電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

さえないクリスマスが一転して

2007年12月25日 19時22分37秒 | Weblog
今年のクリスマス・イブは、妻が親戚の法事をメインに息子の生活チェックをかねて上京しており、老父が体調を崩して入院しましたので、老母と二人だけで過ごしております。昨晩は、ろうそくもケーキもサンタさんも割愛し、残りものをおじやにして食べました。なんとも冴えないクリスマスですが、長い人生にはそういう年もありますね。気分を変えて、ジャズ風のバッハを聴きました。

昔、高校生の頃、ジャック・ルーシェ・トリオの「プレイ・バッハ」が流行しておりました。例によって NHK-FM で、この斬新な演奏を知りましたが、またもや例によって、お財布の中身と折り合いがつきませんでした(^o^)/
そして仕事が猛烈に忙しい時代に、一時期ではありましたが、レコード・クラブの会員になったのは、「プレイ・バッハ」やその他の演奏のCDを、探す手間をかけずに集めたいと考えたからでした。実際、何種類もあるジャック・ルーシェ・トリオの「プレイ・バッハ」シリーズ等を全部集めることは、私のコレクションの範囲を越えてしまいますので、いいところを集めた名演集のようなCDは、ありがたいものです。

などとパソコンに向かって愚痴をこぼしていたら、郵便物が届きました。ときどきコメントをいただく、パリ在住のピアニスト、nabukoさんから、エレーヌ・グリモーの演奏する、シューマンのピアノ・ソナタ第1番やショパンのバラード第1番、リストの「ダンテを読んで」などを収録したCDと、心あたたまる、すてきなクリスマス・カードを送っていただいたものです。

さっそくシューマンのソナタを聴いています。感想は、じっくり聴いて後日投稿したいと思いますが、実はフランスからの郵便物を、生まれて初めていただきました。切手を見ながら、おお、フランス語だ~、とアホな感激をしております(^o^)/
Merci beaucoup!!
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