まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

チケットの神様はいた! 舞台『バリーターク』

2018-04-20 08:54:08 | くらし

ああ、こんなことがあるんだ。
と一晩たっても興奮冷めやらず。頭の中は昨日のことでいっぱい。

草彅剛クン演じる舞台『バリーターク』のチケットが取れなかったことは報告済み。
うるさいくらいにしつこいくらいに。
ネット上では、当日券が1時間くらい電話をかけ続けて2時間くらいかけ続けてようやく取れました。
あきらめないで、なるつぶやきが見られたけれど、そんな根気も時間もない。
もうここらで諦めて、
私の『バリーターク』はネットに上がってくる記事をファイルすることにし、せめてパンフレットだけでも買ってこようと。

2時開演だから2時5分ころ芸術劇場に着けばいいなと計算して、「関内に行って来るね」と12時過ぎに家を出た。
まずは横浜駅、東急東横線みなとみらい線の改札入ったところの大きな宣伝写真。


天気もいいことだし、去年素晴らしかった日本大通りの花々を見て時間をつぶすつもりだったのよ。
ところが花は期待外れのだらしなさで、それなら大桟橋に行って海でも見るか、なんてぶらぶらして。
ころあいになったから芸術劇場へ、楽屋口はどこかなとぐるり1周たわ。



2時前、5階の大スタジオへ、当然のように私ひとり、観客の人たちは会場内。
案内係の人が「チケットお持ちですか?」「持ってません!」と切り口上で返事。
パンフレットを買いたくて、と続けると開演してからですのでちょっとお待ちをと。
私も、どうやっても取れませんでしたと愚痴ることは忘れない。

と奥の会場入り口の方から女性が走ってくる。またもや、
「チケットお持ちですか?」って「持ってない!」っつうの。
「当日券のキャンセルが出たんですけどご覧になりますか?」
「えっ!?」もう頭真っ白よ。
ご覧なりますもなりませんもなるに決まってる。後先のことなど考えられない。
速攻で料金払い、案内嬢の後について行く。あの、トイレ行っていいですかと聞くと案内嬢、
あと1,2分で開演です。開演してからだとご案内できないんですけど、って。
漏れてもいいと案内に従って付いていったわ。200人くらいの狭い会場のいちばん上。
二つ席が空いている、あれま、と思う間もなくお隣に男性が。
ちらっと横目で見ると、写真で何度も目にした演出の白井晃さんじゃないの。

ことの展開についていけず、おまけにお隣が演出家の方とは。
すぐに幕が上がって舞台上にツヨシクンが。

ストーリー
広い部屋。そこに2人の男がいる。
彼らは目覚まし時計の音で起き、80’sの音楽を聞きながら、部屋をかけまわって着替えて食べて踊って
フィットネスをして、バリータークという村の話を語る。
ふたりはだれか。
どこにいるのか。
そして壁の向こうには何があるのか?

男1の草彅剛さんと男2の松尾諭さんが舞台狭しと動き回って演じている。
息の合ったお二人の熱演は最初から伝わってくる。
でもでも私は、ここに至るあまりに急な展開と、白井さんがメモ用紙を動かしたり身体をのり出したりする様子が
伝わってきて、それでなくてもぼんくら頭に薄っぺらい感性しか持ち合わせていないから、
もう全てがちんぷんかんぷん。なかなかバリータークの世界に入って行けない。


(舞台写真はweb上からお借りしました)

中盤に入り、男3の小林勝也さんが登場して舞台がぎゅっと引き締まり緊張したのが伝わると、
そこからはもういっきに感情が揺さぶられてきた。そう誰にでもある日常世界で起こるいろいろな感情。
終盤に向かってのツヨシクンの長い長いセリフで、なおいっそう込み上げるものがあって。
3回のカーテンコールの後、お隣の白井さんに図々しくも話しかけてしまった。
「夜もこの舞台をやるんですよね、すごいことです」って。

あんなに熱望したツヨシクンの舞台。
それが全ての幸運に導かれて観劇できたこと、ああ、チケットの神様っているのね。
もう残り少ない一生の運を全部使い果たしたわ。

 

 

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たんぽぽの綿毛

2018-04-19 08:37:29 | 植物

月曜日、ほんとうに久しぶりに舞岡公園を訪れたときのこと。
明るい陽の元で*たんぽぽが花盛り。
こんなにたくさんのタンポポを見たのはいつ以来だろう、と捻くれたババでもしばし童心にかえったわ。

小学生に入る前は、春になるのを待ちかねて、町内の子供たちうち揃って蒲公英摘みに行ったものよ。

朝早かったから、日陰のたんぽぽは花が全開とはいかない。

この間遊びに来たちゅっぱは、今、たんぽぽの綿毛飛ばしが面白くて保育園帰りに見つけては
ふーっとやっているそうな。で、たんぽぽ探しに。

    

残念、探すときは見つからない。     3月のちゅっぱ 手と肩とぎこちない笑顔が恥ずかしさを表して

 舞岡公園には綿毛もどっさり

そういえば子供たちが小学2年生の時に、国語の教科書に『たんぽぽのちえ』があったわね。
思い出した。たどたどしい音読を聞いてカードにハンコを押したものだわ。今もそんな宿題はあるのかしら。

 

【音どく】たんぽぽの ちえ

 

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*カツラの木の若葉 そよぐ

2018-04-18 08:19:09 | 植物

今朝は雨、このくらいなら許すというような降り。
昨日の曇り空もそうだけれど、空がやや暗い方が木々の緑がしっとりと見えて私は好きだ。

ところが写真を撮るとなると、私のコンデジでは(あくまでもカメラのせいにする)それが反映できない。
やはり、空は明るくなってくれないと、ね。

日曜日はツツジじゃなくて*カツラの木を見に行ったの。
いろいろ好きな木はあるけれど、花木以外では*カツラの木がいちばん好きかなとこの頃思う。
丸っこい葉の形、葉が薄くてさらさらと風にそよいで。自然に整っていく樹形。
何もかもがあくまでも柔らかくて・・・
特に中央公園のカツラは広い場所でのびのび育って言うことなしよ。

 


このしなやかさ

 


葉が折り重なってもうるさくない 緑の濃淡がとてもきれい

 


園路で日陰をつくる

公園にはほかにも *ケヤキ

 

 

そして*コナラも

いつ立ち寄っても、なにかしら心癒される自然があるこちらの公園。
原チャ5分、近くだから寄るか寄らないかは私の気分次第。
次は*ヤマボウシの花が咲くころに。

 

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映画『クソ野郎と美しき世界』などなど

2018-04-17 08:50:33 | くらし

NHKのドキュメンタリー番組「草彅剛のニュースな街に住んでみた 韓国編」の中で、ツヨシクンは
「失うものもあれば得るものもある。
去年大きな決断をしたときに、僕はもう全部、それまでやってきたことをそこに全部置いてきたので、
未練もないしそれによって新しく生まれ変われるし、全部そこに置いてきたことによって身も軽くなった。
景色も新しくなってすべて新鮮」。
と語っている。彼の苦悩と並々ならぬ決断が見て取れる。それはきっと慎吾君も稲垣さんも同じだろう。
「細胞が新しくなったような気がする」
退所後ずいぶんな扱いを受けてきたけれど、そういうふうに思えるようになってよかったわ。 

ジャニーズ事務所を退所した稲垣さん草彅さん香取さん3人で「新しい地図」を立ち上げての初めての映画。

ポスター画像

 正直言えば、いくら草彅さん好きでも後の二人のドラマや映画は見たことないし、プロモビデオっぽいし、
オムニバス映画ってどうよちょっとなあと引いていて、どうしようか迷っていたけれど。
全国86館しか公開しない、ということは平たくいって47都道府県2か所以下ということじゃないの。
おまけに2週間に限り上映とあれば、映画館はいつものこまわりくん1本で行けるのだから行かねばならぬ。
応援しないわけにはいかないわ、長年のツヨシクンフアンとしては。
何しろ15万人の入りを目指すっていうんだからその中の一人にならねば。(16日現在20万人を突破しているらしい)
上大岡の映画館は4日間に限り大スクリーンで上映してくれるんだから、大スクリーンで観ようと決めて。
先週の水曜日、行きましたよ。 

オムニバス映画『クソ野郎と美しき世界』
監督:園子温×出演:稲垣吾郎のエピソード1「ピアニストを撃つな!」
監督:山内ケンジ×出演:香取慎吾のエピソード2「慎吾ちゃんと歌喰いの巻」
監督:太田光×出演:草なぎ剛のエピソード3「光へ、航る」、
そして「クソ野郎★ALL STARS」が出演し、
すべてのエピソードの物語がつながる児玉裕一監督の「新しい詩(うた)」という4つのストーリーで構成される。

予想した通り。
稲垣さんのエピソード1は、私にとってはぶっ飛びすぎていてストーリーにも映像にもついていけず。
香取さんのエピソード2は、シュールな世界の中で素の香取慎吾を香取さんが演じていてちと切ない。
彼らの退所事情と現状が随所で深読みできるからね。
ところが稲垣さんから香取さんへの映像バトンは思いのほかうまく渡っていて、
ついていけなかったエピソード1の印象が今頃になって強く甦って来るのよ。

で、ツヨシクンのエピソード3。
贔屓目が入っているのは重々承知だけれど、ツヨシクンの演技、ますます深みと凄味が増して来たね。
存在感抜群。爆笑問題の太田さんがあそこまで正統派の映画を作るとは思わなかった。ここで大満足。

エピソード1、エピソード2ちょうど良い長さにまとまってて。
エピソード3はもっと長い作品で観たかったわ。

他に浅野忠信さん、満島慎之介くん、小野真千子さん(私が分かる範囲で)などが出演。
このほかの共演者の方たちも達者で、画面にぴったりおさまっていてとても面白かった。

ということで未だに、オシャレで先鋭的で楽しい映画だったなという記憶が残っているわけです。
危うく食わず嫌いになってしまうところだったわ。

ああ、それにしても舞台『バリーターク』観劇したい。
14日のプレ公演から始まった3日間の感想の熱さ、評判の高さを拝見するたびにますます思いが募る。
なにしろ、先行予約、一般発売、かながわ生協枠、すべて全滅。
当日券求めて電話するも虚しい録音テープの声が繰り返し流れてつながらず。
どこかにチケットの神様はいないものかしら。あああ。
ツヨシクンが演じている神奈川芸術劇場なんてすぐそこなのに。

 

 

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ツツジ咲く公園

2018-04-16 08:34:14 | 自然・風景

昨日、いつになったら雨風は止むのかしらと愚痴っていたら、
思いのほか早く午前中には上がって薄日まで射して来た。雨上がりの気持ち良い空気。

買い物ついでに近所の中央公園、こちらは平地の公園。
ツツジがもうすぐ満開。
通りすがりにあるから、何度もこちらには来ているけれどツツジ咲く季節は初めて。
雨風が塵埃そのほか諸々を洗い流してくれて景色がとても美しい。
お目当ては他にあった、が。
ツツジ、端から敬遠していたけれど・・・いいじゃないの。

いつもどおり公園外周をぐるっと。


*クスノキの柔らかい若葉と

*ツツジだけじゃない*サツキもいっしょ。

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ベル状の花 *シラー・カンパニュラータ

2018-04-15 09:07:28 | 

いやいや外はものすごい雨風です。
いっそ気持ちがよいくらい、なんて。
庭の植物は大揺れ、今にも首が折れそうです。
おくさん、気持ちがよいなんてとんでもないバカも休み休み言ってと怒っています。

そんな中で今が真っ盛りの*シラー・カンパニュラータ
草丈2,30センチだから多少の風はどうってことない。
ただの*シラーと思っていたけれど、シラーってたくさんの種類があるのね。
最近とみに間違い思い込みが多くて自分が信じられないから、不安なことは調べるようにしているのよ。
(当然でしょとおっしゃらないで。それまでは自信満々だったのよ傲慢だったわ、反省)

分かったこと、我が家のそれは、*シラー・カンパニュラータだった。
別名が*ヒアシンソイデス*スパニッシュ・ブルーベル*イングリッシュブルーベル
とたくさんあって下を噛みそうな名前、覚えられないからま、いっか*シラーで。間違いではないもんね。

ピンクと白のシラー。ブルーは*アジュカ。

私が横浜を留守にしている間も咲き続けた白のシラー。
繁殖力がすごくてどんどん増える、おまけに勝手に家出してお隣に居候。申し訳ない。

覚えがないのにいつの間にか座を占めていたブルーさん。
花が終わったら1箇所にまとめて植え直そうと思っている。

こちらも植えた覚えがないピンクさん。どうなっているのかしら。
遠慮深く、毎年少しづつしか家族を増やそうとしないから可愛いわ。

それにしてもこの雨風はいつおさまるのかしら。

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トリを飾る*モッコウバラ

2018-04-14 08:37:11 | 植物

春を告げる
*ミモザが咲いて散り、
*利休梅が咲いて散り、

*シロヤマブキが咲いて散りかかっている。

*ジューンベリーのボールのような花が散り

わが家の花木は今こちら*モッコウバラが花盛り

しばらく楽しませていただきます。わが家の花木の花はこれで終わりね。
*ヤマボウシも*ヒメシャラも青々とした葉を付けているけれど、花は期待できないからね。

ちゅっぱ一家が来ます。
お父さんにおねだりしたんですって「3人で行こう」って。今日はお父さんお休みだから。
ばあばはちゅっぱ一家が来る前からもうすでに疲れています。

 

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夕日に輝いて

2018-04-13 09:00:41 | 

昨夜、TV番組の「プレバト!!」を観ていたら水彩画の部門査定で
大和田伸也さんが画題に東京駅北口からの風景を描いていて、いやあびっくりしたのなんの。
構図が昨日アップしたブログ、高層ビル風景の写真と同じ切り取りで。何となく嬉しかったわ。
残念ながら査定は不合格だったけれど。
うん、素人が見ても東京駅が歪んでいるのは分かった。

今、横浜では『ガーデンネックレス横浜2018』が開催されている。
行きたいが、めずらしくいろいろあってなかなか行かれない。ま、そのうちにね。
というか、まずは自分ちの庭をしっかり鑑賞しなさいってことだわ。
春仕様の庭で、これからの時期しか花盛りにはならないんだから。そういうこと。

取りあえず、夕日に輝いている庭。美しい、惚れ惚れすると自画自賛。
狭い庭だからこその輝き、よ。

 


*ゲウム


*ローゼンセマム


*ティアレア

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高層ビル風景

2018-04-12 08:59:03 | 建築物

昨日ミニバスこまわりくんで久しぶりにヤマモトサンと一緒になった。
ヤマモトサンの娘さんは高層マンションの30階に住んでいるという。
訪れる回数が増えるにつけ、ようやく慣れたわと言っていたけれど、毎日30階の高さで生活しているのかと。
自分だったらもうダメだわ、目が回るわ。なんて。

緑深い山々を眺めたり、光輝く海を見たりするのも好きだけれど、
都会の真ん中の高層ビルを見上げるのもなかなかでして。

東京駅北口を出て、オアゾを突っ切り皇居東御苑へ向かう道に林立している高層ビル。
ちらっとだけ、首からなんだか名札のようなものをぶら下げて、
颯爽とこんな高層ビルでできる女性をやりたいもんだなんて憧れるわけ。
凄いよね。どこの国にいるのかと一瞬戸惑うわ。


時計を真正面から撮りたくて 古いデザインと新しい部分が融合しているようにも見える


お堀の前の道路をスイスイとご家族連れ

高層ビルもあればレトロなこちらのビルも 

松と高層ビル いかにも日本

そして坂下門への道からお堀の向うを

おまけ 
我が横浜みなとみらい

建物だから時季外れでもいいかと放置していて今頃アップ。
全部、日にちは違えど3月の写真です。

 

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しずくのような花

2018-04-11 08:54:13 | 

今は*ムスカリの花は終わったけれど、
この取り合わせは上手くいったなと自画自賛していた一鉢を見て、夫が言い放ったひとこと。
「あの汚ったない花はなに?」
絶句。
このシックな花色の*クリマスローズを見てそんな感想を持つとは。つまらん!

横浜友にその話をしたら、
「家の人もそうよ。男は赤や黄色の派手な色じゃないと花じゃないと思ってるのね」と共感して憤慨する。

*セリンセ
こぼれだねで見事に大きくなった一株。この花も目に入っていないと思う。
だいいち花とも思ってないんじゃないか。

ちょっと青みがかった葉の色と濃い紫の花色。うつむくしずくのような形。絶妙。

しずくと見るか涙と見るかはそれぞれだけれど。

 *ホウチャクソウ

 

 *アマドコロ

涙でもしずくでもないけれど佇まいが似ているので、なんて紹介し忘れていて怒られたから。

 

わが家の*ヒトリシズカさん。もう10年以上も前佐渡から嫁入りして来ました。
まことに丈夫。右は去年株分けしたもので1年で無事根付きました。

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