徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

熊本市民会館にまつわるお話

2016-05-20 19:12:44 | 
 熊本市民会館まで歩いて行ってみた。ここも熊本地震で甚大な被害を被り、復旧には丸1年かかるという。予定されていたコンサートなどのイベントは全部中止または延期になった。他では熊本県立劇場も被災しており、会場変更も難しいようだ。今年からホールのネーミングライツを取得したシアーズホームもついてないと嘆いていることだろう。


今日の熊本市民会館


熊本市民会館の前身、熊本市公会堂


 僕が歌手の公演を初めてナマで見たのは、熊本市民会館の前身、熊本市公会堂で昭和27年、6歳の時である。祖母に連れられて行った公会堂は超満員。それもそのはず、独特の唱法で当時大人気だった若手歌手・菅原都々子さんの公演だった。その前年に行われた第1回NHK紅白歌合戦ではトップバッターを務めていて祖母の贔屓の歌手だったので、幼い僕も名前は知っていた。その公演で歌った中の代表曲が下の「連絡船の唄」である。



≪おまけの話題≫
 下の映像は僕が投稿したザ・わらべおよびこわらべ関係の動画の中で、最も再生回数の多い「お座敷小唄/芸者ワルツ」である。上の話題とは何の関係もなさそうだが、実は「お座敷小唄」の作曲者が菅原都々子さんの実父・陸奥明さん、そして「芸者ワルツ」の作曲者が菅原都々子さんの養父だった古賀政男さんというわけ。
 ちなみに、このブログの5月11日の記事に掲載した「阿蘇の恋歌」も陸奥明さんの作曲である。