まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

あなたにおまかせ

2013-11-19 08:55:44 | くらし

以前、台風突撃旅行のときに書いたけれど、旅の計画を全部「あなたにお任せ」の人って夫以外にも結構いるのね。

昨日、紅葉で気合を入れて、9月にご主人を亡くした友人の家訪問。
49日を過ぎたら途端にダメになったのよと電話口で泣かれて、これはいかんと駆けつけた次第。

  

あれやこれやの話。
そうこうしているうちにいくらか落ち着いて、懐かしや我らの花の独身時代の話になって。

「あなたによく言われたわ」と彼女が言う。
「京都ったってどこに行きたいのよ、どこが一番見たいのとかないのかさって。私は京都ならどこでももいいのに
行きたいところを言えって散々責められたわ」だと。

だいたい年上彼女がどこそこ行こう、とアバウトな提案する。
どこそこのどこさ、と聞いてもそれは特にないって、行けばいいんだって。そんなのあるかね、信じられん。
かくして、几帳面な私がガイドブック見て計画を立てる、そのころだから直接宿に交渉する、ご飯の店も考える。
彼女は、ひたすらついてくるのみ。文句も言わず。ある意味えらいわ、「お任せ状態」

考えてみれば私はできん。ひたすらついていく、相手に委ねる。
こういうタイプの女性は、何事もいつも誰かに手を差し伸べてもらえるのよ。うらやましい。

そうだ、周りにもうお一方お任せタイプがいた。年上横浜友ね。
海外旅行に行こうとなって、ま、行きたい国が決まったとする。ツアーでも自由行動がある。
「何観たい?どこ行きたい?」とこちらは当然聞く。
「分かんないからどこでもいいよ」って。さらにしつこおく追及すると、
「だって、全然知らないところに行くんだから、どこがいいかなんて分からないじゃないの!」
逆ギレされる。ま、そりゃあそうだ、実に理屈に合っている。
でもね、それだって、いちおうガイドブック見て、ここがよさそうだなと見当つけるじゃないの、ね。

ああ、友人同士の関係はまことにうまくできている。
「引っ張る人、お任せする人」
どちらがいいか?って?
そりゃあ、「お任せできる人」だと思う、お任せするじゃなくて「できる」ね。なりたや、はい。

コメント (3)
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