鉄馬

鉄馬と書いてなんと読みますか❓　まっ、漫画のタイトルにありそうなナニですが、その筋ではオートバイと読ませている訳であります。

が、古い外国ものならインディアンとか、国産なら陸王やメグロ、で、今時のものでもエンフィールドなどには馬としての鞍・・・サドルですかね?　それが有ったんで鉄馬も違和感が無かったですけど、今時のバイクにはシートが付いている訳でして、どこにも馬の要素を感じない、なんて言ったらバイク乗りに怒られますか❓

いや、風が温むとバイクに乗りたくなるのは本能なんでありましょうか❓
春風が吹くと変な感覚にとらわれる人は・・・本能寺の変、なんてことは言わないと思いますが、まっ、私はバイクに乗りたくなるのであります。

しかし、バイクと申しましても持っているのはホンダスーパーカブC110・・・いわゆる原付二種でして、バイクと言うよりも原付と呼ばれる物でして、やっぱしバイクと言うのは軽二輪からだと思うんであります。

と、云う事で、本日はお日柄も良いので愛車のカブに火を入れてみた訳であります。

火を入れる・・・って、バイク乗りが気取って使う言葉ではありますが、言ってみて気恥ずかしい言葉だなと思いました。
まっ、セルを回したりキックしたりするとプラグから火花が出てシリンダー内でガソリンが燃えるんで火を入れる、なんて言葉が生まれたのかと思う訳ですが・・・まっ、いいでしょう。

そんな訳で昼飯後の一時、出勤時刻まで少し余裕があるのでバイクの調子をみた訳であります。

自分のカブと友人カブキチのカブの二台であります。
いや、友人のカブキチはバイクのカブではなく株の方でして、キチは吉では無くキチ ガイのキチであります。

で、最初自分のバイクに乗って近所を一周し、次に株キチのに乗った訳ですが・・・私ゃ驚きました。

二台はほとんど同じ頃に買った物でして、自分のが7年で22000キロ。
株キチのが7年で4900キロな訳であります。

で、自分のだけ乗っていたら分からなかったと思うんですが、株キチのカブは初々しいと申しますか、まだ何処かに硬さが残る、新車の風味がある訳です。

で、此方自分のカブは持ち主と同様に少し草臥れ感が漂うと申しますか、随所にヘタリを感じるのであります。

いや、自分のバイクは随分豆に手入れをし、各パーツも新品にしたりグリスアップしたりと気を使っている訳であります。

なんと申しましょうか・・・人間だってそーですよね。
なんぼ頑張ってヒアルロン酸だのナニして若作りをしても自然に肌が水を弾く娘の瑞々しさは無いですもの。

で、少し草臥れ感が出ているカブに跨って思ったことは・・・お互い様だな、でありました。

自分の愛車のカブッチ君は北海道に4回と、沖縄にも一回行っている訳です。
そんだけ走れば乗る方も乗られる方も草臥れが見えて当然と思う訳であります。

しかし、自分のかブッチには内緒ですが、若いのは良いなぁ～乗っていて随所に張りがあるといいますか、弾力を感じるんであります・・・ホント、若いのは良い。

おおっと・・・バイトに行く時刻であります。

椿咲く春なのに～

いや、このタイトルは何度も使っているので控えたかったんですが、どーしてもこれしか無かったのであります。


椿　散る


ライラック　繁


えんどう豆　芽吹く


ネギ　伸びる


玉ねぎ　太る

いや、美しい花は散っても見せるといいますか、私ゃ咲いている椿よりもこちらに惹かれるのでありまして・・・無常であります。

で、えんどう豆はたぶん美味しく食べてくださいと芽生えているとは思えないんであります。
花を咲かせ豆を作るのは子孫を残したい一心と思う訳であります。
が、えんどう豆の不幸は我が家の畑で芽吹いちまったことでありましょう。
豆は、味噌汁で食われるのか、煮物に入れられるのかは定かではありませぬが、きっちりと食われるのでありまして、ここにも無常感は漂うのであります。

ネギも玉ねぎもえんどう豆と一緒であります。
少し違うことといえば、ネギは納豆にも入れられ、玉ねぎはカレーになったりすることでありましょうか?

まっ、いずれ食われる定めを知らずに、春の日差しをいっぱいに浴び、伸びようとしている訳であります。

なんと申しましょうか・・・狭い庭や畑にもたくさんの生の物語がある訳でして、咲き誇る花を愛でつつも儚いものを感じるのであります。

はるのうららの・・・

いや、家の近所にあるのは「一級河川芋沢川」なんですが、農業用水として整備されちまってうららかな流れなんて風情は無いのであります。

春ですねぇ・・・誰がなんといっても覆しようの無い、全くの春であります。

春には出会いが・・・なんて事を宣ったり期待した頃もありましたが、この歳になると出会いよりも別れが多い今日この頃、皆様におかれましてはうららかな春の土曜日、いかがお過ごしでありましょうか❓

まっ、いつもの事ではありますがドーせ大した事はしていないんでしょうけどね。


花桃


紫木蓮


レンギョウ


ユスラウメ


ハナモモ

いや、庭や畑の草取りや肥料まきの序でに写真機を持って撮る訳ですが、手が泥だらけなのでカメラが可哀想とも思う訳です・・・が、天気の加減や時間の制約のある中で撮りたい欲求を満たすとなるとカメラさんにはゴメンして撮るしか無いのであります。

紫木蓮がこれでもかぁ～と勢いよく咲いていた本日、春告げ花とも言われるレンギョウはもう直ぐ終わりであります。

花桃が盛りでユスラウメが終わり。
一見するとどの花も咲き誇って見えますけれども、しっかりと時の流れ、自然の摂理に従っていまして、咲くものと散るものが入れ替わっているのであります。

ここにものの哀れを感じる訳ですけれども、咲いたならば散るのが道理・・・嗚呼、自分もそろそろそっち側の頃合いであるなぁ～・・・なんちゃって。

にわにわにわにわとりが・・・

いや、我が家に鶏はいないんですが朝っぱらから庭に出でいたと云うことで・・・ただそれだけの思いつきのタイトルでありました。

庭が忙しい・・・春の息吹といいますか、息吹きと言ったら龍角散・・・❓

いや、庭の花たちと遊んでいたら自分の脳みそもお花畑になっちまいまして意味不明であります。

動かないことを選択した生き物が植物でありまして・・・まっ、例外も居ますけどね、食虫植物とかは積極的に動きますけどね。

いや、人間の時間の単位では動かないことになってますけど、どんな植物だって日々動いてますけどね。

まっ、歩かないといいますか、飯を食べないといいますか・・・まっ、ナンであれ人間の尺度でいうと動いて見えないのが植物なんですが、今時は違います。

ミリミリと音を立てて成長している訳でして・・・いや、これホントですよ。
よぉ～く聞いてごらんなさいってば・・・植物たちが成長しようと頑張ってるそばで耳を澄ませば・・・ほぉ～ら、聞こえるでしょ❓　成長の音が。

なにっ❓　聞こえない、ですとぉ～❓　言っちゃぁナニですが、あなた様は忙しすぎるんじゃ無いんですか、生活が。

鼻から聴こうとしないと聞こえないもんですからね・・・まっ、いいでしょう。


チューリップ　三姉妹


チューリップ　三兄弟


チューリップ　カップル


チューリップ　一家

チューリップの写真ばかりでつまらないと思ったあなた様は心が貧しい・・・。

これは私のサービスなんですから・・・リップサービス、なんちゃって。