大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

鳥屋戸尾根から蕎麦粒山

2015年09月08日 | 奥多摩

どうやら台風が前線を連れ去ってくれるみたいだ。

それにしても結構しつこい雨だった。

金曜日までは雨だが、その後は晴れが続き秋めきそう。

梅雨より鬱陶しくて今週は植木仕事ゼロになりそう。

どうにか空木岳用の歩きができそうで、
土日にはどこか泊まりで歩かないと駄目だな。

結局この二日で練習の山は終わりだ。
水曜日はとても山歩きする元気無い。

先日の丹沢の混みようで分るが、山らしい山には客が殺到する。

奥多摩の鷹ノ巣山避難小屋と酉谷山避難小屋はメチャ混みだろうが、
人気の無い一杯水避難小屋なら余裕だろう。

水場もこの雨で勢い良く出ているだろうから、
鳥屋戸尾根から蕎麦粒山に上がりここで寝る。

翌日蕎麦粒山まで戻り、日向沢ノ峰を経て獅子口の湧き水まで。
ここの水を飲んでそのまま上日向のバス停まで歩く。

獅子と言ってもライオンでなくて獅子舞の獅子みたいだ。
なかなか美味そうな湧き水だ。

バス停までは沢沿いの道だから、陽射しがあっても結構涼しいと思う。

蕎麦粒山から一杯水の小屋までが無駄な歩きだが、
テントを担ぐ気にならないしトイレ問題もあるからなあ。

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久しぶりの鬼平犯科帳

2015年09月08日 | その他
雨続きで仕事も休みばかりで、超久しぶりに第一巻から読み出した。

昔読んだ筈なのに全く覚えてなくて新鮮そのもの。
鬼平の生い立ちやら馴染みの密偵達のとっかかりが分かって面白いが、
あのおまさはまだ出てこない。

読んでいて一番気になるというか考えさせられるのは「連絡」。

今は携帯で電波さえあれば山の上でも海外とでも連絡できるが、
つい20年位前までは待ち合わせも大変だった。

約束の時間に間に合わないと駄目だし、
事故でもあったら連絡の取り様が無かった。

それが江戸時代となるととんでもない訳だ。

しょっちゅう「繋ぎ」という連絡を意味する言葉が出て来るが、
文字通り繫がらないと駄目だったんだ。

手紙や合図、直接の面談でしか連絡が取れないんだから大変。

盗賊も鬼平達もこの「繋ぎ」が命の綱だったんだ。

明治になって電信が使えるようになるまで、
情報という点では太古の昔から全く進歩していなかった。

一番速いのは烽火だったろうが不思議と局地的でそれも戦国期まで。
江戸期になると長距離は馬や駕籠・飛脚でというのが面白い。
赤穂事件の藩主切腹を知らせる早駕籠が有名だな。

藩によって分割統治されていたからなんだろうが、
そういう点では古代の方が烽火で情報が速かったんだ。

西洋では伝書鳩を使っての連絡が早くからあったみたいだが
日本では無かったらしい。

そういう意味ではインターネットは世界を変えたが、
別に無くても全く困らないと言う事もできる。

あまりにもネットに嵌り込んでる俺達を見たら、
鬼平が「そんなに急ぐ必要も無かろうよ」と笑うかも。
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空木岳は池山尾根のピストン

2015年09月08日 | 八ヶ岳・中央アルプス他
ロープウェイがメチャ混みするのを忘れてた。

5連休では朝から3時間待ちだろうから止める。

すると檜尾避難小屋への直登は無理だし、桂木場からのクラシックルートは
営業小屋に寝ないと無理だしで池山尾根から登るしかない。

目的は駒石と眺望なんだから、縦走などやらず空木のピストンで十分だ。

初日はノンビリと池山小屋までにして、
二日目は駒石を見て空木を踏み空木岳避難小屋まで。
三日目はそのまま降りるだけ。
二泊三日だが老人向けの軽めの歩きで俺にはピッタリ。

檜尾の小屋もメチャクチャ混みそうな気がするぞ。
昔協力金泥棒と思しきオヤジがいたがまたいるかも知れないな。

最初の中アは同じく倒壊寸前の昔の池山小屋に寝て、木曽殿山荘・
七合目の避難小屋に泊まって木曽福島へ降りたんだった。

空木岳避難小屋の周辺が色付いているかもだな。

水場が心配だったが小屋から沢を50mほど下るとあるらしい。
しかし時期的に涸れてる可能性が高いから担ぎ上げた方が無難だな。

ネットでこの小屋に幽霊が出るとあって笑った。
灯りをつけると静かになるとかだから動物が天井裏にいたんだろうよ。
幽霊がいるんだったら未解決事件など起きないだろう。

連休二日目に池山小屋に入れば翌日の空木岳避難小屋も空いてるだろう。
ロープウェイで初日に入れば二日目に空木岳避難小屋だろうから。

こんな激混みの時は日程をずらすか小屋をずらすかしないと
酷い目に遭わされるからなあ。

雨ばかりで心配になるが、連休前で終われば水場もOKで最高なんだが。
練習の山に行けないのがちと心配だな。



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