まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

会える時に会えるひとと その2

2020-10-02 08:55:06 | くらし

あっそういえば。
実家の郵便受けを見たらどうでもいいチラシと一緒にアベノマスクが入っていたの。
いやいやいやいや笑ったわ。ま、ありがたくいただいておいたけれど。
マスクといえば、マサチャンママが怒ってたわ。お客さんが、
「奥さん、マスクしとった方が若く見えるね」って言ったんですって。笑ったわ、ごめん。

で、遅刻友が家庭菜園野菜を持ってきてくれた。ピーマン、ナス、ゴーヤ、ミニトマト。
横浜でカビ情報を問い合わせた時の彼女の返事。
「あんた、来てみれば分かるがさ」
ってまことにまっとうなお返事いただいて。はい、その通り。
私んちは冷蔵庫にカビが生えているけどさって付け足されて、ちょっと不安になったわけ。
彼女がマサチャンママと3人で喫茶店で話しよう、って言ってくれたけれど、
その喫茶店、窓がなく換気が悪いからちょっとと断ったのよ。で、来てくれた。
エアコンがないから暑さにやられて、何にもする気がしないとぼやくぼやく。
家の中が物であふれてどうにもならないと嘆く嘆く。
「だからいつでも言うて、私整理整頓が趣味だから手伝ってあげるから」と送り出した。
「来年は会わんかっちゃね」とお互い言ったけれど、我らに来年はあるかしら。

余った野菜を思っておばさんちへ自転車ギコギコ。
電話で、帰るけどおばさんちには行かないと言ってあったが、
88歳のひとり暮らし、こういっちゃなんだが何が起こるか分からない。
やっぱり会える時に顔を見ておかなきゃ、ね。幸い元気そうだったからひと安心。

おばさんちへ行く途中、コシオサンちの前を通ると玄関が網戸になっている。
コシオサンも一人暮らしだ。いるのね、帰りに寄って行こうと。
コシオサンとは佐渡暮らしの時、太極拳で一緒になった人。気が合って。
ユーモアたっぷりの人で人生の大先輩、いろいろ教えてくれる、両膝の手術をした。
「私も1年くらい悩んだけど、子供や孫にやるなら早い方がいいと言われて決心したわ」
って。80越えで手術か、いやあ凄い。
「あんたに更紗のようなブラウスをほめてもらって、今でも覚えているよ」
と言ってくれるけれど、当の私は覚えていない。
「元気でおらんかね」と別れた。

店番友とスーパーの前でばったり。
忙しい彼女とは帰ってもなかなか会えないのにまさかの出会い。
ご主人の病院通いに付き添っているという。親を送ったと思ったら今度は夫ねと。
そして話は家のこと。
「あんたもそろそろ売ること考えたほうがいいんだね。家も2500坪の土地を
どうしようか頭が痛いが。市役所の人に老人ホームでも建てるのに要らんかしらと
訊いたら、要らんいらん土地はもう余っとるしお金もねえが」
って言われたそうな。
実家は兄さんが売りたくないって言うし困るっちゃ、って。
なかなかに明るい話題はないもんだ。

別れる時に「またね」とは言うけれど、「また」はあるかなとこの頃つくづく思う。
だから会える時は会っておかないと、ね。

コメント
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