ドゥマゲッティーで見かける車は日本車がほとんどです。
その次に多いのは韓国のKIAが多いかな、と思いますが、トラックタイプをたまに見かける程度です。
KIAは新車のようですが日本車は大部分が中古車だと思います。
車種で言えば、わが愛車もそうですが「スズキキャリー」が断トツだと思います。
これは日本からスクラップと称して3つに切り離して輸入し、専門業社が溶接してつなぎ、左ハンドル仕様に改造して売っているものです。
この街にはベンツ、BMW、ワーゲンなどもありますが、古いものばかりです。
終戦直後の物では?と思わせる程、相当に古いベンツが数台と、新し目の560が1台あります。
BMWは318のひとつ前の型が走っていますが、オーナーは中国系のフィリピン人でした。
フィリピンの自動車もここ3~4年で急速に入れ代わっています。
昔の日本からのポンコツの輸入車は減って来ています。
最近「エミッションテスト」と称して排ガス検査が取り入れられましたのでそんなことも関係があるのかもしれません。
新車は車種にもよりますが、関税がかかる為に日本の2倍位だと聞きました。
パジェロの新型が走っていますが、あれは700~800万もするのでしようか?
カローラはノックダウン製産品らしいです。
カローラの他にトヨタの「TAMALAO」と言うミニバンタイプが現地生産されているそうです。
これは日本では見た事のないフィリピン固有車で、1800ccのガソリンエンジンが乗っています。
マニラ空港のタクシーやダイビングサービスなどでも多く使われています。
フィリピンの車はほとんどミッション車でオートマはまず見られません。
長く乗るので修理しやすいミッション車の方が良いのでしょうね。
この街も車がどんどん新しくなってはいますが、それでもまだまだ珍車・旧車があります。
我が家で30年前に廃車にした三菱ギャランが現役です。
しかし、私の大好きだった旧車2台が先月(2003年2月)ついに引退して姿を見られなくなってしまいました。写真を撮っておいたのですが、実車の走る姿を見られなくなったのは寂しい限りです。
いすゞの消防車とダイハツのオート三輪の消防車の2台が見られなくなり、その代わりに梯子車が一台増えていました。
ダイハツの三輪車をオート三輪と呼んではいけないのかも知れません。
ダイハツの三輪車をオート三輪と呼んではいけないのかも知れません。
オート三輪はマツダ(東洋工業)だけかも知れませんが、わたしはこの車をずっとマツだのオート三輪だとばかり思って信じ込んでいました。
この「南風の便り」を書く為に型式と少しの説明を加えたいと思って調べた所、マツダでは無い事が分かり驚きました。いすゞの方はまだ調べている最中ですが、いすゞの資料は手に入りにくいようで分からずに終わるかも知れません。
ダイハツの車は昭和30年に発売された「CM10T」と言う車だそうです。
ダイハツの車は昭和30年に発売された「CM10T」と言う車だそうです。
ダイハツの三輪はミゼットと言う軽トラタイプの三輪しか頭にありませんでした。
これを機会にフィリピンの旧車、珍車の写真も撮ってみようか、などと思いはじめていますが、さて、そんなに沢山ネタは有るのでしょうか。