大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

「東電OL殺人事件」が冤罪だった!!!

2011年07月21日 | 政治・経済・社会
東京都渋谷区で1997年に起きた東京電力女性社員殺害事件で、強盗殺人罪により無期懲役が確定したネパール国籍の元飲食店員ゴビンダ・プラサド・マイナリ受刑者(44)が裁判のやり直しを求めた再審請求審で、東京高検が、被害者の体から採取された精液などのDNA鑑定を行った結果、精液は同受刑者以外の男性のもので、そのDNA型が殺害現場に残された体毛と一致したことがわかった。


と読売新聞が報じたとの事だが、とんでもないことじゃないか。

マイナリ受刑者が逮捕された当初から一貫して犯行を否認していたにも拘らず
状況証拠だけで起訴し、二審と最高裁がそれに追随したんだから検察・司法
共に責任をとってもらおう。
要するに無罪とした地裁の判断が一番まともだったわけだ。

状況証拠というのが”確実な証拠”でないのに起訴するというのは予断と
偏見以外の何物でもないだろう。
冤罪の殆どがこの状況証拠によるものだというのを押さえておれば
こんな事は無かったろうよ。
検察は「状況証拠」では絶対に起訴をするな!
これがあの捏造事件の原因でもあったんだろうが。

マイナリ受刑者にとっては地獄の14年間だったんだぜ。
しっかり国家賠償するのは当然だが、高裁と最高裁の判事どもには
検察の担当官と一緒にテレビを通じて謝罪してもらおう。
大体が誤審した判事どもに何のお咎めも無いというのがおかしいだろう。
人間失敗したらちゃんと責任をとるもんだろうが。
そういうのが無い法曹界というのが世間離れしているんだ。

コメント
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