遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

江戸方言

2022-05-11 02:43:21 | 日記

昨日図書館に行って会場予約してきたが

考えてみればもう命も終末期だ

多分これが最後の個展

本も二冊借りてきた

一つは江戸方言の辞典

ここ茨城に来て茨城の方言に????

なことが多い

女性で高音で話す人が多いが

考えてみるとこれも方言の一種だろうな

スーパーの放送もなじめない言語表現が多い

しかし江戸方言辞典開いたら最初はクイズ

三分の一しかできなかった

こっちに来て約20年

もう私はどこの人間か特性も失われてるな

と思った

生まれたのは下町だが育ったのは世田谷区

小学生の時近隣のおばさんには行儀の悪さをたしなめられた

下町の庶民の子供は気まま勝手 どこのうちにだって

どんどん入っちゃう

そういうことは許されない

かつてのあそこらへんだ

しかしこの本繙いていくうちに

多くの江戸方言は江戸時代の言い回しが多くて

今使われない言葉だらけだ

でも使ってるのもある

あぶちゃんなんて言ってきたものな

これって昭和までの言葉なのか?

然し字引のほうを見ていくと

江戸時代の身分差別のすごさにへきえきだ

大したもんだよカエルの小便

なんて言ったって老婆には意味明瞭だけど

言葉の数々は相手を蔑視して

言い負かすいい方がやたら出てくる

お払い箱なんて今も使うけど

底を流れるのは蔑視だ

 

漢字パズルやってると中国文化に支配されてるようで

⤵って感じだったけれど

言葉が表現してる人間の属性ってのは

そんなちょろい思いで 拒絶感抱いちゃいけないな

 

言語能力劣化の一途だから

ボケ祖母ちゃんお勉強

手水ってのも漢字パズルやるまで身近な言葉じゃなかったが

神社に行くとお手水場があるから

あれだと思ってたけど

トイレのことお手洗いっていうのもつながりがあるって

知らなかった

トイレも変わりゆくな

幼いころはボットン便所で

落っこちかけて足を汚して泣いたことがあったけど

育ったころは和式トイレでボットン便所だった

今洋式トイレが普通だけど

ここらの公共施設のトイレは和式も多い

足の痛い私はしゃがんで用足しはできないよ

昔はどうしてたんだろう?

母は晩年トイレにも行かれなくなってほとんど寝たきりだったから

ポータブルトイレだった

 

コメント
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