お肌伝説の崩壊⑤
40代の肌を持つ70歳の人が本当にいる
・・・・・答え どちらの本にも疑わしいとしか書いてありませんでしたが
マイクロスコープ診断については書いてありました
マイクロスコープ診断のカラクリ
よくテレビCMでマイクロスコープ診断をして、「水分量が増えた」「きめがそろった」
などと言っていますが、あれにはからくりがあります。
乳液やクリームなどの基礎化粧品を付けると洗い流しても数日間は成分がお肌に残ります。
その間に測定すれば、クリームや乳液などの水分量を測っていることになります。
もし、肌自体の水分量を知りたければ5日前から基礎化粧品をすべて断っておく必要があります。
* CMを見るとおすすめのクリームを塗っているように見えるのですが。
もし、そうだとしたらお肌の水分量を測っていることにはなりません。
その辺をうやむやにしているところが怪しい。
マイクロスコープ写真のビフォーアフターもねつ造があります。
お肌のキメの形や大きさは日々少しずつ変わっていくので、溝の深さだけが変わるようなことは
実際にはありえません。( 新陳代謝しているのですから当然です)
CMなどで、キメの形が同じで溝の濃淡だけが違っていたらそれはインチキです。
私は、70代の人が40代の肌年齢ということはあると思います。
ただし、それは化粧品を付けたからではなくて付けていなかったから。
肌伝説の崩壊⑥
表情筋を鍛えればしわ、たるみを防ぐことができる
・・・・・答え さらに加速します
最近、皺・たるみは表情筋が緩んでできるのではなく縮んで固くなった結果、発生するとわかっています。
美容整形でボトックス注射をするのは、筋肉の緊張を和らげるためです。
表情筋トレーニングで鍛えるということは。筋肉は引き締まり縮みます。
ただでさえ、加齢により縮んで固くなっているのに、さらに加速させるのが表情筋トレーニングです。
*ボトックスは最初は瞼が上がらなくなった人の治療に使われていた。
注射すると、筋肉が緩み瞼も上がるし、顔全体が引き上げられることから
美容でも注目された。
実はこの表情筋トレーニングは介護予防体操の人たちがやっています。
介護予防体操に組み込まれているのです。 (← こわい・・・・)
もちろん、私はやりません。
週に一度くらいだから大丈夫だとはおもうのですが。
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肌断食を開始してお肌の荒涼期に突入した私は先の見なえない不安で挫折寸前でした。
そんな時に「肌断食ースキンケアやめました」という本があるのを知り、著者の動画も見て
なんとか継続することにしました。
本は65歳の女性が、北里大学の皮膚科(だったと思う)で検査を受けながら
数か月頑張った記録で、個人でも文献を読み漁っていました。
この本を読んで続けようと思った理由は、著者が私よりひどい状態だったからです。
顔の皮がむけて、白いひげのように垂れ下がっていると書かれていました。
じゃあ、粉が吹いてバリバリだけどまだましということなのかと勝手に解釈し
1週間か10日くらいたったころだと思うのですが、おふろで顔を触ってみると
表面のもろもろした部分がするするとはがれるところがありました。
本には、軽くこすってとれるところはとってもよいとありましたので
調子に乗って、こすり落としました。
一瞬、元のお肌に戻った!と思ったものの、まだ早かったみたいで
次の日はまたばりばりしていました。でも少しばりばりがやわらかくなったような。
ちょっと希望が出てきました。
それにしても、丈夫だと思っていた私のお肌がこんなに痛んでいたなんて。ショックです。
つづく