もちろん私のことでもありますが、今回は父のこと。
すでに母のいる施設には、ひとりで歩いてはいかなくなっていた。
病院での定期検診のおり、寄って行くだけで・・・
お盆の墓参りだけは暑い中でも欠かさなかったのだが、この13日は「お願いします」のひと言で、すっかり私にまかせっきり。
岐阜提灯も忘れているのか組み立てて飾ろうとはしない。
15日は、毎年なにがなんでも父の実家に仏さん参りに行っていたのだが、それも今年からは勘弁してもらうと言う。
いくら実家でも、家にいるのと違って気を使うからだと。好きな時に好きなようには振る舞えないと。
介護認定の更新で主治医の先生には、
「お年にすればたいしたもんだけれど、足腰が弱っていますから介護度を上げますね」
と言われ、私はほっとした。今までの要介護1レベルが変だと思っていたからね。
ショートステイの施設の方から、お酒の後のご飯を食べなくなったです、と心配いただいたが、ほんと、食が細くなった。
大好きなおはぎだって1個しか、食後の大福だって要らないと言うほど。
で、「様がなくなったなあ」だって。
父が徐々に衰えていくことをようやくこの頃無条件に「自然の摂理」かと受け入れられるようになってきたけれど・・・
なに、当のご本人は ♪支那の夜 の みなとのあかりランタンゆれて~ の一節だけを壊れたレコードよろしく鼻歌でしょっちゅう歌っている。
ほんと、何を考えているのか知らないけれど、まことに呑気な様は結構なことで。。。