おかもとまさこのごはんBLOG

管理栄養士/国際薬膳師 岡本正子
食べものと食べ方で人生は変ります。
おいしく食べて幸せになるお手伝いをします。

小平薬膳を楽しむ会 『梅雨の薬膳』

2010年05月21日 17時02分36秒 | 薬膳講座
真夏のように暑い日です。いいお天気でした。
今日の「薬膳を楽しむ会」いつもの会場が予約の手違いで
とれておらず、急遽、別の会場に変更になりました。

皆さんのチームワークで、無事に楽しく会を終了しました。

テーマは『梅雨の薬膳』

この時季は、五蔵のうち、脾の機能が盛んになります。
雨によって外湿が強くなるので、 脾気を傷めやすくなります。
脾を補養し、脾の働きを高めることが重要です。

この時季の食材の選び方
 ・温性、甘味の食材を使います。
 ・「甘味」は長夏の主味で、脾気を養う働きがありますが、
  湿がたまりやすいので、使いすぎないようにします。
  酸味より、辛味と配合するといいでしょう。
 ・芳香性のある食材は、温性で、気のめぐりをよくし、食欲を誘い、
  湿を取り除くので、積極的に使います。
 ・行気利湿の食材を使います。

献立です。
・梅じゃこご飯
  はと麦とうるち米を合わせて炊きます。
  ちりめんじゃこ、梅干し、茗荷を混ぜました。
・コーンスープ
  かつお節のだしで、コーンと卵を入れました。
・白身魚の金針菜、きのこあん
  金針菜、しめじ、にんじんのせん切りを片栗粉を
  まぶした魚と蒸し煮しました。
・そら豆の豆乳ソース
・小豆の水ようかん

使った食材で、はと麦、とうもろこし、金針菜、そら豆、
小豆が、利尿、利水効果のあるものです。

いずれも、会員の皆さんにご好評をいただきました。

今日、行きがけに、ニワゼキショウ(庭石菖)を見ました。
野草ですが、外来の帰化植物に押されて、見ることが
少なくなった花です。

しかし、調べてみると、この花も、明治に渡来した帰化植物
だそうです。

帰りには、ミズヒキの葉。この葉は色々な表情があって
おもしろい。ちょっともの悲しいような、ひょうきんなような。。
コメント (2)
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コーンスープ レシピ

2010年05月21日 17時02分17秒 | 汁ものレシピ
◆コーンスープ


[材 料]
だし      3カップ
クリームスイートコーン 小1缶
卵       1個
塩       小さじ1
片栗粉    大さじ1
パセリ    少々

[作り方]
①鍋にだしをとり、火にかける。スイートコーンと塩を入れ煮立てる。
  水溶きの片栗粉を加えとろみをつける。
②卵を溶き、鍋に流し入れかき混ぜる。一煮立ちさせて出来上がり。
  パセリのみじん切りを散らす。

【効能】 とうもろこし(甘平/肺脾大腸肝腎膀胱心小腸/清熱利湿、健脾益肺)

夏場は、皮を少し残して、ひげと一緒にゆでると、ゆで汁も
利尿作用があり、体がすっきりします。

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