大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

ハートレー第2彗星を中の岳で見る

2010年09月18日 | 山技術
ヤフーのニュースに出ていた。そんなに大きくは無さそうだが
双眼鏡で見れば結構観察できそうだ。

山の上から見る星には圧倒される。
あまりの数の多さに、どれが1等星やら判別できないくらいだ。
東京などは1等星くらいしか見えないからあっけないほどなのに。

あの夏の大三角も星に埋もれてしまうからなかなか分りにくい。
さすがに冬の大三角は分りやすいが。

星に興味を持ちだしたのは空木岳に登った時だった。
偶然一緒に歩いた人にアンドロメダ大星雲の見つけ方を教えてもらい
双眼鏡で見て感動したのだった。

それ以来、夜になるとテントや小屋を出て空を見上げている。
しかしなかなか進歩しなくて初心者の域を出ない。
まあそれでも充分楽しめるからいいんだけど。

花と違って単体では分らず、位置やら周りの星やら明るさなどから
推定せねばならず、なかなか簡単ではない。
一気にある程度まで憶えてしまえばいいんだろが。

さてこの彗星だが、来月の中旬が観測には最適らしい。
調べてみたら10月8日(金)が新月だ。

なんと中の岳から荒沢岳の時じゃないか。
9日に小屋泊まりしている時に見られるぜ。
周りに大きな町がないから見るにはもってこいだ。
天気さえ良ければ星と紅葉を堪能できる。

それにしても1997年のヘール・ボップ彗星はすごかったなあ。
ちょうど群馬にいた時だったが、職場の近くの農道から眺めた。
巨大な尾をたなびかして綺麗な姿だったなあ。
あの時は肉眼で見えたのだから物凄い彗星だった。

しかし光のショーなら翌年の6月に平標山でみた流星が一番だった。
文字通り流星が縦横に飛び交って、一瞬真昼のように明るくなったりするほどの
大爆発があったりと、一緒に見たT氏と2人して声も出なかったのだ。
あれほどのものを見た後ではシシ座流星群など屁みたいなもんだ。
この流星群は下界が天気も良くなく、おまけに突発性だったらしくて
見た人があまりいなかったらしい。
本当にラッキーだったわけで、もうあんな光景には出くわさないだろう。



コメント
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