徒然なか話

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エリザベス・テイラーの半生を映画化!?

2010-07-20 20:20:42 | 映画
 マイク・ニコルズがエリザベス・テイラーの半生を映画化しようと目論んでいるらしい。いわゆるバックヤードものとしては、ビリー・ワイルダーの「サンセット大通り(1950)」やジョセフ・L・マンキウィッツの「イヴの総て(1950)」などの名作があるが、はたしてリズ・テイラーをどう描くのだろうか。さてそのリズだが、僕らの年代にとっては美人女優の代名詞的存在だった。際立つ美少女だった「緑園の天使(1945)」や「若草物語(1949)」の頃から、美人女優へと変貌していった「花嫁の父(1950)」や「陽のあたる場所(1951)」。でも僕は、彼女が本当に美しかったのは「ジャイアンツ(1956)」の時がピークだったと思う。あらためて確認してみると、その時なんとまだ23歳だ。その数年後、「去年の夏 突然に(1959)」を見た時、あゝリズも容色が衰えたなと思った覚えがある。今から思えば、まだ27歳だったのに。ところで、エリザベス役にはアンジェリーナ・ジョリーとキャサリン・ゼタ・ジョーンズが候補に挙がっているというが、はたしてどんな映画になることやら。