怪獣は今日まで展覧会か
銀座じゃ行かれない
もう一生この地区からは出られないんじゃないか
と思うが
画材が困った
この地区は畑や里山がいっぱい
いい環境だが
画材屋がないのが困るし
本屋も駅の向こうに一軒だけだ
これも車が使えなくなったら
全然ダメ
すごく広い田舎
車なしじゃ暮らせない
足首がだめだから自転車もダメだ
ここらはお年寄り
よれよれの人は自転車に乗ってる人が多い
老化がこんなだというの
退院後すごく実感
武蔵の老化もすごい
武蔵は老人問題に取り組んでたから
おそらく私ほどショックは受けてなくて
冷静に対応できるのだろう
まず食事がろくにできない
大型のものは食べられないのだ
病院で野菜とかも細かく刻んだものが
おいしくできてたのは
調理関係の人の研究の成果だろう
病院ではおかずは食べられたが
ごはんはおかゆがでてたが
ろくに食べられなかった
食事もそういう具合に変だが
排泄機能もおかしい
便は固くて出ないし
尿は締まりが悪くてけじめが悪い
すみませんバッチい話で
でも酔っ払いおやじが便秘で苦しんでた晩年
お尻の穴揉んでやったのを思い出す
親父も自分の老化に頭に来てたのだろうなあ
反抗期の私は
お父さんケチだからウンチまでけちってるのね！
っていじめてやったが
母は起きられないからポータブルトイレだったが
おばさんも衰えてきたら
トイレには行かれない
これ使って
と言っても嫌がっておむつ暮らしだったが
嫌がったわけが今の私にはわかる
病院では歩けない人ばかりが同室だったが
歩く力ってのがなくなると大変だ
リウマチのせいだろうが足首の
関節が痛くて歩くのも苦痛だが
歩けなくなったら大変だ
手首が痛くて重いものを持てないから
上のようなシルバーカーを
重いものを運ぶために買ったが
これも歩けなくなると助けにはなる
近場のお店に買い物に行って
荷物を運ぶのにこれを使ってたら
近所の方が
歩くのが苦痛なほどのお歳ね
と思ったのか
これに乗せた荷物を運んでくれて
家までついてきてくださった
絵の会は絵の道具が重いからこれで運ぶが
帰りはみんなが一緒に出てきて
車まで運んでくれたりするから
つい
このシルバーカーを忘れてきちゃう
そうか
年を取るといろいろ出てくるのだな
馬鹿さ加減がすごくなってきたから
パズルの難問はだめ
でも出版社は難問出すの好きね
若い人は難問が快感なのかな
馬鹿進行中はしょうがない
落ち込んではいられないわ
