徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

石川遼は“ゾーン”に入ったのか?

2010-05-03 21:54:50 | スポーツ一般
 昨日の中日クラウンズで、石川遼が58という驚異的なスコアをたたき出し、見事逆転優勝を飾った。多くのメディアが、昨日の遼君の状態を“ゾーン”に入ったと説明している。“ゾーン”とは、体の調子もよくて、集中力が高まり、ワクワクしながら、自分の思い通りに試合が流れていくような状態のことを言うらしい。実際のところは本人のみぞ知るところだが、見ている限りそんな感じではあった。僕が水球の現役選手だった頃は、“ゾーン”などという言葉を聞いたこともなかったし、そんな学説を聞いたこともなかった。しかし、振り返ってみると、やることなすことうまくいったなぁという試合が一つ二つある。今にして思えば、あれが“ゾーン”に入ったというのかなと思う。だが、体の調子がよく、集中力が高まっていても、いつでも“ゾーン”に入るわけではない。そのための条件があるような気がする。僕が思うに、それは多分、最初の分かれ道になるワンプレーが、イメージどおりにうまくいくことだ。だからこれは運も味方するのだろう。昨日の遼君も1ホール目か2ホール目でそんなシーンがあったような気がする。