すると言われる所以です。

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日本の地名 井の頭

2016年05月26日 | 日本の歴史、地域の歴史
東京都三鷹市の地名。井水の湧き出づるところ。頭は源、水源の意味。

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鼎さん

2016年05月26日 | この名字のルーツは?
かなえ」さんだ。鼎さんは全国約180人。

各地の鼎の地名より発祥している。(長野県南部の伊那盆地の旧町名など。)現在は比較的、西日本に多い。

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家系学習会 家系分析

2016年05月26日 | 家系鑑定とアドバイスなど
事業構想大学院大学教授・公認会計士の天明茂先生は家系分析をしています。写真は『致知』2015年6月号記事ですが筑波大名誉教授村上和雄氏と対談しています。去年、私も天明氏の講演を聞きました。以下はその内容です。

人間力のベースは人間性:人の能力は、職務能力(知識、技能、体力)と人格能力(人間性、心)があります。「大学の道は明徳(正しく公明な徳)を明らかにすることにあり」

人間性を高めるには、親や先祖につながることが大切。「いのち」をたどると宇宙生命につながる。

家系分析により、「いのち」に流れる徳を継承し、不徳を浄化し受け継がない。

家系図の効用:人間力が高まる。家族の問題が解決に向かう。サムシンググレートが味方する。

家系はハードディスク:幸せ情報のハードディスク。良きもの(徳)と悪しきもの(不徳)の全てが受け継がれている。

家系分析が幸せを呼ぶ:自分が変われば相手が変わる。

家のエネルギーが高まるから、徳を顕彰、不徳の背景を理解し浄化することで先祖が喜ぶ。

大宇宙生命とつながるから、頻繁に起こるシンクロニシティー。運を味方にする生き方ができる。

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家系学習会 運命を決定付ける3つの要素

2016年05月24日 | 家系鑑定とアドバイスなど
まず、人にはそれぞれの運勢の癖があります。よく運が良いとか悪いとかいいます。運勢の癖は、手相や人相、姓名判断などで占いますが、実は一生運が良い人も悪い人もいません。運気のサイクル、波動があります。波になっているのです。良い時期と注意すべき時期の波がわかるのが四柱推命です。四柱推命が占いの王様と言われる所以です。

その運勢はどこから来るのでしょうか?四柱推命では生まれた生年月日と時間により、その人がどのような星を持って生まれたかがわかりますが、もう一つの観点からみると、人は親から生れ、祖父母や先祖がいるということです。良かれ悪しかれ家系からの影響というものを受けます。つまり、各個人が生まれる前から、親や先祖が築いた徳が多いか、はたまた不徳が多いのか?ということです。これらは目に見えませんが、貯金と借金のようなものです。目に見えない貯金が多ければ子孫は多くの恩恵を受けるし、借金が多ければ余計な苦労を強いられます。

では全ては家系の流れで決まってしまうのでしょうか?昔、ヨーロッパでは予定説というキリスト教の一部の考え方がありました。人の生死も運命も全て神の予定だとすれば、良くする為の努力が無駄になるということでしょうか。そんなことはありません!

運命を改善するには先ず、心の持ち方が大事です。プラス思考、マイナス思考といいますが、思考の傾向によって運気を引き寄せてしまうということがあります。「引き寄せの法則」では、人生に起きることは全て自分が引き寄せたといいますが、より正確に言うと、自分と先祖が引き寄せたということなのです。ですから宇宙の法則から外れないように、できるかぎり前向きな思考をし、恨みを捨て、自己中心思考を押さえ、正しい倫理観を持ち、社会の為に、他人に喜びを与える考えや行動することが大事です。

また自分の家系の流れや特徴を熟知し、先祖の良い面は相続し、悪い面は逆を行くことで、同じ過ちを犯さないための努力をすることが大切です。そういう意味では家系図は家運を変えてくれる教科書のようなものです。

家運は家族や親族の関係性で決まります。夫婦や親子、身内との関係性を回復することが家運上昇につながります。家系図をつくり先祖との関係性を回復することで、絶家に向かっている家系が再び回復したという事実もあるのです。

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家系学習会 家系の調べ方3

2016年05月23日 | その他
現代の苗字というものは、太古の昔からずっと使われていたわけではありません。

もとは地名から来ている苗字が多く、その土地に住みついた時、或いは國替えのため赴任した時、土地の名をそのまま苗字にしてのです。

それよりももっと古い時代には、源氏、平家、藤原氏、橘氏やその他の氏姓を名乗っている場合もあります。

いわゆる出自とかルーツといわれるものですが、それを溯るに苗字や家紋、苗字地を参考にします。

ルーツは流いろいろありますが、あやしいものや間違いも少なくありません。

それは明治時代初期に徳川体制が崩れ、天皇制に変わることで、天皇家につながる源氏や平氏の家系図が流行しました。

所謂、系図屋といわれる人たちが系図を捏造し作成した事実があるため、系譜学という学問を二流、三流化させてしまったのです。

系図を辿るに、江戸時代までは辿りやすいのですが、戦国時代や南北朝時代あたりになると、そこで切れてしまうケースが多いのです。

戦の多い時代は系図を残す余裕が無かったのかもしれません。ルーツよりも具体的な戦の力が全てでした。安定した時代になると、出自やルーツを誇示したがるものです。

戦国時代や南北朝時代はルーツの不明期です。そこを推察し辿るのがルーツ調査です。

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