どこまで人は歩くのか 大人になるまでに
どこまでカモメは海を飛ぶ 浜辺で休むまで
どこまで弾丸は降りそそぐ 銃身が裂けるまで
君もぼくもそれは知らない 答えは風の中
いつまで山は立っているか 崩れて沈むまで
いつまで待ったら人類は 自由に生きられる
いつまで見えないふりをして 顔を背けてる
君もぼくもそれは知らない 答えは風の中
どれほど続けて見上げたら 青空は見える
どれほど耳を澄ませたら 嘆きの声が届く
どれほど人を殺したら もうやめようと思う
君もぼくもそれは知らない 答えは風の中
ボブ ディランの 風の中
志村さんの 訳
(写真も志村さんちから泥棒した)
花てぼさんの書
出かけられなかったからなあ
見られなかった
いつまで あれを上に いただいてるのか
恥ずかしいことは十分わかっているはずだのに
耳に聞こえる声も嘆きも
聞こえていないのか
気が付かないふりをしているのか
君もぼくもそれは知らない 答えは風の中
じゃあないよ!
君も僕もわかっているのだ 気が付いているのだ
このままでは 我々の屍の上に 何が構築されていくのか