まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

『特別展 中尊寺金色堂』そして 上野公園

2024-03-16 09:10:07 | 展覧会

13日、ようやく東京国立博物館の『特別展 中尊寺金色堂』を観ることができた。
行きたかったのよ、仏様たちにお会いしたかったのよ。

ずっとずっと前、いつのことか夫と中尊寺、毛越寺に旅行に行ったことがある。
どうしてそこへ行こうとなったのかも覚えていない。歴史にも庭園にも仏様たちにも
さして興味がなかったころだから、見学したものすべてがおざなりだったわけ。
だいたいが「毛越寺」のことを「もうえつじ」と言って夫にさんざんバカにされた
んだから、あとは推して知るべしね。
今なら毛越寺の浄土庭園なんてゆっくり味わって歩くわ。(ほんとか)
ひとつも覚えていない中尊寺もしっかり見学するわ、金色堂だってなめるように見ると思う。
無知は恐ろしい。

そんなこんなで今回の展覧会はとても楽しみにしていたのよ。

 パンフレット

東京国立博物館本館

8KCG映像パースイメージ
幅約7メートル×高さ約4メートルの大型ディスプレイ上に原寸大の金色堂を再現

特別室に入った途端、こちらの映像がぐっと迫ってきてその迫力に圧倒される。
思わず手を合わせたくなるほどの美しさ神々しさ。見入ってしまったわ。たかがCG映像
と侮るなかれ、度肝を抜かれたのだから。ずっと見ていたかったけれどひとまずおいといて。

9時半開館のすぐだったから入場者は少なくゆったりと一つ一つの仏像を鑑賞できる。
前から横から後ろからぐるりと、好きな角度で、贅沢だ。

(中央)国宝 阿弥陀如来坐像(あみだにょらいざぞう)
(右)国宝 観音菩薩立像(かんのんぼさつりゅうぞう)
(左)国宝 勢至菩薩立像(せいしぼさつりゅうぞう)

(右)国宝 持国天立像(じこくてんりゅうぞう)
(左)国宝 増長天立像(ぞうちょうてんりゅうぞう)

いちばん好きな二天像 腰を大きくひねって躍動感に満ち満ちて なんともいえない
衣装の造形も素晴らしいのよ ため息が出るってわけで

 

国宝 地蔵菩薩立像(じぞうぼさつりゅうぞう)

国宝 金銅迦陵頻伽文華鬘(こんどうかりょうびんがもんけまん)

(仏像は全てHPの写真をお借りしました 撮影は禁止です)

金色堂模型 縮尺5分の一 (撮影可)

もう一度大型ディスプレイの映像を観て、十分堪能して外に出てみるとこの光景。

10時過ぎで最後尾20分待ちならよしだわね。

風がビュービュー吹き荒れる上野公園を突っ切って。

東京スカイツリーが。
幼稚園児たちの遠足の列、外国人ツアー客、などなど賑わう上野公園でして。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする