YAMAの自転車時々RUN

ロードバイクとマラソンの2足のワラジの挑戦記

はじまりのゼルダ

2020年11月14日 | ROCK
私が高校~大学生だった頃、好きだったバンドのひとつにZELDAというバンドがある。

1980年から1996年まで活動していたらしいが
私がよく聴いたのは4thアルバム「Ⅽ-Rock Work」の頃まで。
でも、その後もずっと今に至るまで1年~数年に1度、妙に聴きたくなる時がある。
その時が今なのである。

で、先日、昨年リリースされたゼルダの初期音源集「はじまりのゼルダ」を購入した。

で、驚いた。

めちゃめちゃかっこいい。



このアルバムは1stアルバムがリリースされる前のインディーズ時代の1stソノシート、「Ash-lah」を含む80~82年のライブ音源を2枚のCDに詰め込んだもの。
ゼルダは、大きく分けて、ロック、ニューウェーブの前半期とレゲエ、ワールドミュージックに傾倒した後期と大きく分けられるが、私は前半のまだ「Rock」だった頃のゼルダが大好きなのだ。
このアルバムのゼルダはRockどころかパンク、ニューウェーブの尖った雰囲気があふれており、曲も縦乗りリズムにエッジの効いたギター、叫ぶヴォーカルが緊張感をひりひりと感じさせる。凄いわ。
アルバム未収録の曲も多く収められているが、そのほとんどはポップ性やメロディアス性は皆無と言ってもよく、そこがまたかっこいい。
”暗黒のゼルダ”と呼ばれていたというのも納得である。
あと、3rdに収録されている「ハベラス」や4thに収録の「問1」がこの頃すでにもう完成されているというのもなかなか興味深い。

最近は感激するCDにめっきり出会うこともなくなったが
久しぶりに興奮できるCDに逢うことができた。

久しぶりのゼルダブーム、しばらくこれにハマりそうです。


ゼルダ「とらわれ」

(この「とらわれ」は1stの曲だがこれは84年くらいの画像らしい)
コメント
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