まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

憧れの人

2014-11-01 12:26:28 | 

 
港が見える丘公園

 

「憧れ」の人とタイトルに書いたけれど・・・おこがましい。
「尊敬する」ともちょっと違う気がする。
「このような女性がいたのか」とため息ついた、が相応しいか。

故『須賀敦子』さん

何度も書いているが、
イタリア旅行控えて旅行本だと思って購入した文庫本『ヴェネツィアの宿』。
これを読んだことがきっかけで須賀さんの虜になった。
それ以来、61歳のデビュー作『ミラノ 霧の風景』をはじめ主だった著書は全部読んだ。
読むたびに、なんて素敵な人か、と憧れる気持ちが強くなっていった、が。
ここ数年はずいぶんご無沙汰していた。

その須賀さんの展覧会が催されていると知って。
行かねばなるまい。

 

 一昨日、駆けつけた。

写真、生原稿、お手紙葉書、愛用品 その他諸々。
残念ながらおぼろげにしか見えない。老眼鏡をかけても読めない。
ついに諦めて。須賀さん、意外と小さな可愛らしい字を書くんだなの感想を頭に刻んで。
その知的な雰囲気に浸れただけでもじゅうぶんに満足して帰路についた。

本棚にある須賀さんの追悼本。

手元にあるだけで満足かつ安心して未読。これを機にまた須賀さんの世界を享受しよう。

(感謝です教室ブロガーさん、おかげさまで行ってくることができました)

 

コメント (2)
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