じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

閉店業務まであと一時間

2013-10-14 18:25:06 | 日記的雑談
暇な一日・・・いつも暇な店なんだけど,その一日がまうすぐ終わる。
好きで暇している訳じゃない・・・忙しいのは嫌だけど,儲からないのはもっと嫌。
だから,程々に客は来て欲しいんだけれども,おっさんの都合に合わせてお客が来てくれるなんて事は無いわけで,だから暇です。

しかし,この暇な店番ともあと六日でお別れ・・・おっさんはご隠居です。

少し感じるものはある・・・一抹の淋しさが無いと言ったら嘘になる。

こんな場末の貧乏臭い店では有るが,それなりに産みの苦しみは有ったわけで,その時の事を思うと目が潤む。

もとより,潤沢に資金が有って始めた商売ではなく,泣け無しの銭をかき集めてもなお足りず,逆さに振っても鼻血も出ない所から絞り出した資金で開業しているのだから,あの時の馬力と言うかやる気は凄まじいものであったなと,我が事ながら感心する。

そして,まんまと当って儲けた・・・ホントーに儲けた・・・まっ、全部ダイビング屋の失敗で擦っちまったんだけれども。

しかし,人生に一度くらいは命懸けで弾けてみる時と言うのは有って良いと思うんで,銭を擦った事は何とも思っていないし・・・今同じ事をやれと言われても総てに対して熱が無いのでもう無理だし・・・まっ、やっといて良かったよな,と言う気持ちですか?

年収1000万円以上の会社員は減少し172万人に

相変わらずニュースは数値が好きなんだな・・・世間が好きなのか?

年収一千万の話しは時々出るんだけれども,1000万をどういう形でもらうのか,中身が肝心だよなぁ~・・・寝る間もない程に働いてもらう一千万なのか? 遊んでいても手に入る一千万なのか? もっと言えば,先のある一千万なのか,危うい一千万なのか,とか,いろんな見方が有ると思うんだけれども、世の中は楽して銭がもらえる仕事と言うのは無いわけで,そりゃぁ~それ相当の苦労とかは付いて来るもんでありましょう。

自営業とかやって少し当ると,正直言って1000万の年収なんて笑っちゃう程に超えちまいます。
そして,恐ろしい事にサラリーマンみたいにガラス張りの源泉徴収だけじゃない上に,接待交際費やらのアレコレでナニしたりできちまうので,がくめん一千万の自営業者の中身はサラリーマンのそれよりも数段濃い,と,思う。

ところで、前にも同じ事を書いたんだけれども,500万の暮らしと1000万の暮らしにはそれほど決定的な違いは無いんじゃないかとおっさんは思っているんだけれども・・・違うかな?

500万の世帯は,銀座の寿司とは縁は無くても,回転寿しで満足していれば普通に喰えるだろうし,年に一度の夏休みの家族旅行だって,高級リゾートのホテルじゃ無くて,静かな海水浴場の民宿で満足するなら,それで良いんじゃないのか? と,思うんだが。

いや,家族四人,父ちゃんと母ちゃんと、年子で子供が二人で年収300万と言うと,少し話しを変えなくちゃならないんだが・・・まっ、この手の家族は,子供の教育に目を向けない,と言う戦法が一番気楽だと思うんだけれども,今はそこには触れないで・・・。

要するに満足の線引きをどのレベルにするのか? 分を弁えて足るを知れば自ずと道は見えて来るわけです。

時間を切り売りする様な高収入が良いのか? 
そこそこの収入だけれども,少しは時間のゆとりが有って,家族的に温かく暮らせるのを好しとするのか?

いや,先祖伝来の財産で悠々自適とか,おっさんの友人のように既に一山当てちまってもう稼ぐのは良いや,とか言う人は別な話しなんでアレですけど。

そーだなぁ・・・1000万はアレだとしても,やっぱし、公務員様には適わないよなぁ~・・・業績に無関係の仕事って,公務員様しかないものなぁ~・・・電力会社がああなる時代ですからね・・・日本国民で人としての最適な道は公務員様しか無いな。

いや,公務員は経験が無いので内部での葛藤やらが有るのかドーか? それを知らずに適当に宣っていますが。

アジアよ!これが日本の実力だ!――トムソン・ロイターが革新企業トップ100発表

いや,この様な記事を読んで喜ぶ日本人がいるのかドーか?
これは、日本人として喜ばしい記事なのか?
これらの輸出主体の大企業が世界で存在感を示しとして,一般平民的末端の国民に何の恩恵が有るのだろうか?

消費税は上がる・・・輸出企業には税金は戻る・・・詳しく書くと長いので自分で調べてもらうとして,こんな不公平な税制は無いとおっさんは憤るわけだけれども,円安で利益が出る大会社と,円安で物価高で苦しくなる一般的平民の日本人・・・これが日本だ,私の国だ~か?

まっ、アレか? 苦学してでも個人的競争力を磨き,世界に名の通った大企業に籍を置き,不公平税制やら,国策的円安の影響のおこぼれを頂ける立場になると言うのも一興ではありますが・・・しかし,心を鬼にして働いてナンボの会社に勤め,人間止めますか,で滅私奉公するのも,また,低賃金に甘んじ,心豊かに超貧乏で暮らすのか?の選択は,どっちも辛いもんですなぁ。



予算危機 ホワイトハウスにオバマ監禁

ロシアのニュースは時々あんましストレートで吃驚するんだけれども,今回も面白い事を書いていて,ああ,成る程なぁ~,と、唸ったわけですが・・・ここから引用→ 9月はじめに両国首脳はG20サミットを前にモスクワで会談を行う予定だったものの、当時、エドワード・スノーデン氏がロシアに亡命したことを受けて、首脳会談は中止されていた。←・・・引用ここまで。

スノーデンの突拍子も無い現れ方は,これはオバマの仕掛けであったのか?
ロシアとの水面下での密約はスノーデンの出現で勘ぐられる事無く,無事,穏便にオバマはシリアから手を引く事が出来た。

成る程なぁ~・・・ロシアと中国と,まっ,日本も少しは関わっているんだろうが,アメリカでフォルト作戦も織り込み済みで,世界秩序の再構築は粛々と進んでいるのか? ナンちゃって・・・閉店準備の時間となりました。



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明日は瀑上げ、か?

2013-10-14 15:19:19 | 政治・経済 的な雑談
いや,株とか為替みたいな博打は辞めたんで,玉もって居ない人が言う口先介入は無責任でアレなんですけど・・・でも,ナントナクですが,またアメリカと言うかオバマ筋の色好い発表を受けて瀑上げする日が,明日か明後日か? 
で,アメリカ発の国際金融機関と言いますか、横文字でファンドって言う奴らがその日に向かって仕込みをする・・・なので,ワンテンポ遅れで乗っても日本でも一発大きく当てる事は可能かと思うわけですが。

なんて事を如何にも分かったように書いてみるわけですが,ホントは株とか相場は何も知りません・・・おっさんが好きなのは先物相場で,赤いダイヤとか、そう言うのです・・・で,へぐったら、男なら正々堂々と「現受け」を旨とするわけです・・・まっ、金以外で現受けなんてのは基地外でしょうけど・・・などと、再度解ったような事を宣ってみるおっさん。

所詮は博打ですからね・・・世の中が認めると博打も偉くなるもので,金融取引や株なんて博打も,当てたヤツは社会的評価を受け,銭まで儲かっちまうわけですから,この社会,インチキと言いますか、大したものじゃない事はそんな所からも推して知るべしであります。

ところで,アメリカがデフォルトするとして・・・それは17日なのか? 手形だって不渡りは二度目で,と言う事になっているわけなんだけれども・・・。

〔Q+A〕米国のデフォルトはいつどのように起きるのか

・・・以下引用・・・↓

米連邦政府は1ドルの支出に対し、税収が約0.70ドルとなっており、借り入れをしなければ財政が成り立たない。しかし、米国にお金を貸したいと思っている投資家は多いため、こうしたやりくりも容易だ。問題は、政府の債務には議会によって上限が決められており、その議会が上限引き上げで合意していないことだ。

・・・以上引用・・・↑

いや,流石にロイターが程度の低い読者に解説を試みた記事だけ有ってとても分かり易い・・・ホント,コレさえ読めば猿でも分かる,であります。

米政府は現状で財政的な活動をすれば,確実に三割の資金不足になるのだが,それを借金で補っているわけだが,しかし,アメリカに金を貸したい人は多く,借金に不自由はしない,だからデフォルトは議会だけの問題である,と、宣っているわけです。

ホントかぁ~・・・肝心な事が抜けていないか? 共和党は何故に民主党に反対しているのか?

いや,オバマが目指す保険制度を潰すのが目的と言うのは,一般的なもの知り顔のおやじ共が言う所なんだけれども、それは表向きであり,些末な事である。
考えても見なされ・・・デフォしたら,国会議員とか立場も無くなっちまいますゼ・・・それでも反対する輩がいるなんて信じられますか。

ここは一つ,冷静にロイターの記事を読み取るべきなんであります・・・誰もがアメリカに金を貸したがっている!!!・・・コレ,本当ですか? 真に受けますか?

アメリカが財政的な活動をする度に発生する三割の赤字を埋める為に,アメリカ以外の国から資金を調達するんですぞ。

貴方様の家計で考えて下さい・・・大して豊かでもない貴方様の家計から,金髪の友人の家計を助ける為に大した金利ももらえず,未来永劫莫大な金を貸し続ける・・・貸した金は絶対に戻って来ない・・・もらった金利なんて未回収の元金に比べたら雀の涙か蚤の小便か?

では,アメリカ様の良き隣人のもう一つの国,中国の内情は如何でありましょうか?
GDPがナンボ,とか、もうすぐアメリカを抜いて世界一とか宣いましても,大多数の国民はとんでもない貧乏人がほとんどの国であります・・・それでもアメリカの国債は買ってやるわけです・・・まっ、中国の存在とアメリカの関係はまた別に厄介な話しなので辞めますけど,まっ,中国は日本と並んでそう言う役割の存在だと言う事ですね。

と,言う事で,この記事の狙いは,解説と言う事に見せかけた,刷り込みでは無いかとおっさんは思うわけです・・・危うい所に居るけれども,問題は議会だけの話しにすり替えられ,根本的にアメリカの財政は既に立ち行かないレベルに陥っている事を誤摩化す・・・狙いはそれだ!!!

・・・以下引用・・・↓

─デフォルトの経済への影響は

デフォルトとなれば、政府はすぐに歳出を約3分の1縮小させる必要がある。ゴールドマン・サックスの試算によると、これが1年続いた場合の影響は国内総生産(GDP)の最大4.2%に相当する。これには金融危機が起きた場合の影響は考慮されていない。投資資金の引き揚げが始まれば株価は急落、年金基金が打撃を受け、消費も冷え込む恐れがある。

・・・以上引用・・・↑

そして,この記事はいみじくも,アメリカが抱える問題の答えもキッチリと述べている。
デフォルトすれば政府の歳出を3分の1縮小させる必要がある、と、宣っているのだが,そりゃそうでしょ・・・デフォルトしたら新たな借金が出来無いんだから不足分を借金で補っていたのが出来なくなり,三割の支出減を余儀なくされる。

おっさんとしては,オバマと議会の狙いはここじゃないかと思うわけなんだけれどもドーだろうか?
三割の削減は,世界の警察を辞め,軍備を絞る事・・・そして,無駄に海外に展開している軍隊も引き上げ,アメリカはアメリカの為だけに動く・・・言わば引き蘢り政策を狙っているのじゃないか? と,思うのだが。

いや,それには中国の覇権が,とか,ロシアが,とか言うのはもうとっくに解決済みなのはシリアへの介入の回避でも明らかだと思うのだが,どうだろうか?

さて,アメリカが小さな政府,健全な財政を目指すのに荒療治をしようとしていると言うのがおっさんの読みなんだけれども、だったら、オバマは何故に健康保険で財政を膨らます様な策に出たのか? 単なる人気取り,選挙対策なのか?

そんな事も読めないのかぁ~? この事で議会が機能停止になるように,日本の民主党と自民党のネジレ国会から学んで、敢えて仕込んだんだよ。

ドーですか? ロイターのニュース一つを徹底的に分析し,読めば,こんなモノからでも世界情勢は手に取るように分かっちまうわけです。

いや,おっさんの話しの辻褄とかを検証し,また,事実と異なる引用解説などを指摘するのは止めて頂きたい・・・何故なら,これは思い付きの作文なんだから,真に受ける方が可笑しい。



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カブッチの限界

2013-10-14 11:18:32 | 日記的雑談
昨日,愛車のカブッチ・・・タイホンダ製のスーパーカブ110ccに乗って山に行ったわけです。
おっさんの住環境は素晴らしい所でして,熊・狸・リス・イタチ・老人・ムササビ・猪・マムシ・カモシカ・桃太郎・犬・猿・雉子・・・まっ、数え上げたら切りがない程の野生動物が住んで居る山間地な訳であります。

で,昨日は後白髪山へ行ったわけですが,自宅から登山口まで,往復54キロで,半分が舗装道路で,残りは林道を走るのであります。

これは誇って良いのか羞じるべきなのかアレなんですが,片道27キロも走るのに信号機が一つも無いのであります。

いや、おっさんの家はロッキーの山の中じゃ無くて日本国の宮城県で,しかも,政令指定都市の仙台市であります。

住所は・・・仙台市青葉区大字山奥字谷底崖下への八番地であります。

で,家を出てから登山口まで信号がゼロと言う程ですからコンビニ何ぞも皆無でして,看板で一番多いのは「熊に注意」であります。

まず,家を出ますと旧宮城町時代の名残を色濃く残す芋沢へと回るわけです。

ちなみに,今でこそ仙台市青葉区ですが,合併前は・・・宮城県宮城郡宮城町芋沢,と言う,宮城が三つも並ぶと言う、宮城県でも希有な由緒正しい宮城の地であったわけです。

で,芋沢の田圃から大国神社をかすめまして,道は,夜盗沢~奥武士線へと進むわけです。

いや、この林道も20年程前に舗装されて車が通り易くなってますけれども,それ以前は夜盗沢線の名前の通りに鬱蒼とした本格的未舗装林道で,勘違いしたトレールバイクが唸りながら走っていた道な訳であります。

で,ここを走り抜けると大倉ダムの脇に出まして,そこからはダムの周りを回って定義まで行くわけであります。

あっ,昨日なんですけれども・・・ダムの下辺りでアメリカンの直管マフラーに追いついたわけです。
いや、煽る気もないと言いますか,前のバイクは青枠ナンバーの中型か大型バイクな訳で,非力なカブッチが煽るなんてとてもとても、であります。

が,アレ,オートマなの? タイとコーナーの減速時にギヤーを落としている様子が無く,そして,おやっ?と思う程手前からブレーキランプが点いて減速するわけです。

おっさんは道に慣れている事も有り,ビヤァ~ンと突っ込んでギャンギャンとギヤーを落として立ち上がり重視で突っ込むわけです。
すると,先のバイクのケツに張り付いちまって如何にも煽っている風になっちまうわけです。

で,アメリカンはチョッパーなんでバイクを倒してのタイトコーナーは固より苦手なんでしょうけれども,それにしても鈍いわけです・・・ああ,中年の俄ライダーなのかもなぁ~なんて思いつつ後に付いていると,ナントぉ~・・・カブッチに道を譲では有りませんか。

一応抜いちまったわけですが,そこから先はとても良い感じの登り路線で,カブッチは3速で引っ張っても70キロがやっとな訳です。

参ったなぁ~・・・直線勝負じゃ死んでも勝てないしぃ~なんて思ったら,やっぱし直ぐに迫って来られたんですけれども,捨てる神有れば破れる紙も有り,でして、前方にファンキーなキャンピングカーがのろのろと走っていて,しかも追い越し禁止・・・ウッシッシィ~助かったぞ,で,定義の寺の脇を抜けて更に林道へと。

さて,定義林道は只今伐採の作業が真っ盛りでして・・・いや,ボヤボヤしてると間もなく雪に埋まっちまって林業なんて仕事はできなくなっちまうわけで,只今は休日でも作業をしているわけです。

で,朝方にもの過ごす豪雨が有ったんで林道はドロドロなんですけれども,その上,林道を重機が走ってこねくり回すもんでそれは想像を絶する泥濘なわけでして、こう言う道を走る想定の無いカブッチのタイヤは泥を掴めずに滑りまくるわけです。

いや,ここがカブッチの限界か?と言うのを感じつつも、しかし,カブ乗りなら知っている天下無敵の両足ペタペタ走行を駆使すると,あぁ~ら、なんと言う事でしょう~カブッチは何事も無かったかのようにトトトトぉ~と、軽い排気音を残して泥道の林道を登って行くでは有りませんか。

いや,マジで滑りまくりで,なんと申しましょうか,スーパーバイクのハイサイド程では有りませんけれども、突然フロントがズルっと行くわけでして、一々慌てて足を出すよりも始めから両足を着きながら行けば安全なわけであります・・・まっ、これで雪道も走れるわけですから,カブッチの限界点は底知れず,驚異的走破性を噛み締めたのでありました。

さて,ドンドコと登って,標高1000メートル弱の登山口まで行くわけですが,定義林道は伐採作業の為に林道の手入れもされているわけです。
しかし,横川林道に入ると途端に道は荒れ放題を地で行くワイルドさになるわけでして,クリアランスが低く,サスのストロークの無いカブッチには苦手な道になるわけです。

なんと申しましょうか,水の干上がった河原を走る様な,とでも申しましょうか? まっ、ナンであれ,石ころだらけで走り難いのであります。

それでも、下で作業している林業関係者が重機を入れて,あんまり大きな穴やら道を塞いでいた大岩石などを除去したので昨年と比べれば格段に走り易くなってますけど。

そんなわけで,登山口まで27キロを1時間と少し掛けて登って来るわけであります。

で,帰り道にまた一波乱ドラマが有りまして・・・また大型バイクが相手でありました。

定義のお寺の駐車場脇を通過する時に何台もの大型バイクがゾロゾロとで出来てアレしていたわけですが,無視して通過し,県道に出たわけです。
そしたら,おっさんの後に20代程の大型バイクが従っちまったわけです・・・いえ~ぃ!!!ガブッチが先頭だぜぇ~,と、気分良く高速コーナーを下っていたわけです。

いや,40キロの道路を70キロなら遅くも無いし,文句無いでしょ?
それを、馬鹿が,ビタァ~っと、付けて来るわけですよ。

で,おっさんのカブッチは下り坂で100の手前までは出るんですけれども、そんな無法にスピードは大人のおっさんは嫌なので好きに抜いてくれ,と、勝負は避けたわけです。

で,案の定,カーブの手前で抜きに掛かって並走する形で突っ込んだんですが,そこには,道路に,まのサイピングが施されていたわけです。

いや,あんなぶっといタイヤでも取られるのですか?
馬鹿が,ビビってブレーキ掛けて減速したもんだから余計に振られて,驚いて膨らんでラインオーバー・・・対向車が寄って避けて事無き,ですけれども・・・ホントに,ヘタクソが馬力にまかせて飛ばすの多くて困ったもんだわい,と。

で,おっさん,ここは一つカブッチの見せ場か?と、思ったんで,余興として,得意の左カーブでサイピングも気にせず,ケツをイン側に落とし、いわゆる一つのハングオンと言うのを決めて華麗に曲がってやりましたよ。

背中に35リットルのザックを背負い少し起こし気味首を傾けクリッピングポイントを見つめるおっさんの勇姿・・・その脇をビックバイクはアクセルのひとヒネリで,ウォン・パォーン,と、皆して抜いて行きました。

まっ、おっさんに同じバイクを乗せたなら,お前等なんか目じゃないやぃ,と,2980円の通販で買ったシールドの歪んだメット越しに呟いたのでありました。





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暇な,一人の「私」

2013-10-14 10:24:13 | 日記的雑談
影ふみを一人でやっていた夕暮れの公園・・・友達と呼べる人は居なかった。

人の輪に入る事が出来ず,いつも外側から眺めていても、気持ちは輪の中に居た。

小学校の遠足の時,誰からも誘われなくて,そしたら、先生が一緒に食べてくれた。

町内会のお祭りの時,忘れられたのか,一人だけ法被がもらえなかった。

風邪で一週間も休んで学校に行ったけれど、誰も気付いてくれなかった。

いつも一人だった・・・ずーっと、一人だった,そして,今も一人だ。

こんな子供の頃を過ごした私ですから,大人になったからって変われるはずも無く,あれからずっと一人です。

でも,もうこの歳ですから,人との付き合いに不慣れなので上手に交わる事も出来ず,一人が良いと思うようになりました。

でも,それでも時々ふと,人恋しい時は有ります。

無性に人の声が聞きたくて,そんな時には,携帯電話で天気予報に掛け無機質な声を聞きます。

一人が好きだったわけでも,望んだわけでもない。

気が付いたらいつも一人だっただけ。

もう少し,後一歩,人の輪の中に踏み込む事が出来たなら,変わっていただろうか?

いいや,それが出来ないのが「私」であり,そして今も「私」は「私」なのです。


時々,こう言う文章がでて来てしまうんだけれども、自分の何処かに「淋しかった俺」でも居るんだろうか?

いや、子供の頃は転向が多くて,しっかりと心を通わせた友達と言うのは居なかった・・・皆無なのだ。

そりゃそうです・・・どうせ暫くすると転向するんだから,仲良くなるのも上っ面にしとく方が苦にならない。

で,転向する前に「あっちへ行っても手紙書いてね」なんてのは半年後には消えてなくなる関係だともしっていたし。

醒めていたと言う事なのか? ガキの頃にして既に人の世の虚ろや無情を感じていたのだろうか?

だからと言う事なのか、人との付き合い方には醒めていて,深入りしないのが当たり前になって今日まで来ている。

いや、小学校の頃でも,決して目立たない子供ではなかった。
通信簿に「積極性は評価できるが落ち着きの無さは他の子供の迷惑です」と、書かれた程に教室では煩い子供だったから。

その後も,人との交わりの何処かに醒めた部分を残し,付かず離れずが当たり前で,誘われれば動くが,音沙汰がなければそのまま、で,やがては疎遠になり、関係は自然消滅。

人と関わると何かに付け面倒臭いと感じるのは何故だろうか。
天下に類を見ない我が侭で,なんでも自分の思い通りに成らないと気が済まないと言う程に我を通す方でもない。

どちらかと言うと,団体の中では,成る可く目立たないように,存在を隠しはしないが主張は控えるようにしているし。

いや、控えている事が不自然で不本意だから,だったら一人で良いか、となるのかとも思うが,自分の立ち位置を弁えられない程に間抜けではないのでそこに無理は無いのだが。

例えば,と有る団体などに参加してみて,だんだんと内幕が分かって来ると,そこに居られなくなると言うのは良く有る。
主義主張が違うのに人との交わりを求めて居続けるなどと言う事は出来無いので自然と縁遠くなる事は良く有る。

やはり我が強いのか?
いや、自分では考え方がはっきりしていて呑込まれない,引っ張り込まれないのだと思っているのだが,他の人に因る自分への評価は「頑な」だと言う事になっている。

ああ,少し答えらしきものが見えて来た。

やはり、なんと言っても「頑固」で,柔軟性が無いのだな。

あっさりやり過ごせばなんでも無い事に拘り,たぶん,ほとんどの所では何とも思っていない付き合いでも,極少しの引っかかりが許せなくて,だったら全部をご破算にしてしまえ,と、偏狭な思いに走るのだな。

さて,そろそろ締めに向かうんだが、今まで書いて来た事は総て「作文」であり、自分が本当に思っている事とは随分違う。

私は何故いつも一人になるのか?
それは、自分以外の人が嫌いだからだ。
嫌いになる理由は,それは,自分以外の人は大抵馬鹿だからだ。

ほとんどの人は馬鹿なので私の考えが理解できずに世の中に蔓延る下らない常識的な話しを展開する。

私はそれらにお追従して自分を曲げるなんて事は金輪際出来ない。

ここに答えがでた。
私がいつも一人なのは,世の中の人が馬鹿だからなのだ。

ドーですか、暇を持て余した「私」が展開するとても無意味で虚しい暇つぶしは?


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