気の向くままに2

その日の気分で、思いついたことを書いていきます。

ローズヒップ

2005-10-31 20:17:36 | yaplogから

家のバラの中で、実のなる種類がある。
かわいらしい赤い実なのだが、
最初に見つけたときは、薔薇に実がなるとは思っていなかったので驚いた。
秋の終わりには、
枝に咲かせたまま残しておいた(ドライフラワーのようになるのだ)アジサイと、
この薔薇の実を藤の籠にアレンジして、
何処を見ても雪ばかりの殺風景な冬の間、風除室に飾ったりした。
「ウエルカム フラワー」って感じかな。
ところが、我が家の風除室は
戸を開けると、強烈に北風の吹きつける場所なので、
新聞配達のおじさんが戸を半分しか閉めていかない時など、
籠ごと吹き飛ばされ、そこらじゅうに散乱し、
片付けるので大変な思いをしたこともある。

バラの実には「ローズヒップ」という可愛い名前も付いている。
何かいい利用法はないだろうかと探してみたら、
ブランデーや焼酎に漬けてローズリキュールに出来るそうだ。
このバラの香りをつけたリキュールの名前を
「クレーム・ド・ローズ」と呼ぶというのもおしゃれじゃない?
バラの実はビタミン類が豊富で、
肌を美しくし、疲労回復の効果があるとも書いてあったので、
これはやってみるべきかな?
でも、1kgも取れるかな?

★ローズ酒の材料★  
バラの実1kg 
ホワイトリカー(容器の実が漬かる量)
氷砂糖1kg(甘さは適宜に)
レモンⅠ個
作り方は黄赤色に熟した果実を、水洗いして水気をふき取り、
容器にバラの実と氷砂糖を交互に入れ、
レモンの輪切りを加えホワイトリカーを、実がつかるまで注ぐ。
3ヶ月ほどで熟成するそうだ。



うーん、おつだね。

2005-10-30 13:00:54 | yaplogから

夏の終わり、地元産「しし唐辛子」が出盛りの時、
青々としていてビタミン豊富で体に良さそうだし、
大袋入りで100円という値段の安さに釣られて、つい何度か買ってしまった。
でも、料理法をそれほど知っているわけでもなく、
キンピラ風のお惣菜にするのにも飽きてきていたので、
ある時、職場でどうやって食べようかという話をした。
アケビに「騙されたと思って、味噌に漬けてみて。美味しいから。」と言われて、
残っていた分をタッパーに入れ、味噌だけで漬けておいた。
1ヶ月ほどでしし唐独特の生臭みが消えると言われていたので、
今日そろそろいいんじゃないかと思って、一つ出して丸かじりしてみたら、
少し塩辛かったが、これがなかなかいける。
ツーンと鼻に抜ける辛味がたまらない。
これは日本酒のつまみになりそうだ。
(私は酒飲みだが、日本酒だけはちょっと苦手なの。残念なんだけど。)
「味噌も美味しいから捨てないでね。」とアケビが言っていたので、
ちょっと嘗めてみたらこれがまたピリリとうまい。
キュウリにつけてみようかな?



チャレンジャー

2005-10-29 14:35:37 | yaplogから

大好きなものが食べられない。
食いしんぼうにとってどんなに辛いか分かりますか?
私は牡蠣が大好きです。いや、大好きでした。
牡蠣フライ(タルタルソース付き!ね。)に牡蠣の土手鍋、牡蠣の炊き込みご飯。
メニューを書いているだけで涎が出そう。

学生時代、新宿の地下飲食街にあった(今もあるかしら?)『酔心』
(名前を覚えているってところが凄いでしょ?)
という広島の牡蠣料理のお店に行くのが、お金のあるときの楽しみでした。
大体は牡蠣釜飯か牡蠣フライを食べたのですが、本当に美味しかったんですよ。
故郷に帰ってきてからも季節が来ると家で土手鍋などを作って食べていたのですが、
全く平気でした。

ところが、ある冬、仲間達とお寿司屋さんで宴会を開きまして、贅沢三昧をした時、
出てきた生牡蠣に中ってしまいました。
汚い話ですが食べて30分もしたら顔面蒼白、
その後嘔吐と下痢が続き、トイレから出られず、死ぬかと思いました。
せっかくの楽しい宴会の雰囲気を壊したくなかったのですが、
宴会場で寝込み、這うようにしてトイレに行った「暗い過去」があります。
その時は牡蠣アレルギーになったのだとは思いもしませんでした。
かなり飲んでたし、体調も悪かったんだろうって勝手に決めつけてました。
だって、大好きなものにアレルギーが出るなんてあり得ないでしょう?
その次の年、職場の宴会で同じ体験をしました(飲んでません)。
2回目は前よりもひどく、家に帰ってからもバケツを離せませんでした。
(ほんと、汚くて御免!)
一晩中トイレに通い、一睡も出来ず、体調は1週間も元に戻りませんでした。
ここに至って初めて私は生牡蠣を疑いました。
だって、どっちの時にも共通していたのはそれしかなかったんですもの。

それ以来10数年私は牡蠣を口にしていませんでした。
あんな思いは二度としたくありませんからね。
周りがどんなに美味しそうに食べていても、
見ないようにして忍の一字で耐えましたよ、ええ。
生だけでなく、どんな料理も一切!です。

その封印を実は昨夜解いてしまいました。
母と食事に行った時、母ったら「冬季限定」牡蠣フライを頼みやがったんですよ。
一応「食べていい?」って聞きましたけどね。
そして、食事中に母の口から悪魔のささやきが…。
「一つくらいならいいんじゃない?火を通してるし。
2日休みなんだから駄目なら寝てればいいじゃない。」
何と大胆なそのお言葉。
一瞬の内にわたくしの頭の中をいろんなことが過ぎりました。
もう、悩みに悩みましたよ。
でも、目の前のぷくっとしたお姿には勝てませんでした。
「一つくらいならいいよね。」と呟きながら母の皿から奪ってパクリ。
んん、美味しい。
こんなに感激したんだから、その代償として倒れてもいいやって、思いましたね。
でも、その後は、もうドキドキです。
なにか異常が起きないか心配で、買い物をしながらも怖くて発狂しそうでした。

そして、結論!牡蠣フライ1つは大丈夫なりよ。
全く平気です。
でも、今度、1人前チャレンジするか、生牡蠣に挑戦するかはまだ決めてません。
だって、絶対大丈夫だっていう確信がまだ持てないもの…。

み(実)~つけた!

2005-10-28 21:47:17 | yaplogから

ブログを書くようになってから、
何かネタはないかなーと、
前よりもじっくり庭を見て歩くようになりました。
この間の日曜日そろそろネタも尽きたなーと思って庭を眺めていたら、
こんなのが目に飛び込んできました。
さあ、これは一体なんでしょう?
プルンとした真っ赤な実は、
春に可愛い花を咲かせる鈴蘭の実なんです。
東隣のWさんからの頂き物です。
実家から移植したのよりも大分大きな花だったので多分ドイツスズランです。
「一粒で二度美味しい」って、なんのキャッチコピーだったかしら?
春と秋の二度楽しめるなんて嬉しいですね。
ちょっと食べてしまいたくなるような形と色ですが、
スズランは猛毒だということなので、決して口にしては駄目ですよ!
(って、食いしん坊の私こそ気をつけなくっちゃね。)


野菊

2005-10-27 20:19:30 | yaplogから

東側の砂利を敷いたところから自然に生えてきた薄紫の花が素朴で可愛らしい。
たぶん野菊の一種だろうと思っている。
この東側の小道は日差しが植物の成長には丁度いいのか、
栄養分も無いだろうに、
黒種草・小判草・レモンバーム・ホタルブクロなど様々な花がこぼれ種から芽を出す。
砂利道をきれいに見せるためには抜いてしまったほうがいいのだが、
もしかしたら玄関の生け花のアレンジに使えるかもしれないと思うと、
処分できない私。
ネットで検索してみると、
「ノギク」という名の植物はないそうだ。
つまり山や野に咲くキク科の仲間を総称して「ノギク」というらしい。
この花にもちゃんとした名前があるのだろう。
もしかしたら「ノコンギク」かな?「ヨメナ」かな?
特徴の似た花を探そうとしても、みな同じような感じで、見分けが付かない。