まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

「甘さる」

2014-11-20 13:16:31 | くらし

ようやく昨日あたりから我が家にもジジババにも慣れてきたチュッパ。
お母さんの姿が見えなくなっても、後追いしたりカエルがつぶれたような声で泣いたりが少なくなりました。
泣いてもばあばに抱っこされて、泣き止むこともしばしば。

そして。
何日か一緒にいると、本気要求泣きとちょっと泣いてみようの甘え泣きがあることも発見。
そうなのね。
佐渡弁で言うところの「あまさって」るのです。お母さんにかまってもらいたいだけ。ふうーん、です。
「チュッパ、あまさってるんだ」って感じです。
あまさっていることが多い反面、本気泣きのときの凄さ。いやもう手に負えません、はい。

 お母さんリキの入ったスカート穿いて。笑ってしまいます。

 

汚いガラス窓もぺろぺろなめています。さすがに証拠写真はちょっと・・・

 じいじの足も平気になって。寄りかかっています。

 鼻水、涎、ご飯粒何もかもいっしょくた。
カメラ近づけるとはいはいですぐに寄ってくるの。魚眼レンズ並みの1枚。
歯が生えました、↑2本↓2本。報告です。

ばあばにも甘さって欲しいところですが、それはもう少し待ちます。
で、慣れたころになると帰る、という恒例のパターン。
チュッパは明日、お父さんが待っている家に帰ります。

 

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「あと」ですか 「まだ」ですか

2014-11-19 13:48:04 | くらし

お世話になったおばちゃんと日帰り温泉に行ったときのこと。

制限時間は4時間、延長してもいのだけれど帰りに陽がくれるのがいやだから2時に出ることにした。
15分前になって。
もちろん私は準備完了。
夫も昼寝から目が覚めていつでも出発OK状態。

おばちゃんは、のんびりと。靴下もまだ穿いていない。
「○さん、もうひとっぷろ入ってくれば?」
なんて勧めてくれる。えっ?!


(公園でスケボーに興じている兄妹)

「あと15分しかないよ」と私。
「まだ15分もあるじゃないの」はおばちゃん。
「私はたいていそうだよ。まだあるじゃないの、って考える方だね」って。

ああ、いいわ。そういうふうに考えられるようになりたい。切なる願い。
そしてそういうふうに「まだある」の人は、たいてい周りが何とかしてくれて人生を切り開いて行ってるのよね。
不思議と。
そして、私のように小賢しく、準備万端、なんて思っている人は大小問わずの失敗があって、疲れるのよ、余裕がないのよ。

絶対、「まだある」と考える人の方が人生ゆったりと過ごしている。
私、「まだある」派になりたい!今の自分、つまらん!

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青空プレゼント

2014-11-18 13:19:28 | くらし


頼んだ覚えはないけれど・・・
メールに1年前のブログ記事が送られてくるので、せっかくだからありがたく見ている。

で、13日の記事に薬局ご主人のしみじみの言葉。

「晴れてるところに帰れていいなあ」と言う。
ほんとよ。青い空だもんね、それだけで清々するというもの。
「洗濯もンが乾かんのが困るっちゃな。いっくら乾かしてもなんとなく湿っとるもんな」
日本海側に来ると、冬の生活には忍耐がどれだけ必要かがよおく分かる。

って。今でもその時の情景がくっきり映像になって思い出せる。

ほんとよね、私、佐渡の冬もそんなに嫌いじゃないけれど洗濯物だけはほんとに参った。
これだけは実際に雪の降る地方で生活したものじゃないと、分からない。

そんな地方に青空プレゼントしたい!
送れるものなら風呂敷のように切り取って畳んでふわりと届けたい。
かの地で広げると青空が広がるの。


11月4日 我が家のジューンベリーの向うに広がる


13日 団地の上に


14日 公園 木の右横に半月が


同じ日 青空の中央に半月

 

ライブ映像で見たら、今日の佐渡は濃い灰色の曇り空。

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エンジェルストランペット

2014-11-17 14:22:46 | 植物

ちょっと前、ゴミ捨てに行った夫が、
「イダサンちの前にかぼちゃなような花が咲いとったぞ」
と言うから、なんだと思って確認。
薄いピンクの上品な *エンジェルストランペット
黄色のそれしか知らなかったから、ずいぶんと上品だなと思って。

そう言えばイダサンが言ってたわ。
ほんの数十センチのときに友達からもらって育てたんだって。
何の世話もしないけれど、すくすく育ったんだって、花なんかどんどんつけるんだって。
「人間もそうだったらいいのにね」
って笑いあったことがあったわ。


 

よく見かける黄色の花。
ご近所の坂道下のお家の庭なので、柵から手を入れてパチリ。すみません。


 

秋らしくない花だけれど・・・いっか。

今日からチュッパ滞在。
ちょっと抱っこするだけで大泣き、この世が終わるかと思う声よ。
いったいいつになったらスムーズにジジババに溶け込むのかしらね。

 

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難問解決しました

2014-11-16 12:33:36 | くらし

あ、すみません、私的には難問だったのです、例のフォトチャンネル作成失敗続きの件。

ある日突然作成できなくなったらびっくりしますよね。
なんも変えていないし、どこもいじっていないのに、今までの手順でやっても何回挑戦してもできない。
どうよ、変変、いったいどうなっとるんじゃ、と焦りまくりました。

写真の大きさ変えてみたり、文章書きこんだり、そんなこと気にしなくてもできてたけれど
できなくなったんだから、それがいけなかったのか、と少なくなってる脳味噌フル活用。

できない。
とうとうgoo事務局にお助けメール求めて、指示通りにして言うとおりにやった。
作成画面コピーして送ったりもした。
もうもうそれでもできないから、諦めて放置、突然できなくなったのだから突然できるようになるかも。
と、運待ち状態。

それが昨日のパソコン教室で。
gooスタッフじゃないのに悪いな、と思いつつ先生に訴えた。

「画面開いてください!」「えっ?」
「やってみてください!」「やっぱりできませぇ~ん」
「他の画像でやってみて!」「おんなじでぇ~す、ほら」」

先生はやおら画面を覗きこみました。
「あらあ、フォトチャンネルは100までしか作成できないって書いてあるよ、これじゃない?!」
「えっ????」
そんなことだったんだ、まさかのまさか。なによなによ狐につままれた気持ちよ。
私の今までの苦労はなんだったのだ!
先生、すごーーーい!薄い胸の中、スッキリしました。

私、100も作っていました。
今朝、次から次へと削除して48にしました。ああ、スッキリした。

そういえば、喪中葉書印刷の折、突然「用紙がない!」と印刷機がストライキ。
宥め透かしてもストライキ解除しない。こうなったら仕方ない後にしよう、とパソコンの電源も切った。
コーヒー飲んで落ち着いたから再度挑戦とやり直し。
おーおーなんと印刷機が回りだしたわ。リセット!できたのね。

ああ、『リセット』も『削除』も大切だわ。ほんと。

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「いつでも帰っておいで」

2014-11-15 09:16:48 | TV


中学同級生で歯医者さんになった女友達に聞いたことがある。
「ね、毎日、人様の口の中を見ていると嫌になることない?」
私もばかなこと聞いたものだが、友人は至極真面目に、
「歯医者さんてね、結構そういう方面の病気になる人いるんだよ。うちの人も一時なったわ」だそうだ。

 『昨夜のカレー、明日のパン』 6話

片桐はいりさん演じるギフの義妹、歯医者の朝子さん。突然、ギフの家に来て、
「なんかさ、このまま人の口の中だけ診て年を取るのかと思うとむなしくて」
ギフの家にしばらく居させてって。
ああ、そうよね、独身の朝子さん、失礼な質問をしたことがある私にはその気持ちとってもよく分かる、気がする。
そしてね、おまけに玄関の例のブリキでできた家族表札に、紙に書いた自分の名前を張り付けてあるの。ああ、泣けるわ。

間の悪いことに、その日、書道教室で知り合ったギフの女友達が訪ねてきて。
喧々諤々、あれやこれやのバトル。
で、その女友達がギフに「妹さんに帰ってもらえる」と言われて、ギフはきっぱりと。
「それはできない」

「朝子が戻ってくる場所がなくなるのはかわいそうだ」
「妻といつでも朝子が戻れる場所を作る約束をした」
朝子さん、ふすまの陰でそれを聞いていたのね。

それで朝子さん、やっぱり自分の歯科医院に帰っていくの。
そうよね、戻れる場所があることがわかれば頑張れるよね。
帰ろうとする朝子さんに玄関先からギフが声かけるわけよ。

「いつでも帰っておいで」って。ああしみじみする。

  

おまけに、朝子さんが戻っていった歯科医院の玄関に患者さんからの張り紙。
「はよもどってこんかい。いつまでも待っているぞ」
あああ、胸が熱くなる。

で、みんなが帰った後、台所で洗い物をしながらギフの鹿賀さんが歌う歌がこの曲。

星屑の町

 ♪両手をまわして帰ろう 揺れながら
 涙の中を たったひとりで
  やさしかった 夢にはぐれず
  まぶたをとじて 帰ろう
  まだ遠い 赤いともしび

 ♪指笛吹いて帰ろう 揺れながら 
  星屑わけて 街をはなれて
  忘れない 花のかずかず
  まぶたをとじて 帰ろう
  思い出の 道をひとすじ

  泣ける。

6話には、ほかの登場人物の「帰る、帰っておいで、帰る場所」エピソードが
たくさん散りばめられているけれど、私は朝子さんのそれに肩入れする。

あっ、それでも最後。
7年間も、大事にキャンデー缶に入れて持っていた亡き夫の骨をお墓に返してきたテツコさんが
「ただいま」って戸を開けるとカレーの匂い。
昨夜作って残しておいたカレーを温めたカレーの匂い。
とってもよく知っている匂い。ギフと二人で食べるの。

その夜、布団の中で涙流している徹子さん。
余韻がある素敵な終わり方だった。

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息子は洗車

2014-11-14 07:40:29 | くらし

ご多分に漏れず自宅近辺も高齢化率高い。
道路はさんでわずか9軒。どこも核家族で同居している家はないの。
同居するには狭いという事情は大きいけれどね。

居間が道路に面していて、私暇だから見るともなく見ていると。
休日になると時々、息子さんが老親を訪ねてくる。
ほんと親思いでえらいな、と感心する。見習え我が息子!と胸の内で力なくつぶやく。
でもでも。
反対に見ているこちらとすると、今までそんなに来なかった息子さんが来るって親御さんに何かあったのかしら、
なんてついつい老婆心が働くのよ。

そして、その外車に乗ってやって来る息子さんがそろいもそろって必ず愛車を洗車しているの。
「えっ?そんなところまで観察しているの」なんておっしゃらないで。
その洗車が長いからついつい目に入るの。1時間なんてものじゃないの。念入りなの。

ホース片手にブラシでごしごししているでしょ、その前に車内を掃除しているのかしら、
いくらなんでも一部始終観察しているわけじゃないから分からんけれど。
で、ふき取って、その後もなんだかごしごししている。
母親訪問の息子さんは家族連れだから、妻子供動員で洗車している。
まあ、熱心。夫に詰めの垢でも煎じて飲ませたいくらい。何しろ、年1回。ものの30分もで終わる人だからね。
その夫が、
「よくあんなに長い時間洗っとるなあ。そんなにやるところがあるのか」
と言うから、私は言ったね。

「ほら息子は家族といたって何も話すことがないんじゃないの、娘と違うからさ。30分くらいお茶飲んだりしたら
もう話のタネがなくなるんだよ。黙っているのもなんだから、車でも、ってなるんじゃないの?」

年を取ると、ほんと意地悪ばあさんになる。すみません。

 

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黄葉

2014-11-13 12:36:48 | 自然・風景

昨日今日と散歩しているエンドーさんに会った。
会うときは続けて会う、会わないときは全く会わない。

エンドーさんは大変な病気を抱えている。が詳しい病名は知らない。
以前は1歩も家を出られなかった。
もちろん家の中のことはおろか自身の身の処置もままならずもできず、ご主人が頑張ってらした。
そんな状態が何年も続いて・・・

ようようご主人に付き添ってもらって散歩ができるようになって。
ひとりで散歩するようになって。
顔のむくみもとれ、足取りもしっかりして会話もスムーズにできるようになった。
「まだいろいろ出てくるのよ」
と言うけれど。

前向きな考え方、行動にはほんと勇気づけられる。
つくづく「エンドーさん、凄いな」と感心する。
なんだらかんだら言ってられないな、と思わせられる。

我ら二人共とっくに黄葉期。
盛りとは言わないけれど、まだ枯れ始めてもいないと思う。
今日のような強風が吹いてもしっかり枝につかまっていられると思う。

 

 

 

 

 

近所の団地の中の小さな公園の大木。

 

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ヒロミチャンの場合は

2014-11-12 12:18:25 | くらし

中学高校と同じ学校で過ごしたヒロミチャンは今首都圏に住んでいる。
面白いもので、あんなに仲が良かったのに高校を卒業してからというもの数十年、全く交流がなかった。
それが、ある時(なんだったか覚えていない)を機に一気に仲が復活。

この間の民謡集合も彼女が設定。
連絡手紙を出し、チケット購入し、さらにそれを配布。
当日は責任感からか朝一番の演目から駆けつけて、たくさんの民謡を聞き「頭が痛くなった」とぼやく始末。
ことほど左様にマメである。

で、ほら身勝手な私は自分の都合で中座したことは既に報告済みだけれど。
ヒロミチャンも「私も帰る」ってくっついてきた。
「いいの?」と聞いたら、
「実はくたびれていて帰りたかったのよ。佐渡から2日前に帰ってきたばかりだったの」だそう。
そうだ、ヒロミチャンの本格的な遠距離介護はこれから始まるんだった。
こたつやら何やらの冬支度セットで帰っていたんだ。
だから、本当は休みたかったんだって。

そうよね、彼女も体力がない、私と同じくらいかそれ以上にない。
すぐに疲れが来る。
だから。

丸1日の遠出はよほどでないと困る。
連日のお出かけはもってのほか。
2,3日の間隔があかないと寝込む。
1週間、予定が詰まると息ができない。

って、こんな感じだ。私も一見行動的に見えるそうだがとんでもない!
彼女の言葉に、そうよそうよ私もよと深く深く頷く。

でもでも大違いなのよ、私と彼女は。
私は、なあんにもしなくてもそれでよし、それが快適なタイプ。
ところがヒロミチャンは動いていないと生きている気がしないタイプ。
彼女の場合の動くは、「社会の役に立つ」という明確なポリシーの下に行動することね。
だから今も、自分の体力をしっかり考慮しながら、地域や知人友人のために東奔西走してくるくる駆けずり回っている。
話を聞くたびに小さくなる私。ほんと。

ヒロミチャンのごめん。見習う気はないの。エール、送るのみだわ。

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ひとり ひとつ

2014-11-11 12:48:10 | くらし

今日のようなべったり薄暗い空は気が滅入る。
せめて空のあちらこちら灰色濃淡であってくれれば、その気になれるのに・・・

 

あの日この日の買い物への道すがら風景。

 ベンチで読書に励む紳士おひとり

 



公園のベンチひとつ

 

 

塀際のかりん ひとつ                  こちらの家の塀際 かき ふたつ

 

    

我が家のみかん ひとつ              オリーブ ひとつ

 

これじゃ淋しいので 賑やかに

写真アップのためにとなんだか言い訳めいているかしら。

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