ここのところ中国ドラマばかり見ています。どれも長いです。
昨日から始まったのが宮廷愛憎ドラマ「エイラク」。これも長そう。
最近は時代の流れがだいたいわかるようになってきており、
「エイラク」のヒロインは、「如意伝」では超悪役でした。
手段を選ばずから高貴妃(次期皇后の座)まで上り詰めていましたが、
最後は哀れに死んでしまいました。
ところが、今度のドラマでは出世物語で皇后にまでなるようです。
実在の妃らしいのですが、ドラマによって多少の幅があるみたい。
今のところでありながら、頭もきれるし度胸もある。その上容貌も優れている。
中国の宮廷ドラマは衣装や調度品が豪華で、50憶とか60憶を掛けて
最初から海外に輸出するように計画的に作っているそうです。
広大な国の権力をたった一人の皇帝に集中させて、絶大な権力を持った皇帝の
後宮に妃が6~7人か、もっといる訳です。
全員政治がらみで嫁いでおり、皇帝の好みじゃない妃も入宮してきます。
好まれなかった人はかわいそうに、一生宮中の片隅でひっそり暮らし、
好まれた人は、一族の繁栄が自分の肩にかかってくるので策略の毎日で、ストレスがすごい。
なにもそこまでしなくても・・・とは思いますが、そこをドラマにしているのですからね。
「如意伝」と「エイラク」はそっくり同じ時期(乾隆帝時代)なので、
知っている妃ばかりです。
描き方がまったく違うので、比べながら見ると楽しそうです。