雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

大阪市長選挙

2011-10-14 13:37:44 | 大阪維新の会、橋下徹氏

★『大阪府&橋下徹氏』と言うカテゴリーをつくって、いままでに46回も橋下さんを追っかけてきた

完全なファン心理からである。

大阪都構想もオモシロイが、具体的にどのように進展するのか?

今の法律の中で出来るのか?

国とは関係なく大丈夫なのか?

などなど、なんにも解ってはいないのだが、『あの橋下さんが言っているのだから大丈夫だろう』と思ってしまっているのである。

 

★この3年間の経緯や実績を見て、間違いなく大阪は変わったし、中央政界も見過ごす事が出来ないほど、大阪の発言権は上がったし、

新聞の一面を飾ることも、珍しくなくなったのである。

大体、市長から知事を目指すのは解るが、知事がその職を任期途中で投げうって市長選挙に出るなど従来の常識では考えられなかったことである。

『何になりたい』と言う普通の人の発想を超えて、『何かをやる』その目的のためには、世のなかの常識でいえば『格下げの地位』でも何ともないという非常識なところがいいと思う。

世のなか、社長、市長、知事、議員、みんなその職位で人の価値を測るようなところがあるが、そんな職位に付いているいる人が『エライ人』という常識は、もういい加減にやめた方がいい。

同じ社長でも中小企業の社長よりは、大企業の社長の方がエライと言う常識も馬鹿げている。

 

先日、三木市の議会で、現職の市長が、議会で議論になって、『議員はそんなにエライのか?』と発言して話題になったが、

その裏には、『市長はもっとエライのだから、口の効き方を慎め』とでも言いたかったのかも知れない。ことほど左様に、人は職位で『エラサ加減』を示したがったりするものなのである。

でも、現実の話として、知事が市長に立候補するのは、これはなかなかある話ではない。橋本さんならではの発想である。

 

★これがある新聞に、いつだったか載っていた日程である。今日は10月15日、いよいよである。

大阪のことなので、選挙権もないのだが、橋本ファンとしては、兎に角選挙に勝って、大阪市長になって、どのように大阪を変えるのか、見てみたいと言うのが正直な想いである。

そして、大阪府知事も、維新の会の幹事長が当選しないと、橋下さんの思うような展開にはならないのだろう。

若しそんなことになったら、維新の会の会長が市長で、幹事長が知事と言うことになる。

世のなかの常識から言ったら不思議な現象だが、

民主党は、何の肩書もない小沢さんの方が、党の誰よりも『エライ』ような感じで続いている。

だんだんと、世の中も変わって、本田宗一郎さんが言ったように『社長や市長など単なる符号』なのかも知れない。

 

★もうすぐはっきりするとは思うが、

丸山さんが知事選の候補に挙がっているとか・・・

元加西市長の中川さんが3番目の候補として現れたとか言っている。

と言うことは、本命と思われる橋下さんはまだ今は噂の段階で、正式には立候補していないということなのだろうか。

 

兎に角、目が離せないオモシロさである。

 

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平成5年(1933) 還暦60歳、その当時思っていたこと

2011-10-14 06:27:17 | 自分史

★平成5年から数年間、カワサキモータースジャパンにとっては一番充実した時期であったと言えるかも知れない。

社長は高橋鉄郎さんだったから出来たのかも知れない。

 理念やマーケッテングそのもの、仕組みシステムを、ユーザーからさらに広い仲間社会を視野に入れた展開だったのである。

 

社名からなぜ『販売』の2文字を外したのか?

明石の工場は確かにカワサキの新車を製造するメーカーの機能である。

その新車だけを売る機能の会社なら『販売会社』でいいと思う。

『新車販売』確かに大きな機能の一つなのだが、カワサキのユーザーやカワサキの仲間たちにとっては、『新車は一瞬』なのである。新車にナンバーを付けて走りだした途端に、それは普通のバイクになってしまうのである。

ユーザーがカワサキと付き合ってくれる時間は、圧倒的に新車以外なのだし、レースのメカニックグループなど1台のマシンに何人もの人が関わって、遊びやレースを楽しんでいるのである。この人たちは、カワサキのユーザーではないのか? 直接のユーザーではないが間違いなく仲間である。

そんな仲間たちとの生活空間の全てを、『グッドタイムに、いい時が過ごせるような』そんな仕組みの構築こそが、当時の『高い目標』だったのである。

こんな活動は必ず『カワサキのいいイメージ』に繋がり、『ブランド』として生きると信じていた。

 

 

 ★これは当時に作ったカワサキモータースジャパンのグループ紹介カタログからである。

バイクも、ジェットスキーも遊びの商品の性格が強い。

『ユーザーの満足が、全ての思考の基準です』

と高橋さんは言われている。

 

『Customer』 ではなくて、『カワサキのCS』のCは、『Consumer 』なのである。

日本の社会のCSはその殆どが 『Customer Satisfaction』 (顧客、得意先、取引先)なのである。

業界の満足を先に考える護送船団方式、、自らが取引先優先と宣言している、多分そこまでの関心がナイ、ただ惰性でCSと言っている程度なのだろう。

東京電力がその代表的見本なのである。

このあたりが日本社会、日本企業の体質のベースにあるような気がしてならない。

 

Consumer は明確に『消費者』なのである。 「販売店の満足」より優先して「消費者の満足」を考えるべきである。。

当時のカワサキの事業本部名はCP事業本部、そのCは、明らかにConsumer なのである。

20年も経って、何となくカワサキも、そんな基本的な理念の部分が希薄になってきたのではと思ったりもする。

 

 ★生活を創る 『カワサキモータースジャパン』 と謳っている。

20年経ったいま、この通りのことを言っても、尚時代の先端の発想と言われるかも知れない。

モーターサイクルは、東日本、東海、西日本の3社体制で、あとはジェットスキー、物流、コンシューマーサービス、ケイ、スポーツシステムの専門4社が、それぞれの機能のプロとなることを目指したのである。

特に遊びのソフト、遊びのプロを目指したソフト会社のノウハウが、20年経った今、NPO The Good Times で活きたりしているのである。

上の図の茶色の部分、クルマやジェットスキーを販売したのちの消費者の満足こそが、マーケッテングを担当する部門の責務であり、それこそがマーケットを担当する会社の存立価値なのである。商品を売るだけならそれは単なる売り子でしかないと思う。

カワサキの商品に対する満足は、むしろ開発やメーカーが主として担ってくれていて、マーケットでの活動を総合した『消費者の満足』こそがカワサキのブランド力を生む源泉なのである。

 

 

★当時のカワサキで力を入れていたのが、ショールームのネットワークだった。

日本の二輪車は、世界の超一流品なのである。その商品は、それに見合う日本の一流の場所で展示され、見られるべきである、と思っていた。

都会の、それも一流の場所で、二輪車が展示されていることは、一般社会への情報発信であり、同じ車に乗っているユーザーたちが胸を張れるサービスなのである。

それを意識して九州のIMSに展示場を常設したし、この年鈴鹿8耐で初優勝を飾ったのだが、スポンサーであったITOハムと協働でIMSでのマシン展示を行ったりした。

 

一番想い出に残っているのは、新宿のショウルームである。一階をショールーム屋上に上の写真にあるような看板を設置したので、カワサキのビルと思う人もいたようである。

新宿駅前からまっ正面に見えた最高の位置にあった。

 5時以降は、アフター5として、ARKと組んで直売にもチャレンジした。その時のお客さんの意見は今でも脳裏に焼き付いている。

ビックリするようなことを言うユーザーが居るのである。『オートバイ屋に行くのがイヤ』 サービスする店を紹介するというと『登録さえしてもらえばあとは何も要らない』 消費者の想いは様々なのである。価値観の多様さに対応する施策がなければと思う。

この数年、seaz companyのカバン屋さんと付き合ってみて、ビックリした。カワサキやホンダのバイクの販売台数は1000台を悠に超える。店もなければ従業員もいない。ネット販売オンリーである。今年からはアメリカからハーレーを輸入して売りだした。seaz company とお付き合いのある店は、どこもここもよく儲かっている。消費者の求める通りに動いているからだと思う。そのお客さんの中には、仙台の服部カワサキの息子さんが居たりするのである。

 

20年前にカワサキが企図した方向に一番近い動きをしたのが、その後のハーレーだと思う。日本の市場はハーレーに席巻されてしまったのは残念である。

20年前の時代を思い出しながらの感想である。

もう一つのブログのテーマは、『ソーシャルメディアと政治の課題』である。 政治のあり方も脱皮が求められている。

世の中はそんな時代なのである。

 

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