まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

静嘉堂文庫美術館 《御所人形》

2024-03-18 08:40:12 | 展覧会

17日の昨日は彼岸の入り。
仏花立て、水菓子とまんじゅうを供えて手を合わせる。
3、4年前までは毎年佐渡の実家に帰り、墓参りをして仏壇に供物を供えたのになあ、
などと詮無いことを思ったりして。
なに、それは帰る理由だったりで本当は春の山野草を見たかったのよ、というのもある。
まことに不肖な娘である。

佐渡の行事はたいていが月後れ。
ひな祭りも今頃の商店街ではショーウインドウにお雛様を飾って、道行く人たちの目を
楽しませていた。今年はどうなのかしら。

さて。
静嘉堂文庫美術館、お雛様を愛でて次なるは御所人形を。
岩﨑小彌太の還暦を祝し京都の人形司・丸平大木人形店に特注した「木彫彩色御所人形」
それはそれは愛らしい、愛しい。
ひとつひとつのお人形を見るだけで、ひとりでに顔が緩んでくるというもの。
人形ひとつでこんなにも和やかな気持ちになるかと思ったりして愛でる。
顔の表情、動作や仕草の面白さ、衣装の豪華さ、頭につけている兎は何ぞや、なんてことを
想像しながら毎日パソコン開いて写真を見ているの。
ひとつくらいお持ち帰りしても分からないな、なんて邪な気持ちはなしよ。はい。

(確認したつもりですが、私のことだから配列人形が違っていたらごめんなさいです)

木彫彩色御所人形 鯛車曳

木彫彩色御所人形 楽隊

木彫彩色御所人形 宝船曳

木彫彩色御所人形 輿行列

木彫彩色御所人形 餅つき

御所人形 お福の花見

私、「お福の花見」こちら見たら、太ってることなんて大したことないどうでもいいことだな
なんて、みんなとてもふくよかでおおらかなんですもの。楽しんだもの勝ちだわって。
ぜひともこんな花見がしたいもんだわね。

と、御所人形をあれこれ見ていたら、すっかり忘れていた仁清さん、
野々村仁清 「色絵吉野山図茶壺」

もちろん美術館所蔵の曜変天目(稲葉天目)は見逃しませんでした。

それにしても、撮影はスマホでのみOK。なぜかしらね。

コメント (2)
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