悪戦苦闘の末・・・

本日は樹齢400年と言われる松の木の剪定に行った訳であります。

が、苦戦しましたぁ～・・・いや、剪定に苦戦したんでは無く、高所作業車の取り扱いに苦戦した次第であります。

いや、レンタルした車なんですが古いのなんのって、見たことも無い操縦桿と言いますか、スイッチ類な訳であります。

しかも、格納装置って大概あるはずなんですがどーやっても作動しないんであります。
そこで私は考えました・・・格納装置のセンサーが働かないのに角度や傾きの安全装置は生きていると思うべきか否か、であります。

まっ、僅かな日当で死んでしまったんでは元も子も無いわけですから安全策を取って、自分の勘がヤヴァィト思う手前で伸ばしたり振り回すのを止めた次第であります。

その結果、もう一息伸ばせば、と思う所で根性負けしちまいまして鋏が届かず切りたいのに残しちまったなんて枝が出た次第であります。


手入れ前


12尺の脚立も7メートルの二段梯子も出動


届かなかった切り残しがツンツンしている

いや、依頼主のご希望は剪定では無くお掃除な訳であります。
この赤松をマジで剪定したら、私の技量では1日じゃ無理であります。

なので整枝ですかね?
余分な枝と伸びすぎたトビを払って下の枝に光が入る程度に梳いてやる作業でありました。

まっ、頂く料金がそういう趣旨なわけですから命かけて木に乗り移ってまで剪定する気はないのであります。

しかし、仕上がりの写真を見たら左の出っ張りは枝ごと思い切って落とした方が釣り合いが良くなる気がしますけど・・・まっ、料金に見合わないのでやりませんが。

で、現場が少し遠いんで高速で行ったんですが、トラックの料金って高いですね。
2トントラックベースなのに軽トラの二倍の料金に驚きました。

で、常にバケットを移動させながら作業するんでトラックのエンジンはずーっとかけっ放しなわけです。
そーすると軽油もそこそこ食うわけでして、本日の作業もあまり実入りが無く、見積もりの甘さを露呈した次第であります。

余談ですけど、トラックで高速道路を走るってのは楽で良いもんですね。

で、ふと思ったのが・・・トラックの運転手不足が叫ばれる昨今、世の中のためにハンドル握るのも悪くないかな、なんてね。