雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

「アバウト」 と 「思い付き」

2009-04-20 04:36:48 | 発想$感想
昨日の第3日曜日は、マイスターのモーニングツーリングである。
9時に防災公園に出かけた。

先日工場見学などでお会いして、仲間意識みたいなのが今まで以上に芽生えていたのは事実である。
集まった人たちの一部はここを起点に竜野までツーリングにと出かけたが、残った5,6人とビーンズドームのカフェが10時に開店するのを待って、久し振りにお茶を飲んで雑談した。



雑談だから、いろんな話になったのだが、昨日のひょこむのブログに取り上げた、
きっちりした計画とアバウト』にも話が及んだのである。

若い人たちと雑談をするのは好きである。
現役の頃から、一番時間を費やしたのは雑談である。
雑談であっても本質的な話をすればいいのだと思っている。
会議では、どうしても職位などが前面に出て、本音のトークにはならないのである。

どうもきっちりとした計画は大嫌いである。
と言いながら職務上事業計画や長期計画は何度も作ったことがある。
5年計画などは最たるもので殆ど意味を成さないのである。

若しそれが信じられない方は、5年前がどんな時代であったか思い出してみれば解るのである。
5年といわず3年前でも、全然世の中は変わってしまっている。
それくらい変化の激しい世の中で、何年も先の計画を細部にわたって作るのはナンセンスだと思っていた。

逆に、どのような姿勢で対応すべきかと言う基本コンセプトは、アバウトでもいいから確り持つべきだと思っていたのである。
そして、コンセプトを共有するには雑談は格好の手段だと今でも思っている。
これは私の物事に対する基本的態度であり、信念みたいなものである。

私が樋渡さんを好きなのは、『アバウト』であるからだと思う。
私自身、アバウトを通り越して、きっちりしたことはキライである。
性に合わないのである。


もう一つ『思い付き』というが、それはアイデア、創造力の分野である。
絞り込んで考え続けることでしか、いい発想は浮かばない。


世の中には「原因のある問題」と「原因のない問題」の二つがある。
「原因のある問題」は、原因の追究、把握、対策と言う思考ステップで課題を解決する。原因のある問題の解決に必要な能力は創造力と呼ばない。
創造力の源泉はアイデアであり、思考ステップの特徴は「絞り込んで考え続ける」というところにある。

と言われたのは、現役時代お付き合いがあって、尊敬していた服部吉伸先生の言葉である。

樋渡さんの思いつきは、単なる思い付きでは出てこない、考え続けた結果だろうと思っている。



そんなことを思い出させてくれた、今朝の雑談であった。
結構、理解して頂けたような気がしている。
多分、NPO The Good Times には参加して貰えると思っている。


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コメント (2)
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