関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

党議員研修会

2007年11月13日 | 活動報告

 11月12日(月)13日(火)の二日間、日本共産党山形県委員会主催の地方議員研修会が中山町「ゆらら」でおこなわれました。
 党中央議員相談室長山口正孝氏の「日本共産党の地方議員活動の基本」、山形大学人文学部教授の行方久生氏の「住民要求実現のために財政・財源論に強くなる」の二つの講義を聴きました。
 短時間に膨大な知識を「詰め込まれ」ましたが、大変ためになりました。

 「三位一体改革」による地方交付税削減、市町村合併押しつけ、借金による「景気対策」の押しつけetc.。地方の困難を拡大してきた国の施策に対しての怒り、更に、これから国がやろうとしていること(地方法人二税見直し、ふるさと納税など)に対しての疑問と批判、そういうものが全国で噴出しているとのこと。
 矢祭町前町長(自立の町づくりで全国に高名)、前鳥取県知事、愛知県知事などの発言は、率直で断固たるもののようです。
 そういう怒りが、先の参議院選挙の背景にあるということでしょう。

 行方先生のお話は、初めて聴きましたが、国と地方の政治・経済全般に渡っての大変広く深い内容のお話しに驚かされました。
 党県委員会で特にお願いして来て頂いたようですが、実に有益な講義でした。 

 質疑・討論も大変活発で、多岐に渡るものでした。党議員が住民生活のあらゆる分野の問題に日夜真剣に取り組んでいることが現れていると思いました。

 殆どの参加者が私の先輩・大先輩でしたが、私は何ら遠慮も無く、エラそうに何度も発言しましたので、後で講師の先生や、私を知らない先輩議員の方々に、「何期目ですか?」などと尋ねられてしまいました。

 ともかく、勉強しなければならないことがまた増えてため息が出る感じと、今後の勉強の手がかりが得られて嬉しい感じと、丁度良い湯加減でした(ゆららですので)。

 なお、当然のことながら、宿泊・参加費は自腹、夜の飲み物も各自持参で、プログラム外でも研修に努めました。