雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

石川遼君、優勝おめでとう

2008-11-04 04:32:13 | スポーツ
にほんブログ村 シニア日記ブログへお手数ですが、ちょっとクリックして頂けますか



石川遼君プロ転向後のツアー初優勝である。
ご本人もほっとしたであろう、優勝会見のあの涙が印象的であった。


初めて彼のドライバーのスイングを見たとき、
『まさにスポーツ選手のスイング』と思ったのをよく覚えている。
杉原輝雄などの昔のキャデイ上がりのプロ選手などとはまったく異質のスイングだと思った。

タイガーウッズを見たときも、同じような感想を持ったが、
石川遼のほうがスイングに美しさがあるように思えたのである。

フロックのような優勝のあと、高校生でプロ転向をした。
少々落ち目の男子ゴルフ界の救世主のようにマスコミに取り上げられ、世の関心を一身に集めた。
スポンサーも超一流企業がついて、噂されるその金額は、ツアー賞金などアテにしなくても大丈夫と言うような破格の水準であった。


プロゴルフの世界は、他のプロスポーツに比べてもより明確に、実力がハッキリするスポーツである。
前半、ずっと予選落ちが続いたときは、周囲の目、特にプロゴルファーの彼を見る目は厳しかったことは容易に想像できる。

東廣野でのトーナメントも観に行ったが、予選通過が難しそうで、2日目に石川遼目当ての『オバちゃん』たちが群がったりした。
練習場などでも彼の動きに対する『どよめき』など異様で、これを見る先輩選手たちの心情もよく理解できた。

そんな雰囲気の中で、よく耐えてよく練習したのだろう。
先日の日本オープン2位に続いての優勝である。
本当にほっとしたのがよく解る。

ABCゴルフ場でABCが実況放送を担当したトーナメントでの優勝である。
スターについている、そんなめぐり合わせのようなツキというか、運勢も感じられる。
将来の目標は、『マスターズでの優勝』という。
そんな不遜とも思える目標も、この3週間を見ていると、ひょっとしたらひょっとするかも知れないと思えたりする。

そんな17歳、前途有望な17歳である。
石川遼君、優勝おめでとう。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする