今、目指しているのはミニマルライフです。
最小限の物ですっきり暮らそうとしています。
それはなぜかというと、どんどん頭が回らなくなってきて物の管理も面倒ですし
余計なものがあると、物事の核心が見えずらく、たどり着くのに手間がかかるからです。
頭をはっきりさせるためにも、まず物を減らして見通しをよくしておこうと思っています。
冷蔵庫もほぼ空っぽで、足りない食材だけを買うというのにも慣れてきました。
ただ、今は満タンになっています。
というのは、うちの方は田舎で義母の家に行くと周りはほとんど畑です。
そこに「ご自由にお持ちください」と作物が置いてあります。食べる人がいなくなったのでしょう。
ネギ、大根、鷹の爪、ゆずなどです。
それをとーちゃんが、「せっかくだから」といただいてきます。
とーちゃんはうちの冷蔵庫事情とは無関係にいただいてくるので冷蔵庫が満タンになります。
それ以外にも、義母の家に野菜が届けられるので、なんだか野菜に追いかけられているみたいです。
いつも「あの野菜をなんとかして使わないと」と考えているのです。
有難い話ですが、無駄にしてはいけないと思い結構必死です。
これは、食べ物だからまだよかったものの、洋服や食器であればなくならないので大変です。
実際、思い起こしてみれば大変でした。
「何とかして着ないと」「何とかして使わないと」と思いつつ、出番がないものが
山のように詰め込まれていたので、「今、使うべきもの」にたどり着くまで
無駄に回り道していました。
物が減って、一目で見渡せるようになると余計なことを考えずに済みますので
ほかのことを考える余地もできますし楽になりました。
最近、気が付いたのですがものが減るにしたがって
「考え方もシンプルになる」のではないでしょうか。(← 加齢のせいかもしれません)
あまり人の目が気にならなくなるということもあります。(←やっぱり加齢のせいかも)
頭の中と、家の中はある程度連動していると感じています。
視覚的にごちゃごちゃしていると、頭も惑わされてまうのではないでしょうか。
脳には視覚からの情報が一番たくさん取り込まれると本で読んだことがあります。
それと、「かたずける」という行動そのものが頭をスッキリさせます。
海外ドラマの「エレメンタリーホームズ&ワトソン」では、
ホームズの家はごみ溜めのようになっていることが多いです。
ワトソンは 「かたずけたほうがいい」とホームズに言うのですが
ホームズは 「混沌の中から新しいものが生まれるのだ。
ペニシリンもシャーレを洗わずにほったらかしていたからこそ
カビから薬を発見した」と反論して譲りません。
このシーンをとーちゃんや、息子が見ていなくてよかった。
うちのお皿からカビが生えても病気になるだけですから。
私は、まずかたずけて一度に一つずつです。