雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

物事の進め方で思うこと

2009-04-27 04:36:29 | NPO The Good Times
物事の進め方にはいろいろある。
普通一般には、進める前に計画を練って、計画書を作って、『一斉にスタート』するのが普通である。

みんなを引き連れていくことで、一見大きなことのように思えるからだろう。
発表してスタートするまでは威勢がいいのだが、その後上手く廻らない場合が殆どである。
幾ら説明会や会議で伝達してみても、全員が納得などしていないし、趣旨の理解など到底不可能なのである。


現役の頃から、難しいことは、殆どの場合一斉スタートをしたことがない。

共感し賛成する人たちだけでスタートし、徐々にその輪を拡げていった。
カワサキの『特約店制度』『部品の直送制度』『販売店への仕切り制度』などみんな日本で業界初の試みであったのだが、
特約店や部品問題は自分が担当していた大阪、名古屋、京都の中の、更にその一部からのスタートだった。
仕切り制は当時谷沢君が担当してくれていた西日本地区からであった。

物事には、どんなことでも反対する人が必ずいるし、反対でなくても『不安がる』人は間違いなく存在する。
そんな人たちをはじめから無理に連れて行こうとするので、いろんなことで妥協したりして、メリハリの利いたものに仕上がらないし、上手く進まないのだと思っている。

物事はやりたい人だけを集めて、どんどん走ればいいのである。
やりたいのがやるから、大体が成功する。
成功したら、不安があって立ち止まっていたのが走り出す。
一端流れが出来たら、それでも『私は反対』というような人は少ないのである。
自然に全体の流れとなってしまう。



引退して、こんなことともご無沙汰していたが、ひょんなことからNPOを立ち上げることになった。
規定どおりの手続きを経て、県の認可も見通しは立った。
外側の殻は出来たので、今からが、本当に方向をまとめてゆく必要がある。

会社の組織などと違って指示権はないし、第一給与は払わぬボランテイアだし、毎日顔を合わせるわけでもない。
一応共感する仲間は集まっているのだが、それをまとめてゆく仕事は結構難しいし、難しいから面白いと思っている。

集まったメンバーはなかなか面白い実力派揃いだが、地域はばらばらだし、
その上、NPOの中味があまり前例のないもので、どこにも見本もない。
みんなそれぞれの想いはあっても、ちゃんと纏まったりはしていないのである。
どんな進め方をすべきなのか、私自身もそんなに固まってはいないのである。

まあ、個々に雑談でもしながら、進め方をまとめてみるかと、
昨日その第一弾をスタートしてみたのである。


大体、NPOを作ろうと、講習会の最中にとっさに思ってちょっと何人かには感触を聞いたが、
2日後にはひょうごボランタリープラザに『若し作らなくても教えてくれますか?』と聞きにいったのである。
以来、止めようと思ったことはなく、一途に走ってここまで来たのである。

武雄の樋渡さんの今朝のブログ、楼門朝市の話である。

『たぶん、何の計画もなく、とりあえず始めてみようと思ったんでしょう。最初は4店舗。』

こんな言葉が出てくる。こんなところが共感できる。
一生懸命やれば神様は見捨てぬものである。何かいいものが突然現れたりする。




今日午後、カバン屋さん宅で、アラケンさんとタッチャンと4人で話をすることになっている。
NPO、あと2ヶ月後、どんな形でのスタートになるのだろうか?

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コメント (2)
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