いや、朝起きたら我が家地方は雪景色でしてしかもまだ降っていたのであります。
そーですか、今日は雪の中での植木屋作業でありますかぁ〜って事で朝飯を食いながら覚悟を決めた次第であります。
で、普段は着ないラクダのシャツと股引を履き、地下足袋も裏ボアの冬物にし、上着は厚手のドカジャン(ドカタジャンパー)で身を固めたわけであります。
しかし、天は我に味方したのか、そこはやっぱし普段から積んでいる善行の致すところでして、現場に着く頃には雪は止んでいたのであります。
しかも、我が家地方は山間部で積雪がありましたが街場に雪は無く、大騒ぎするほどの寒さでも無かったのであります。
あれです、今日の現場はその筋からのご紹介で始めて伺ったんですが、最初に概要と料金が言われてまして見積もりも下見もなかったのであります。
が、現場に行ってビックリ!!!
えっ? この庭であのお値段ですかぃ? って事なんですが、悪い方では無く、貰い過ぎでしょ? だったのであります。
で、現場に立ち会った施主さんにご説明申し上げたんですが、いやいやお約束なので、と引かないわけであります。
そーですか、そー言う事なら予定に無かった細かいのも含めて精魂込めてやらせていただきます、って事で作業を開始した次第であります。
とは申しましても鋏むのは3メートル未満のウバメガシと同寸くらいの椿と、これも3メートル程度のサルスベリと2メートル程度の柿でして、しかも庭の条件が良く作業が楽なのであります。
そんなわけで普通にやったら2時間未満ってな作業でしたが、3時間掛けまして、11時半には終わったのでありました。
と、言う事で過分な代金を頂き心苦しい思いを引きずりつつも半日仕事で懐ホカホカ心ウキウキだったのでありますが、まっ、いいでしょう。
でもね、本音を言うと朝は本当に嫌だったんですぜ。
何が悲しくてこの歳で雪の日に脚立に登って木を鋏むのかと、朝の味噌汁を啜りながら窓の外の雪を見ていたんですぜ、なんちゃって。
しかも現場が近かったので帰宅して12時頃でして、インスタントラーメンにライスというお手軽な昼飯を食い一休みしてから道具を片付けた次第であります。
あれです、最近はや畑の野菜を見る暇もなく放っておいたんですが、本日見たらやっぱしキャベツの穴が増えていたのであります。
で、老眼を凝らして葉っぱを見るとこの寒さなのに未だに青虫がいるではありませんか!!!
さらに、大きめなフンが目立ったキャベツの葉っぱを捲ってみたら丸々と太った夜盗虫が居まして摘み出した次第であります。
で、簡易糠床で沢庵を漬けるんで大根を二、三本引き抜き紐で吊るして干しました。
なんと申しましょうか、半日休みとは言えお日様の高いうちに空き時間が取れたのは嬉しい限りであります。
で、いよいよコーヒー片手にパソコンの前に座り、気になっていた原稿を確認しホッとした次第であります。
さて、ここからが本当の自由時間でして久しぶりのAmazon Prime Video鑑賞であります。
いや、何時ものようにアメリカのスパイ・アクション物を探していたら韓国の映画を引き当てたのでありました。
タイトルは「犯罪都市」って刑事ものでありました。
なんと申しましょうか、勧善懲悪の古典的ストーリーで難しい捻りはなく、おっさんスーパー刑事(男前韓流スターでは無い)がベトナムはハノイで暴れ、話が韓国に移り事件を解決するって仕立てでありました。
いや、日本の昭和の時代を彷彿とさせる映像と筋書きが懐かしさを醸し出し私しゃ韓国映画を見直しました。
あれです、分かりやすい展開と結末は後味も良く、本格的残酷バイオレンスの中にもコメディーチックなスパイスがあり娯楽映画として質は高いと思ったのであります。
で、映画を見て言うのもアレなんですが韓国の警察事情ってのが垣間見られるわけでして、日本と同じで銃の無い社会って設定だと思うのであります。
なので刑事が犯人に立ち向かう時にも警棒を手にしており銃は出てこないのでありますが、韓国の実社会もこーなのだろうな、と思った次第であります。
で、警察内部の結束とでも言いますか、一つの班内が纏まってまして、映画の最後のシーンである事件解決の打ち上げがとても人間的で良かったのであります。
いや、映画を見て分かった気になるのはアレですが韓国映画が面白いのは事実でして、なんだか韓国人が良い人に思えてしまった私でありますが、まっ、いいでしょう。
おおっと、お風呂が沸きましたので、んじゃ。
ドラマでも残酷バイオレンスや
カーチェイスなどの描写は
本格的で面白いと思いますし
お金もかかっているなあと思います。
話の筋も幾重にも重層的で
選べば見ごたえありますよ。
そういうのを通して
韓国社会を垣間見るのですが
日本人としては??
という場面もやはりあります。
いや、政治的に嫌韓に傾いたせいで坊主憎くて映画も見ずにいましたが、これはハッキリ言って好きになってしまいました。
そこで思うんですが、こんだけ細やかな描写や表現が可能な民族なのにどーして政治的にはあーもガサツなのか不思議であります・・・なんちゃって。