まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

ヒロミチャンの場合は

2014-11-12 12:18:25 | くらし

中学高校と同じ学校で過ごしたヒロミチャンは今首都圏に住んでいる。
面白いもので、あんなに仲が良かったのに高校を卒業してからというもの数十年、全く交流がなかった。
それが、ある時(なんだったか覚えていない)を機に一気に仲が復活。

この間の民謡集合も彼女が設定。
連絡手紙を出し、チケット購入し、さらにそれを配布。
当日は責任感からか朝一番の演目から駆けつけて、たくさんの民謡を聞き「頭が痛くなった」とぼやく始末。
ことほど左様にマメである。

で、ほら身勝手な私は自分の都合で中座したことは既に報告済みだけれど。
ヒロミチャンも「私も帰る」ってくっついてきた。
「いいの?」と聞いたら、
「実はくたびれていて帰りたかったのよ。佐渡から2日前に帰ってきたばかりだったの」だそう。
そうだ、ヒロミチャンの本格的な遠距離介護はこれから始まるんだった。
こたつやら何やらの冬支度セットで帰っていたんだ。
だから、本当は休みたかったんだって。

そうよね、彼女も体力がない、私と同じくらいかそれ以上にない。
すぐに疲れが来る。
だから。

丸1日の遠出はよほどでないと困る。
連日のお出かけはもってのほか。
2,3日の間隔があかないと寝込む。
1週間、予定が詰まると息ができない。

って、こんな感じだ。私も一見行動的に見えるそうだがとんでもない!
彼女の言葉に、そうよそうよ私もよと深く深く頷く。

でもでも大違いなのよ、私と彼女は。
私は、なあんにもしなくてもそれでよし、それが快適なタイプ。
ところがヒロミチャンは動いていないと生きている気がしないタイプ。
彼女の場合の動くは、「社会の役に立つ」という明確なポリシーの下に行動することね。
だから今も、自分の体力をしっかり考慮しながら、地域や知人友人のために東奔西走してくるくる駆けずり回っている。
話を聞くたびに小さくなる私。ほんと。

ヒロミチャンのごめん。見習う気はないの。エール、送るのみだわ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする