名前言われたって
私には誰だかわかんない
それで その人が書いた文章読ませてもらった
武蔵のかつての職場の 通信に載ってた
その人はヘルパーさんをしているので
あらゆる階層の家々に行く
ほんと いろいろ
と もっとも富豪の家 そこで働くと足腰鍛えられるほど広い!
って
キリのほう 男の高齢者の一人暮らし
カンカンと錆びた透けた階段上って 一部屋
異臭漂い 新聞紙敷き詰めた片隅に寝床が延べてある
私 あのカンカンとさびた透けた階段上って行くような
アパートに住んでみたかった
なんか自由のにおいがするようで
!?娘が一時住んでたアパート 1階だったから
階段あがらないけどその手の アパートだったような気がする
しかし 小池百合子って この文章書いた人みたいに
ヘルパーさんして 人々のピンからキリまでの暮らしを見ないと
いけないんじゃないの
政治家は キリの暮らしの人々を知らないといけないよな
私が知ってる キリっぽい家の子
小学校に上がったとき一緒におててつないで通った男の子
今思えば 昔は納屋だったような 家の中に入っても土の床でそこに面して
部屋があって うんと天井の低い小屋みたいなおうち
その土のところでおままごとなんかして遊んだ
両親は ニコヨンと呼ばれる 美輪明宏のよいとまけの歌にあるような仕事をしていて
おばあちゃんは あちこちで洗濯婆さんして働いてた
昔は洗濯機はなかったから 主婦が働いてて忙しい家
(うちもそうだった)そういうおばあちゃんが洗濯しにやってきてくれてたのだ
その幼馴染の男の子は
弱っちくて 私は強い子だったので 保護者気取りだったけど
そんなの思い上がり ということは小学校6年生の時
素晴らしい担任の先生のおかげで思い知った
中学出てすぐ働きだしたが みんなより一歩先におとなになって行った
その小学校は 元農村の都会?って感じのところだが
高校進学率はたぶん9割近い
武蔵の場合 ここの田舎で中学を出たが進学率は上と真反対というかんじ
話を聞くと 下館あたりの町場は また違う
今も階層分化がどんどん進んでしまっている
子供の未来に戦争がないように願うけど
貧困問題もいまや深刻だよ