じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

南風のたよりNo22

2020-02-08 16:23:25 | 南風の便り
引っ越し・・・何回目?

また・・・引っ越すはめになりました。
私としては別に引っ越したくはないのですが、恐るべしフィリピンの風・・・屋根は飛ぶわ、車はへこむは。
いや、家が壊れた訳では有りません。
ややこしい事情があって引っ越す事になりました。
引っ越し先はBANIRADのとなりのバランガイMANGNAOです。
只今家を新築中です。
新築なんてカッコつけてますが、知ってる人なら大笑いの「バンブ-ハウス」です。
お前、本当にバンブ-ハウスに住めるのか?と問われそうですが、私はほとんど現地の人と違わない生活をしているので、多分大丈夫でしよう。
もはやミネラルウォーターさえ買っていなくて水道水を飲んでいますし、日本食など夢にも見なくなりました。
家が出来上がったら写真を公開しますので、乞う御期待・・・えっ、誰も興味無いですか?
そんな訳で家が完成するまでは日本に居るか、ホテルに泊るか? 
いや、ホテルは宿泊代が大変だろうなんて、そんなでもないのですよ。
バンブ-ハウスが平気の人なら1泊100ペソで十分泊まれます。
部屋は狭いしシャワーとトイレは共同ですが250円で個室に泊れるんですよ。
あっ、部屋にはエアコンもテレビもありませんが。

近所の飯屋

近所の飯屋に可愛い女性がいます。
名前はcinbye 私の撥音だとシンビーです。
この娘が黒いTシャツを着て働いていました。
bombeeおやじはいい歳をしてシンビーにああだこうだと話し掛けるのですが、彼女は忙しくてロクに返事もしてくれません。
と、そんなこんなしていたらシンビーは洗い物かなんかで引っ込んでしまいました。
5分もしない内に白いTシャツに着替えたシンビーが店に出て来ましたので、おやじはまたシンビーに話しかけ始めました。
まず、なんでTシャツを着替えたのかと尋ねたら、着替えてないもん、と答えてきました。
おや、返事したよ・・・びっくりだなぁ、と思いつつ、えっ?着替えてないですとぉー?
(私)シンビー、さっきは黒のTシャツだったじゃないか?
(シンビー)だから着替えてないってばァー・・・。
と、その時もう一人のシンビーが黒いTシャツで現れたからびっくりです。
何てことは無い、彼女らは双児だったのです。
シンビーの妹はcindye 私の撥音ではシンディーです。
フィリピンに双児がいたって不思議でも何でもないのですが、暇を持て余して昼飯時からビールなんか飲んでいたので、からかわれたようでした。
いや、私が気に入ったのは無口なシンビーなんですが話し相手になってくれるのはシンディーだけなので作戦変更ですかね?

ビールと飯

フィリピンの物価はじわじわと上がっています。
とても緩やかですが確実に上がっています。
経済的にも少しづつ伸びていて、10年前に比べれば本当に豊かになったな、と、フィリピン新米の私でさえ思うのであります。
例えばシンビーのいる飯屋でビールを飲むと20ペソ・50円です。
それを店で買ったとすれば、中身は13ペソで32円ですが、空ビンを持って行かなければデポを3ペソ7円取られるので約40円になります。
32円や50円のビールを安いと思うか、高いと思うか、旅行者にとってはどうでも良い金額では有りますが、現地ではそんなに安いとも言えない金額です。
私の好きな飯のおかずに、ヤギ肉の煮込みのカルディレータがありますが、これが一皿20ペソですから、ビール一本はあまり安くはないのです。
例えば、御飯を一皿とヤギの煮込みとパリヤ(ゴーヤ)を一皿で合計で35ペソで食べられます。
今日の相場だと84円です。
一回の食事が84円・・・安いと思いますか?
私はこれにビールを3本いきますので、95ペソで230円になります。
日本人の感覚なら激安ですけど、大の男でも日当が200ペソのフィリピン人にはどーなんでしょうか。

ASIAビール=カールスバーグ?

ASIAビールと言うのがあります。
サンミゲ-ルよりも辛口な切れのある味が私は好きです・・・なんてね、極々最近その存在を知ったのですが。
このビールはラベルにこっそりカールスバーグの文字が書かれていて、味は本場の仕込みである事が伺えます。
そして、なによりもこのビールの存在意義は価格であります。
24本入3ケース買うと1ケースおまけ、なのです。
その結果1本約6ペソになります。
どうですか、しかも味はアサヒ・スーパードライに近い私好みの味とくれば、もう買うしかないのでありますが、如何せん引越しの都合で冷蔵庫は眠っていますので今はシンビーの店のサンミゲ-ルで我慢であります。

金龍と書いてCHINRON

チンロンはガイドブックでも有名な中華料理屋です。
ここの名物は・・・・?はて、何だろうか。
何を食べてもそこそこですが、メイヤンのシュウマイやロサンティのツバメの巣のスープのように、これと言ったトドメを刺すようなメニューは見当たらないのです。
何故こんなに混むんだろうか?そして、地球の迷い方のガイドブックにもしっかりと載るし。
と、悪口を書きましたが、一つだけマトモに金を払えるものが有ります。
それはショーパオ(Siopao)です・・・まあ、肉マンだと思って下さい。
ただし、ピータンに見立てたゆで卵が日本の肉マンとはちょっと違います。
チンロンはドゥマゲッティーで一番の景色の良い、海岸通の並木道沿いにあります。
店の外にカウンターバーのようなスペースが有って、フィリピーナを連れだった不良外人が昼間からビールを飲んでボヤーッと海など眺めていたりします。
すぐ近くのWHY NOTの店先でも飲めるのですが、常連客が常にいるので流しの客はあまり行かないのかも知れません。
で、私はここの硬い止まり木に座ってお尻をずらしながら、ついつい長居をしてしまうのです。
ずーっと座ってビールを飲みながらショーパオが売れる様を見ている内に、ちょっとビックリになって来ました。
店の中からの注文でも出て行きますが、引きも切らずにショーパオを買う客が店頭にやって来るのです。
2つ有る饅頭の蒸し器は常に補充されていて満杯の状態です。
私の勘では1日1000個は売れるでしよう、多分。
1ケ30ペソのショーパオはけして安くは無いと思うのですが、フィリピンの消費構造の奥深さは私には未だに謎であります。

労働と賃金

近所の飯屋のcinbyeは朝7時から働き始めます。
仕事が終わるのは夜の9時です。拘束時間14時間。
しかし飯屋ですから一日中忙しい訳では有りません。
朝の7時から9時まで、11時から午後1時まで。午後5時から7時までの都合6時間は、それこそ冗談を言っても怒られる程忙しいのですが、それ以外は洗い物などが済めば暇です。
暇な時には座って、店の人たちでおしゃべりをしていたり、時には裏で一眠りなんて事も出来るようです。
でもどうですか、14時間の拘束時間も厳しいですが、cinbyeは6月は1日も休みが無いと言っていました。
日本人の若い女性でこの条件で働き続けられる人は少ないのではないかと思います。
来月、7月に一度有る休みを今から楽しみにしています。
cinbyeは地元のカレッジを出ています。
この仕事はテンポラリーと言いながら、パーマネントの仕事に就ける保証は全く無い事を自分でも知っています。
cinbyeの給料は1月2500ペソ、約6300円です。

(20年ほど前に書いたものですので今とは事情がかけ離れています)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山には雪が

2020-02-08 15:44:28 | 日記
いや、今日も昨日も一昨日も寒い日が続く訳でして、これはやっと真っ当な冬が来た感じであります。

今朝の通勤路風景 山の白いところはスキー場

昨日のテレビで語っていましたが、マガンの北帰行がすでに始まっているのだとか。
それは前代未聞的に時期が早いんだそうで・・・と、いうことは、シベリアも寒く無いと、マガンの読みはそういうことかと思うんですが、どーなんでしょうか?

で、自分の通勤経路の田んぼには白鳥が餌を求めて集まるんですが、2月の声を聞いたら日増しに数が減っていまして、白鳥もシベリアに帰っているんでありましょうか?

今日はバイトでありました。
午後2時までの早番なんで3時には帰宅し、コーヒーなどすすりつつニュース記事など見てました。

で、見つけた記事は・・・↓


何と申しましょうか、日本は領土問題を3方面に抱えていると思うんですが、その中でも一番理不尽で「盗られた」と言って良いのが竹島だと思うんであります。

で、盗人が増長していられた原因はアメリカ様だと思うんですが、トランプさんと安倍ちゃんになってからは風向きも変わったように思えますので、ここはひとつ日本国民もマジで全力を出して盗られた島を取り返す算段をするべき時だと思うのであります。

で、日本国政府には国としての、我ら下々には伺い知れない都合や縛りがあるようでして、そう簡単に行動は起こせない様子であります。

と、なれば国民は、上記の記事のように心ある人が揚げた旗のもとに集まって声を上げていくしか手は無いと思うんであります。

なので自分は2月22日の島根県「竹島の日」にスタートするというクラウドファンディングに、微力ながら参加したいと思うのであります。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする