いや、皆様、私は本日、シルバー人材センターの説明会と講習会に参加して来た訳であります。
シルバーの規定とは・・・厳格な規定がある訳でありまして、概ね60歳以上と謳われているのであります・・・厳格でしょ?概ね60歳以上ですから私は立派に該当者な訳であります。
なので、堂々と会場に足を運んだ訳ではありましたが、しかし、いんやぁ~、これは場違いな所に来てしまったかぁ~?と、言う違和感は否めず、俺はシルバーと言うよりも亜鉛か錫か、ってなと頃だなぁ・・・と、言うのが偽らざる実感でありました。
ナント申しましょうか、私は当年とって61歳なので会場の面々が先輩諸氏なのは分かり切っていた事でありましたが、それにしましても、皆様、見事ないぶし銀の風格でありまして・・・俺ぁまだケツの青い若造だなぁ~なんて思うちまった次第であります。
まっ、少し誇張してますけれども、そんなに遠くは無い感想でありました。
さて、公益法人と言うんですか?そう言う団体の事業ナンだそうでありますが、事務局が区役所の中と言う事で大凡の位置付けが分かろうと言うもんであります。
かなりな濃度でお役所的匂いが漂っていたと感じたのは、けっこう腹が減っていたための私の錯覚でありましょうか。
ナント申しましょうか、説明は全編にそつが無く、聴いていれば全ては呑み込めると言う丁寧なモノな上に、重ねて、話している内容と寸分違わぬ文言のプリントも配布されるのであります・・・いやぁ~それらの製作はシルバー人材センターの会員の作と言う事なんでありますが、やっぱし、奉仕の精神によるボランティア活動で作ったんでありましょうか? 小学校低学年の時の先生の注意事項よりも微に入り細に入った親切さでありました。
まっ、正直に言うと・・・シルバー相手と言う事で、ここまで諄い説明が必用なのか?と思ったのは内緒であります。
さて、私はシルバー人材センターの事業の趣旨を大きく誤解していたようでありまして・・・そこは、決して職業紹介や斡旋が目的の組織では無いようなのであります。
では、どう言う存在なのかと申しますと・・・一口で言えば、奉仕の心で社会に貢献するのが目的であろう、と、自分は思った次第であります。
早い話しが、金になる仕事や、割の良い仕事を捜しに来る所では無いと言うのは間違いない感じでありまして、少ないお手当ではありますが、シルバーになっても尚社会の一員として貢献できている事や、労働に伴って作られる仲間との信頼関係や諸々のお付き合いなど、多分に精神的な満足を得るのが目的でありまして、金銭的に満たされるのは望み薄、と、言う環境ではないかと思った次第であります。
いや、一番驚いたのは、建前やらお約束がナニである所から、最低賃金法に引っかからない労働形態な訳でして・・・要するに、一人親方で仕事は請け負い、と言う事になる訳であります。
しかし、奉仕の心や、精神的充足感を全面に押し出し、金はあんまし貰えなくても満足しろ的な、ナンだかシルバーの美名の元に安い労働者をかき集めているんじゃないのか?なんて邪推も無いとは言えない訳ですが、しかし、まっ、趣旨に賛同しないなら入らなければ良いだけの事でありますんで、それを批判するのはお門違いと言うもんでありましょう。
ナント申しましょうか、私しゃ殆ど冷やかし程度の気持ちで様子を見に行った訳ですが、中には結構切羽詰まっている方もいらっしゃいまして、質疑の時に発せられた言葉は私の気持ちに刺さった訳であります。
以下、あの方の発言を思い出して・・・「私は78歳なんですが、年齢制限的なモノはあるのでしょうか? 他で仕事を探しても78歳と言うとまずダメなんですが、ここでは仕事が貰えるんでしょうか? 私、年金額が少なくて困っているんです」と言う感じの発言だった訳であります。
それに対する回答は、仕事は無くは無いけれども、多くも無いと言う・・・要するに蓋を開けてみないとなんとも言えないと言う感じでありました。
しかし、規定により、一週間の労働時間は20時間までとの縛りがある訳ですから、仮に時給を800円で勘定しても、月額で16000円・・・4週キッチリ働いても64000円であります。
しかし、最賃法に掛からないと言うのを敢えて何度も説明すると言う事は、お手当はそれより低いからなんでありましょう・・・と、すれば、月額5万円を稼ぎ出すのは難しいのかと思う訳であります。
さて、私の希望職種は草刈りと植木の剪定なんでありますが、驚いた事に動力草刈機は自前なんだそうであります。
家庭用のチャッチいのなら2万円以下で買えますけれども、仕事で使える程の物だと5万くらいしちまう訳です。
コレを持ち込んで日当が6000円ですかぃ? 油代と足代と弁当を差し引いたらホントにボランティアでありましょう。
いや、草刈りの日当を率直に尋ねた方がいらっしゃいまして、その方への回答として、概ね6000円との事だった訳です。
そして、その質問をされた方は草刈り関係のプロの方のようで、刈った草の処理まで含むのか? とか、それを処理場に運ぶ車はどうするんだ?とか、それの燃料代や搬送している時のお手当など、かなり現実的な質問であった訳です。
しかし、回答される方の話しは常に、奉仕の精神に頼る所に行く訳でして、やっぱし金を稼ぐ場では無いと言うのがどこまで行っても付いて回る感じでありました。
成る程なぁ~・・・食うには困らない年金などの裏付けがあって、退職しちまった後の社会的繋がりに不安があるので奉仕の精神でもナンでも、社会と繋がっていたいなど・・・そんな感じの一じゃないとこの組織への参加は辛い物があるかも知れないなぁ・・・ナンてのが私の本日の感想でありました。
それにしても、座っているだけで汗をかく温度の部屋は眠気を誘うと言うよりも、暑さでグターッとなっちまいまして、怠い3時間でありました、と。
シルバーの規定とは・・・厳格な規定がある訳でありまして、概ね60歳以上と謳われているのであります・・・厳格でしょ?概ね60歳以上ですから私は立派に該当者な訳であります。
なので、堂々と会場に足を運んだ訳ではありましたが、しかし、いんやぁ~、これは場違いな所に来てしまったかぁ~?と、言う違和感は否めず、俺はシルバーと言うよりも亜鉛か錫か、ってなと頃だなぁ・・・と、言うのが偽らざる実感でありました。
ナント申しましょうか、私は当年とって61歳なので会場の面々が先輩諸氏なのは分かり切っていた事でありましたが、それにしましても、皆様、見事ないぶし銀の風格でありまして・・・俺ぁまだケツの青い若造だなぁ~なんて思うちまった次第であります。
まっ、少し誇張してますけれども、そんなに遠くは無い感想でありました。
さて、公益法人と言うんですか?そう言う団体の事業ナンだそうでありますが、事務局が区役所の中と言う事で大凡の位置付けが分かろうと言うもんであります。
かなりな濃度でお役所的匂いが漂っていたと感じたのは、けっこう腹が減っていたための私の錯覚でありましょうか。
ナント申しましょうか、説明は全編にそつが無く、聴いていれば全ては呑み込めると言う丁寧なモノな上に、重ねて、話している内容と寸分違わぬ文言のプリントも配布されるのであります・・・いやぁ~それらの製作はシルバー人材センターの会員の作と言う事なんでありますが、やっぱし、奉仕の精神によるボランティア活動で作ったんでありましょうか? 小学校低学年の時の先生の注意事項よりも微に入り細に入った親切さでありました。
まっ、正直に言うと・・・シルバー相手と言う事で、ここまで諄い説明が必用なのか?と思ったのは内緒であります。
さて、私はシルバー人材センターの事業の趣旨を大きく誤解していたようでありまして・・・そこは、決して職業紹介や斡旋が目的の組織では無いようなのであります。
では、どう言う存在なのかと申しますと・・・一口で言えば、奉仕の心で社会に貢献するのが目的であろう、と、自分は思った次第であります。
早い話しが、金になる仕事や、割の良い仕事を捜しに来る所では無いと言うのは間違いない感じでありまして、少ないお手当ではありますが、シルバーになっても尚社会の一員として貢献できている事や、労働に伴って作られる仲間との信頼関係や諸々のお付き合いなど、多分に精神的な満足を得るのが目的でありまして、金銭的に満たされるのは望み薄、と、言う環境ではないかと思った次第であります。
いや、一番驚いたのは、建前やらお約束がナニである所から、最低賃金法に引っかからない労働形態な訳でして・・・要するに、一人親方で仕事は請け負い、と言う事になる訳であります。
しかし、奉仕の心や、精神的充足感を全面に押し出し、金はあんまし貰えなくても満足しろ的な、ナンだかシルバーの美名の元に安い労働者をかき集めているんじゃないのか?なんて邪推も無いとは言えない訳ですが、しかし、まっ、趣旨に賛同しないなら入らなければ良いだけの事でありますんで、それを批判するのはお門違いと言うもんでありましょう。
ナント申しましょうか、私しゃ殆ど冷やかし程度の気持ちで様子を見に行った訳ですが、中には結構切羽詰まっている方もいらっしゃいまして、質疑の時に発せられた言葉は私の気持ちに刺さった訳であります。
以下、あの方の発言を思い出して・・・「私は78歳なんですが、年齢制限的なモノはあるのでしょうか? 他で仕事を探しても78歳と言うとまずダメなんですが、ここでは仕事が貰えるんでしょうか? 私、年金額が少なくて困っているんです」と言う感じの発言だった訳であります。
それに対する回答は、仕事は無くは無いけれども、多くも無いと言う・・・要するに蓋を開けてみないとなんとも言えないと言う感じでありました。
しかし、規定により、一週間の労働時間は20時間までとの縛りがある訳ですから、仮に時給を800円で勘定しても、月額で16000円・・・4週キッチリ働いても64000円であります。
しかし、最賃法に掛からないと言うのを敢えて何度も説明すると言う事は、お手当はそれより低いからなんでありましょう・・・と、すれば、月額5万円を稼ぎ出すのは難しいのかと思う訳であります。
さて、私の希望職種は草刈りと植木の剪定なんでありますが、驚いた事に動力草刈機は自前なんだそうであります。
家庭用のチャッチいのなら2万円以下で買えますけれども、仕事で使える程の物だと5万くらいしちまう訳です。
コレを持ち込んで日当が6000円ですかぃ? 油代と足代と弁当を差し引いたらホントにボランティアでありましょう。
いや、草刈りの日当を率直に尋ねた方がいらっしゃいまして、その方への回答として、概ね6000円との事だった訳です。
そして、その質問をされた方は草刈り関係のプロの方のようで、刈った草の処理まで含むのか? とか、それを処理場に運ぶ車はどうするんだ?とか、それの燃料代や搬送している時のお手当など、かなり現実的な質問であった訳です。
しかし、回答される方の話しは常に、奉仕の精神に頼る所に行く訳でして、やっぱし金を稼ぐ場では無いと言うのがどこまで行っても付いて回る感じでありました。
成る程なぁ~・・・食うには困らない年金などの裏付けがあって、退職しちまった後の社会的繋がりに不安があるので奉仕の精神でもナンでも、社会と繋がっていたいなど・・・そんな感じの一じゃないとこの組織への参加は辛い物があるかも知れないなぁ・・・ナンてのが私の本日の感想でありました。
それにしても、座っているだけで汗をかく温度の部屋は眠気を誘うと言うよりも、暑さでグターッとなっちまいまして、怠い3時間でありました、と。