まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

大原 三千院の庭

2016-12-11 09:11:40 | 旅行

♪きょうと おおはらさんぜんいん
やっぱりきたな、とのお顔が目に浮かぶようで。
いやいや私じゃないの、ガイドさんがバス車内で「足を使ってお疲れでしょうから子守唄を」
と歌われたのです。なかなかお上手で2番も歌わせてください、なんて。

寂光院は記憶があるけれど三千院は初めて。
ここも晴れたと思えば雨が降ってきてころころ変わる空模様。
参道まで案内されると後は例によってご自由にどうぞと解き放たれて。

 

ここは入るよ、と宣言して700円の拝観料を払う。

まずは客殿から見た庭園、聚碧園(しゅうへきえん)。
縁側に座って眺める庭は見事で心静かになろうというもの。

 

客殿を出て歩くと二つ目の庭園、有清園(ゆうせいえん)。
幸いにも晴れていて陽が射しこむ苔の庭は息をのみます。

 

本堂の往生極楽院(おうじょうごくらくいん)に上がると阿弥陀三尊像(平安時代の作)国宝です。
大きくて立派で慈しみ深い阿弥陀如来像が何も隔てるものなく目の前にあって思わず手を合わせてしまう。
左右の菩薩は大和坐りといって正座していて。まことに慈悲に満ちた三尊像でしみじみと満ち足りた気分に。

三千院

さて。
2時45分バス集合と聞いたのに夫は2時15分だと主張。
内心絶対私の方が正しいと思ったけれど、万が一がある、それに阿弥陀様を拝んで慈悲深い心もいただいたから
黙々と従った。バスに戻ると、ほらごらん45分じゃないの。って。
まだ30分もあるから寂光院への道大原の里をぶらぶらちょこっと。
美しいのなんの。 災い転じて福となすで許す。

 

 

 

それにしても今回のツアー、京都の外れの寺院を巡ったが、個人ではとてもこうはいくまいという
効率のよさ。同じツアーコースの最盛期の交通状態を見越してのスケジュールだったと思うが、
自由時間もたっぷりと取れてなかなかでした。満足。12月上旬は案外ねらい目かもです。

 

コメント (2)
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