雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

昨日の『武雄市長物語」

2009-07-12 04:44:45 | 樋渡啓祐さんのこと
昨日の『武雄市長物語』「大きな大きな区切り」と題して、熱っぽく武雄市民病院問題が語られている。

そのコメントに、一武雄市民は
『ひさびさの樋渡節ですばい。これは樋渡市長でなければできなかった快挙ばい。ーーーーーー』 
と書かれている。
武雄市民ではないが、樋渡さんに心から拍手を送りたい。


このブログを読んで、すぐ服部吉伸さん、のこんな言葉を思い出した。

『通用する発想とは正しく現状を捉え説得力があり、やがて多くの人の賛同を得られる考え方を指している。
ここでやがてという言葉を使っているのは、正しい考え方が最初から多数派である筈がないからである。』


市民病院問題は構造問題である。
構造的な問題は構造的な改革でしか問題は解決しない。
単なる改善の積み上げでは、ほとんどの場合ダメである。

そんな対応は、『現状の否定』 から発想されなければならない。
そんな発想は、最初から多数派の賛同など得られないのである。


樋渡さんは、こう述べられている。
『選挙後、日を追うごとに多くの市民県民の皆さんからご支援を頂きました。
また、今では市内の開業医と紹介・逆紹介数がだんだん増えています。
市民の皆さん、職員の皆さん、議会の皆さんの後押しで、ここまで来れました。
40年近く生きて、これほどの達成感はありません。感無量です。この場を借りて感謝いたします。』

まさに『やがて』 なのである。

反対を恐れず、先送りせずに、信念を持って事に当たる。

『初めて、私の全存在、命をかけて取り組んだ行政課題でした。
やはり間違っていませんでした。
5月には単月黒字、今後も黒字基調、多くの市民の皆さんから支持を頂いています。』

このように言えた、樋渡さんの気持ちが本当によく伝わってくる。
改めて、おめでとうと申し上げたいと思います。


全国で公立の病院問題は大きな問題になっている。
その解決手法として、民営化だけが『唯一無二』だとも思わないが、基本は経営問題である。
『健全経営』『黒字経営』に自信があるかどうかである。

わが町、三木もこの市民病院問題で『財政危機宣言』を発した。
その解決、『健全経営化』が第一に論ぜられねばならない。
病院の形や医師数やかっこいいネーミングは、その後の課題である。


こんな、樋渡さんのように熱っぽく自分の言葉で語れるリーダーが欲しいなと思っている。

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コメント (5)
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