flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

夜の江ノ島

2017-11-30 00:00:00 | かみのやしろ

(神奈川県藤沢市)
 初秋を迎えた夜の江ノ島を訪れた。
                  

(関連記事:江の島平成十八年 片瀬江の島 平成二十六年 片瀬海岸)

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延兼山妙立寺

2017-11-29 00:00:00 | ほとけのいおり

(静岡県湖西市吉美 2005年)
 至徳三年(1386)敷知郡古見村(湖西市古見)に顕本法華宗を開いた日什により創建したのが始まりという。永享六年(1464)西側の川尻(湖西市吉美)に移り、永禄十年(1567)現在地に移っている。長らく顕本法華宗の本山であったが、戦時中に日蓮宗に統合され現在に至っている。

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源実朝・北条政子墓所

2017-11-28 00:00:00 | いにしえびとの睡

(神奈川県鎌倉市扇ガ谷)
 北条政子が創建した寿福寺の背後のやぐらには、五輪塔が幾つかある。その一つが源頼朝の正室であった北条政子の五輪塔であり、嘉禄元年(1225)六十九歳で没し、この地に葬られた。隣接して政子の子で鎌倉幕府第三代征夷大将軍源実朝の五輪塔がある。
           

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松原阿弥陀

2017-11-27 00:00:00 | 石のまもり

(愛知県宝飯郡一宮町松原字京田 2005年4月15日)
 松原地区の埋葬場にある丸彫りの阿弥陀石仏である。阿弥陀はサンスクリット語(梵語)のAmitaを漢訳したものであり、アミタとは、量ることのできない無量無限という意味である。阿弥陀はインドの王族の太子で、出家をし後に法蔵菩薩となり、そのとき四十八の願を起こし成就して如来となった。その四十八の願のうち第十八願は弥陀の本願と言われるもので、念仏を行う(称える)者は極楽往生できるというものである。日本でも仏をより近い存在とするため、法然・親鸞・一遍などの僧がこれらで布教をして浄土教団を確立した。極楽浄土へ導くということで、埋葬場・墓地で多くみることができる。

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鎌倉海蔵寺

2017-11-26 00:00:00 | ほとけのいおり

(臨済宗扇谷山海蔵寺 神奈川県鎌倉市扇ガ谷)
 源氏山の懐に存在する禅宗寺院である。建長五年(1253)鎌倉幕府六代将軍宗尊親王の命により藤原仲能が真言宗の寺院として創建したとされ、元弘三年(1333)新田義貞の鎌倉攻めの際に兵火によって焼失したという。応永元年(1394)上杉氏定によって再興されている。境内には鎌倉十井の底脱ノ井とやぐら内に宇賀神と十六ノ井がある。
                             

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鑓水山西漸寺

2017-11-25 00:00:00 | ほとけのいおり

(愛知県宝飯郡一宮町大木字鑓水 2004年8月19日)
 弘仁二年(811)のある日、老尼が守る阿弥陀堂に旅僧が宿を求めて訪れた。老尼はその旅僧を迎え入れ、旅僧が床に就いている間に老尼は手桶を持って東に十町(約1,090m)離れた宝川まで水を汲みに行った。物音に目を覚ました旅僧は、手桶を持った老尼の姿を見て理由を聞くと老尼は、この辺りは水に恵まれず、住民は難儀していると言い、それを聞いた旅僧は、自らの桜の杖を、鑓(やり)を突くように地面に突き刺し、そこから水を湧き出させ始めた。その旅僧は弘法大師であったと言い、以後この辺りは水に難儀することがなくなったという。その後この阿弥陀堂は浄土宗の寺となったが衰退し、現在の西漸寺は寛永三年(1626)に曹洞宗として再興されたものである。
(関連記事:今水 吉水)

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品川第三台場

2017-11-24 00:00:00 | 城郭・城下町

(東京都港区台場 国指定史跡)
 レインボーブリッジの横に石垣に囲まれた五角形の島状の構築物がある。嘉永六年(1853)ペリー率いるアメリカ海軍東インド艦隊は浦賀に来航したため、幕府は急遽江戸城を防御する施設を築いた。第三台場は計画された十二の台場の一つであり、約九千坪の場内には陣屋、弾薬庫等の遺構がみられる。昭和3年(1928)府立公園として開園した。
                    

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覚王山日泰寺

2017-11-23 00:00:00 | ほとけのいおり

(名古屋市千種区城山新町 2004年4月18日)
 特定の宗派に属さない日泰寺は、明治31年(1898)インドで発見された釈迦の舎利(遺骨)が暹羅(シャム)を通じて贈られ、その舎利を祀るために、明治37年(1904) 覚王山日暹寺(日本とシャム)として創建されたのが始まりである。その後、暹羅がタイと改められたことにより、寺名も日泰寺(日本とタイ)と改められた。住職は各宗派からの交代就任制で、僧堂のみ曹洞宗が管理している。

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台場平成二十八年

2017-11-22 00:00:00 | 漂い紀行

(東京都港区台場)
 伝統のない埋め立て地であるため、見られる光景は模倣が目立つ。
                           

(関連記事:台場平成十八年

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瑠璃光寺薬師堂

2017-11-21 00:00:00 | ほとけのいおり

(愛知県津島市瑠璃小路町 2004年4月11日)
 弘仁十三年(822)存海法印によって、津島神社境内に真言宗醫王山瑠璃光寺として創建されたのが始まりという(現在は単立)。津島神社祭礼の際には御旅所となったが、嘉吉の乱(1441)以降は御旅所として使われなくなり現在の場所へ移築された。織田信行がこの瑠璃光寺に住み、そこから供僧を伴って近くの瑞泉寺(舟戸町)へ出掛けたと伝わる。目に霊験あらたかとされる本尊の薬師瑠璃光如来を安置する薬師堂は、正徳元(1711)年に建立され、その後三回の修理を経て、現在の堂宇は安政二年(1855)のものである。

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東京有明平成二十八年

2017-11-20 00:00:00 | 漂い紀行

(東京都江東区有明)
 居住に適している地とは必ずしも言えないが、たまに訪れると非日常的な感じが得られる埋め立て地である。
              

(関連記事:東京有明平成二十五年)

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鎮国守国神社

2017-11-19 00:00:00 | かみのやしろ

(三重県桑名市吉之丸 2004年4月4日)
 桑名城内には鎮国守国神社が鎮座する。天明四年(1784)陸奥白河藩主松平定信が城内に藩祖定綱(鎮国公)を祀ったのが始まりであり、文政六年(1823)に定永が桑名に移封となった際、遷宮と共に定永の父定信(守国公)を追祀している。

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多摩堤通り

2017-11-18 00:00:00 | 街道・宿場町

(東京都世田谷区玉川)
 多摩川左岸、喜多見から蒲田までの堤防沿い道路を多摩堤通りと呼ぶ。交通量と比較して道幅が狭く、特に鉄道の通らない喜多見から二子玉川の間は日常的に渋滞している。

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東別院

2017-11-17 00:00:00 | ほとけのいおり

(浄土真宗名古屋別院 名古屋市中区橘)
 現在の都心部の一角、名古屋街道沿い古渡城の跡地に尾張藩主徳川光友によって元禄三年(1690)に創建された東本願寺の別院である。

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南大塚

2017-11-16 00:00:00 | 漂い紀行

(東京都豊島区南大塚)
 かつては豊島郡巣鴨村の一角であったこの地は、明治に入り山手線開通と共に駅ができ、街を形成し始めた。
     

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