じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

物書きは諦めよう!!!

2013-10-24 20:13:38 | 日記的雑談
物書きの線はキッパリと諦めよう・・・物書きなんか目指したら,恥かきで終わっちまうわぃ、と言う事をひしひしと感じる今日この頃,晩秋の夜,皆様に置かれましては如何お過ごしでありましょうか?・・・ほほぉ~まだ残業ですか? ほほぉ~・・・晩飯喰い終わって出涸らしを啜ってテレビ見てますか? まっ、人生いろいろ、人それぞれの幸せと言う事で・・・皆様の健康とご多幸を祈願して,三段締め,と参りたいと思います。

いや,おっさんは晩飯が六時なんで,茶をすすりつつテレビなど見て,それでもまだ寝るには早いんでコーヒーなどすすりつつ,テレビなど見て・・・テレビばっかり見てるんだな。

で,頂き物の富有柿なんか喰ってみたら見た目のハッタリ程には大した事も無く・・・これに1個何百円とか払ってんだろうなぁ~・・・おっさん家には見た目より中身,中身より量・・・そう言う事なんだがなぁ~,と,貰い物にまで文句を垂れてみる始末であります。


いや,参りました。 はっきり言って私の負けです!!!

まっ、テレビばかり見てたと言いつつ,山田有 著 「変態先輩と俺と彼女 1」と言う,おっさんとしては初めての分野の本など読んでいたわけであります。

まだ40ページまでしか読んでいないんですけど,参りました・・・はっきり言って私の負けです、と言う感じで打ちのめされた感が否めない訳であります。

いや,舐めていました・・・荒唐無稽な漫画的設定で,筋書きなんてドーにでもなる,展開に無理も糞も無く・・・いや,無理繰りや唐突な展開で、どーせ訳ワカメ的な中身なのだろうと,舐め切って,しかも,見下しつつ読み始めたわけです。

で,この手の本の並ぶ棚からとても適当に,中身も見ずに二冊買い求めて来たわけです。
一冊が「R-15 いただきます女の子の秘密」伏見ひろゆき著であります。
いや,これは正直に言っておっさんは読み切れないな,と思います・・・今風の言葉で言うと「無理」と言う奴でしようか?

いや,展開とか,筋書きとか,そう言うモノを除いて,文体が性に合わないと言いますか・・・アレです、食い物と一緒で,小説なんかも最初の数ページで好き嫌いが別れちまうと思うわけです。

一口目に,ナンダこりゃ?と思った食べ物を、最後まで喰ってみたら美味く感じた,なんて代物は希有でありましょう? 小説もそんな感じで,最初に無理だな,と思ったら読み続けるのは苦痛であります・・・いや,R-15が苦痛だと言う程ではないんですが,敢えて読まなくても良いかな,と言う感じに思えたわけであります。

で,もう一冊の変態先輩と・・・の方は,数行読んだだけで掴まれちまいました・・・どこお? 金弾!!! と,言う感じで,書き出しの掴みからして書き慣れている手練の者の仕業であるな,と、分かるナニなわけであります。

ストーリーは荒唐無稽以外のナニモノでもなく,無理繰りには違いないんですけれども,話しの展開には無理は無いわけです。

そーですねぇ・・・こう有って欲しいと思う展開と言いますか・・・こう有って欲しい,と思うと言う事は,言い換えれば,あり得ない展開を求めていると言えるわけで,だから,ホントは荒唐無稽な筋書きに違和感無いどころか引き込まれちまうのでありましょう。

で,物書きは諦めた理由が,この漫画の表紙の文庫本であります・・・世の中にはこんな恐ろしい書き手が腐る程いるわけで,おっさん如きが今更吠えてみた所で,そりゃぁ~独りよがりの遠吠えにしか成らないと,悟らされたわけであります。

よって、おっさんは作家になるのは止めましたから・・・詩人にでもなろうかな?嘘。

で,おっさんのブログに時々書き込んでくれます,かめいちさんがコメントを残してくれてまして,変態先輩と・・・の作者の山田有をご存知のようで、こっちを押していたわけであります・・・メジャーだったんだ,と。

と,言う事は,おっさんはこの手の分野が世の中に在る事さえ知らずに居たと言う事で・・・参ったなぁ・・・そう言えば,最近は志賀直哉しか読んでないもんなぁ~・・・とか,思って、時代じゃ無いかもなぁ~、で,作家や物書きの線は止めたわけであります。

いや,大好きな志賀直哉の,教科書でも有名な「城の崎にて」の中の「瑣事」(さじ)の一節に・・・同じ客車に六十近い半白の老人と・・・と、言うのがあるわけです。

志賀直哉に言わせると六十近い半白の男は老人なんですとぉ~・・・そうだわねぇ~今更物書きでもないもんだわねぇ・・・あっ,時間だ・・・寝よっと。




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

無職だって飯は喰うし

2013-10-24 17:08:31 | 日記的雑談
いや,働かざるもの喰うべからず,なんて事をガキの頃から教え込まれちまっているもんで,どこかに後ろめたく重いものを引きずっている感じなんで,ふと振り返ってみたら,あらぁ~貧乏神がしがみついてました・・・ナンちゃって。

ホントは会社クビになって行くとこ無いんだけど,家族にはリストラされたなんて言えなくて,取り敢えず、行ってきまぁ~す、なんて家を出る・・・そして,ドラマなら駅の近くの公園のブランコに座り・・・ここ,大事な所ねっ!!! 下手な演出だと無神経にベンチなんだけど,ここはやっぱし、小さなブランコに不釣り合いな大人が座るって言うのが欲しいわけで・・・そうしたくなる人の気持ちが今は少しわかる。

要するに,社会に生きているわけで,自分を生きているわけじゃないんだね・・・。

わかるかなぁ~? わかんねぇだろうなぁ~・・・?

で,おっさんなんだけれども,近況を述べれば,無職前と何も変わらないわけで,取り立てて申し述べる事も無いわけです。

強いて言えば,朝の通勤が無くなったんで,コンビニのトイレに寄せなくなった事,と、配達弁当・・・そう,あの,ワンコインベントーを喰わなくなった事でしょうか?

あっ,嫌,ワンコインベントーと申しましても,別に犬が入っているもんではないわけです・・・このネタもこれが最後だなぁ~・・・だって,500円ピッタシの弁当って,ありそうで無いよ・・・たぶん。

で,放っておくと一歩も家から出ないなんて事になっちまうんで,取り敢えず,行く場所を確保しておくと言う事で,仙台で一番安いスポーツクラブに籍を置き,そこへ通うわけです。

おっさんの家は元々が山奥なんで,そう言った文明的な施設のある所までは結構遠いわけです・・・四里程有りますかねぇ~・・・モタモタしている年寄りの車が前に居たりすると家から30分は掛かっちまうわけで、近くは無いわけです。

で,本日,昼飯を食ってから出向いたわけなんですが・・・おお,そーだ、昼飯の話しをせねばなるまいネェ・・・奮闘したんだから。

まず,炊いた飯が余っていたんで,焼き飯の類いだな,と,目論んで,本日はSBのカレー粉をふんだんに使ってナンちゃってドライカレーを作ったわけです。
いや,田舎風焼き飯なら醤油をぶちまけて味付けし,醤油で無しにカレー粉ならドライカレー,で,ケチャップならチキンライス風鶏無し,になったりするわけです。

で,カレー粉の隣にマギーブィヨンがあったので,ベーコンの滓とタマネギの滓でスープを作りました。

まっ、ここまでなら大抵のシロートは見よう見まねで出来るわけです,が,もう一品が天下ご免の向う見ずな一品,と言う事で・・・ナントぉ~「シジミと昆布の佃煮」であります。

まっ、江戸前,佃島で煮たわけじゃないんで,なんと申しましょうか,おっさん煮? 団地煮? まっ、やっぱし佃煮と言わせてもらいます。

まず,話せば長いんですけど・・・カレー粉の缶の傍で網走から貰った、乾燥シジミを見つけたわけです・・・おおっ,シジミご飯でも,と,思って何気に裏を見ると,半年前に賞味期限が切れている・・・これはぁ~・・・火を通して爺様に喰わせるしか手は無いな・・・喰わせて大丈夫なら明日,俺も喰おう,と。

で,シジミだけじゃアレなんで,やっぱし北海道から来た昆布を鋏で適当に切って,昆布の佃煮風になるんじゃないかと期待して鍋にブチこんたわけです。

味付けは,醤油とみりん・・・ああ,大量の生姜をスライスしてブチ込みまして,チョット臭いが変かも知れないと思ったシジミの臭みを消してみました。

で,序でに,もしも変な味だったらヤバイんで,紺だけ辛くしたら味なんか分かんねぇだろう、と言うくらいに唐辛子もブチ込んでみたわけであります。

これ,昼飯の片手間にやったつもりが,結局は水気を飛ばして完成品と思しき格好になるまで二時間弱・・・爺様は,こんな美味い佃煮は喰った事が無い,と、絶賛していました。

いや,爺様は網走湖のシジミだと言うだけで何物よりも美味いと言うに決まっているんです・・・思い出と先入観で喰う、故郷のシジミでありますから。

で,まっ,そんな様な昼飯を食って,スポーツクラブに行って来たわけなんですけど・・・帰り道,とある交差点の信号で,おっさんの前で信号が黄色になったわけです。
いや,行けばなんて事無く行けたんですけど,おっさんは、紳士的に車を停め,横断者の安全を確保したわけであります。

で,おっさんの目の前の歩道を,ミニスカの女子高生が,小雨だと言うのに傘もささずに,緑の黒髪をしっとりと濡らしながら通り過ぎて行くわけであります・・・これだもの、止まらないわけに行きますかいなぁ~・・・ああ,本日も充実した,無職らしい一日でありました。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする