「居酒屋の戦後史」 ~格差社会は酒文化を衰退させる~ 2016-01-07 | 本 タイトルから著者は「彼」だろうとすぐに推察できる人もいるだろう。 橋本健二君の新著である(彼については2年前にこちらで紹介している)。 居酒屋を通して現代社会を読み解いた前著「居酒屋ほろ酔い考現学」に続いて、今回は居酒屋を通して戦後70年の変遷を振り返っている。 この中で彼は格差社会の拡大による酒文化の衰退に警鐘を鳴らし、「酒を楽しむことは人権の一部」だと提案している。 呑兵衛が思わずニッコリ . . . 本文を読む