雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

ノヴァエネルギー『潮流、海流発電』、新発足の日も近い

2010-03-29 05:01:13 | みっきぃふるさとふれあい公園
★昨年6月、ノヴァエネルギーはNPO法人、The Good Times の団体会員として参加された。

日曜日に会った面白い人』というブログを書いたのは、6月8日のことである。
初めて会った時に、『これはイケル』と直感した。

それから、いろいろ紆余曲折はあったが、間違いなく一歩一歩前進しているのである。
今年1月5日、仕事始めの日の私のブログは『潮流、海流発電』である。

そして世の中が新しい期を迎える4月1日には、
ノヴァエネルギーにとっても、真の意味での『新年度』になる可能性が大いにある。


★事業は間違いなく、新展開を迎える。
今まで、いろんな人の協力はあったが、
鈴木清美さん独りで動かしてきたノヴァエネルギーに、実質的に新規採用の新入社員が入社するのである。

この春、大学を卒業し文字通りの新入社員お帰国子女のお嬢さんは、
既にこんな立派なホームページを手がけている。
世界に事業展開するときに、通訳を使わずに話が出来ることを狙っての採用で、
既に、先日の環境省のヒヤリングには同席させているし、英語のツイッターも発信している。

新人とは言えぬが、既にいろんな経験をつんでいる吉田さんは、
3月からノヴァの公式ツイッターを担当し、既に1000人を越すフィロワーを引き連れている

NPOの副理事長で、ボランテイァでいろいろ手伝ってきたタッチャンも、
今後は正規に総務企画を担当することになるのだろう。

4月1日は、その入社式を行うようである。
更に今三木にある事務所と共に、神戸のポートピアに新しく事務所を開設する。



★私自身も、広報戦略の部門をヨコから手伝ったりしているのだが
これがなかなか面白い。

最近のツイッターの材料などを見ても、
自らの情報発信から、国会の予算委員会での実際のやり取りなどが載っている。

その議事録によると『潮流、海流発電』について、

●公明党の加藤修一議員
(加藤さんはこんな経歴の専門家である。北海道大学大学院地球環境科学研究科博士課程修了)

『海流とか潮流発電が、新エネルギーにまだ加わっていない』
『海洋国家日本がいかに海の力を使うか、非常に25%削減の関係でも大事だと思うのだ が』などの指摘に対し

●直嶋国務大臣は、
 現在のところ、新たなエネルギーに関する、基礎研究段階においては研究開発資金を中心に支援する。
それから実用化段階に近づくにつれて実証試験や導入助成などの支援を行う。

海流発電、潮流発電といった海洋エネルギーの利用については、まず基礎研究を着実に進め、実用化段階に至った時点で新エネルギーや再生可能エネルギーに定義付けて導入ポテンシャル調査等の具体的な支援策を検討してまいりたい。
 
海洋発電等について、一部導入ポテンシャルの調査等に今トライをしていまして、そのための助成も行いつつあるところです。
今の御指摘も受けて、更に今後努力をしたい。


●前原国務大臣は 
加藤委員の海洋基本法の制定と、またその後の海洋基本法フォローアップチームでの尽力に、心から敬意を表したい。

海洋における再生可能エネルギーの利用についは、地球温暖化対策を進める必要性もあること、また自然エネルギー源を陸上のみならず海上にも求めるという必要があることから、内外の研究の動向を十分に調査しながら、その利用に今後も取り組んでいかなくてはいけない。

などと述べ、『具体的な展開に追い風』なのである。
現実にノヴァエネルギーに対しての支援も行われる段階に来たのである。



★★
韓国の大学との協働研究を進めてきた、10kw発電の現物は、今韓国で製造中だが、
4月中には完成して、5月には淡路岩屋に設置できる段階に来た。
研究段階を終わって既に実用のレベルまで来ているのではと思っている。

これが成功したら、中型化、大型化などへと進み、将来は『黒潮を利用した海流発電』を
夢見ている。

一つ成功すれば、後は単に数を増やしさえすれば、
『原発を凌駕する規模』も考えられるのである。

これは量産事業のようなものである。
1台何百億円の飛行機よりも、船よりも
小さなバイクの売上高のほうが、数を造れば圧倒的に大きくなるのである。

1台の発電量は少なくても、巾100キロで24時間流れる『黒潮の帯』は、
驚くほど広大で、幾らでも浮かべることが可能なのである。
土地代も不要だし、近隣との調整も必要なく、廃棄物など発生しない。

これは、海に構造物を建設するのではなく、
タテ型の同じ形の船』を数多く浮かべ碇で繋いでおくだけのプロジェクトなのである。
浮かんでいる船なのだから、技術的な問題など殆どないのでは、と思ったりする。

廻れば必ず発電する。これもそんなに新しい技術ではない。
回転速度は40回転のんびりしたものである。
『既に世の中にある常識』を、『繋ぎ合わせただけ』のものである。

海を知り尽くした船長さんの、『現場に立脚した発想』なのである。

技術屋さんは、難しいことでないと興味を示さないが、
既にいろんな技術が世に存在する今の時代、アタマはもっと柔軟に使うべきである。
風力(12%)や太陽光(18%)と違って、発電効率は24時間、100%なのである。

●タテ型の船を沢山、造れますか?
●ある程度大きな回転体が沢山、造れますか?
●回転すれば電気は発生しますか?
●太平洋で発生した電気を送ることが出来ますか?

この質問に『Yes』なら、この事業、既に成功したようなものである。






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コメント (2)
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